Sparkling* 光ってるのどうする?

こんにちは、ウトです。こちらは 以前のBittersweet in NZ の続きです。主に、NZ暮らしでの体験や思いを言葉にして発したくなると綴る私感ブログです。

優しい気持ちを身体で表現してみる

これは 言葉にしておかなければいかんぞ、と思って。

しなしなになってきても綺麗なダリア :)

 

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毎月習慣にしている「プラズマ献血」を、先日もやってきました。
 
この日担当してくれたナースさんは、初めてお会いした方でしたが、
いつものように献血の準備してもらいながら、おしゃべりしていました。
 
 
よく献血予約する時、プラズマにしようか全血にしようか、考えてしまう。
それでも全血だと年に献血できる回数が減るし、
生きていくのに継続的にプラズマが必要な人々のために、プラズマが続いています。
最近の需要の傾向を知って選択するためにも、ナースさんから教えてもらう「感覚」って、私には大事です。相談もできるし。
 
相談の結果、プラズマを続けておいて、全血が不足したら協力お願いの電話がくるから、
しばらくそれでいこうと思います。
 
プラズマ(血しょう)からは、がん患者、外傷や火傷を負った人、妊婦、自己免疫疾患、
血液凝固障害、免疫力の低下した人々を助けるための血液製剤にすることができます。
 
使い勝手が良いというか、用途が広いので、
毎年12%以上プラズマの需要が伸びているとのこと。
 
 
でもNZで献血している人の割合って、献血基準を満たしている人のうち、
4%なんだそうです。
 
たった4%って。
16歳以上の人々、いろいろ諸事情があるのでしょうが、少なすぎませんか?
 
その4%に入ってる私。
 
自分とことんマイナーで少数派だな〜と、心の中で笑いました。
でも主流かどうかなんて私にはちっとも関係ないのだ。
 
もっとみんな献血してくれたらいいのに〜と言うと、
 
全血献血と比べると、プラズマ献血には採血に30〜40分かかって、
そのため血管が安定していないとできないそうで、
誰でもドナーになれるわけじゃないということなのです。
 
私も、両方の腕の血管が安定していれば、もっと回数を増やせるのかもしれないけど(2週間おきとか)、いつも左腕の同じ血管から献血してます。
この血管ちゃんが頼りだ、がんばってくれ。
ちなみにこの日のナースさんも、私と同じく左腕だけOKで、片腕だけの人は結構多いらしい。
 
去年、別のナースさんにお願いして、試しに右腕献血してみたことがあったのですが。
ちょっと血管が安定しなくて「う〜ん、続けてもいいけど大きいあざができちゃうかも」って言われてしまい、いつもの左腕献血に戻したということがありました。
 
それでも、毎晩寝る前にクリームで保湿しているからか、
内側の腕の皮膚が柔らかいので、採血針が入りやすいのだそうです。
特に男性のとか、血管が浮き出てて丈夫そうだけども、皮膚が厚くて採血針が入りにくいこともあるそうで。
 
だから、肌の柔軟性を保つのにBio Oilがおすすめとのこと。
さわやかでほんわかする大好きな香り。
 

私も大好きな香りのBio OilとAlocasia baginda Dragon Scale アロカシア・ドラゴンスケール。本当に竜のウロコみたいな葉。
そのまま利用されるだけじゃなく、製剤も作れて冷凍保存もできるプラズマ。
 
でも私には、献血した次の日に毎回どなたかが使ったっていうお知らせが届いてるから、
保存することもなく、すぐに必要な人が多いんじゃないかな?と伝えたら、
アプリのそのお知らせ機能は知らなかったみたいで、ナースさん喜んでいました。
 
お金では買えないし、ラボで製造できるものでもないから。
 
もっと多くの人が献血してほしいよね!!!って
 
お互いやたら胸がつまるくらい熱くなりながら、そのまま採血したのでした。
 
 
16になるのが待ち遠しかったくらいで。
数十年前に、母が妹を出産時に大量出血して輸血で命を取り止めたことがあったから、お返しをしたかったんですよね。
それに、いつか自分や周りが輸血必要になるかもしれないし、どうなるかわからない。
 
ナースが言うように、ラボで製造できるものでもなくて、
お金では買えないほど貴重で価値がある。
 
「献血をすることはいいことだ」というのはよく知られていることだけど、
そのいいことを実行している人は、実際には少ない。
 
私も、人がどうとか関係なく、例えば友人がやってるから一緒にということじゃなくて、
自分の意思で、ただやりたいからやってる。
 
毎回の赤血球の数字見るのも好きだし、
ナースさん達とのやりとりから体調チェックも兼ねて。
 
「助かって」「生きて」って、ガーっと一念を込めるから、やる度に気分上がる。
 
でも献血ができない人もいるし、注射針が怖い人もいますよね。
 
だから献血だけじゃなくて、それぞれの人ができる、
善い行いと、そこに灯っている善意が、もっともっと広がっていくといいなと思う。
どの地域や国にいても。
 
自分と身内以外にも、優しさを放つことがもっと自然になって増えていけば、
世の中に楽しさが増えていくんじゃないかな。
 
Good vibes only. って言ってるんじゃないのです(それってToxic Positivity になり得るって思うから)。
 
いろいろ困ったことがあるのはわかってるけど、
それでも価値観の軸をどこに置くかってなったら、
なんかわからないけど惹かれて心温かくなるとこがいい。
 
それに、せっかくこの世に命を産み出したのだから、
命がある限り、この世を明るくしようと挑戦はし続けていたい。
小さいようでも私ができることはやりたい。
 
こういうことって、他人にどう思われるかとかって、
とてつもなく関係ないどうでもいいことで。
善意はストレートで良し。
でないと、人生あっという間に終わっちゃう(終わっちゃったら嫌だけど)。
 
やってると気分いいのです、確実に。
 
地味っちゃ地味だけど。
 
もしできたら、ぜひ。
 

すくすく育って天井に届いちゃうな どうにかしなくちゃ
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1月の豪雨災害でダメになった一階部分は、雨の多い冬が来る前には、
ある程度直しておきたかったけど、まだまだ時間かかりそう。
保険会社がてんてこ舞いらしい。
プランBをのろのろと進んでは一時停止。
でも、修復作業には子供の友人達も腕力を貸してくれるというので、ありがたいです。
 
私の周りには、優しさが多い。
 
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Pachypodium geayi パキポディウム  ゲアイー

前に、名前わからなかったけど見初めてお迎えしたトゲのある多肉植物。
トゲはちょっと苦手だけど、かっこいいかわいいスイッチが入ると欲しくなる。
 
 
名前教えてもらって判明。
Pachypodium lamerei パキポディウム ラメレイ 
(Madagascar Palm マダガスカル・パーム)。
 
その後、正しくは、Pachypodium geayi パキポディウム ゲアイー 
だということがわかりました。しかも和名が、「亜阿相界(アアソウカイ)」。 
ああそうかい  って、すごいなー
 

Pachypodium geayi パキポディウム ゲアイー 亜阿相界

深緑の葉の真ん中に、ピンクのラインが入ってかっこいいのです。

 
生き生きしてきて元気に育ってます :) 
 
そのうち8mくらいまで大きくなるって。。。やばい。
 https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d0/Pachypodium_geayi_in_Tsimanampetsotsa%2C_Madagascar.jpg
大きくなるとトゲも少なくなるらしいけども。

 

 
Mr. Dog is Totally Right - Melvins 

www.youtube.com