このところ、わが家でもまわりでも、重なってうれしい知らせが飛び込んでくる。
ありがたいな。
今週は、心配していた親戚からの吉報メールから始まった。
連絡がつかなかったイギリスにいる夫側の親戚Sからだ。
彼によると、ウクライナ人の奥さんTが無事にウクライナを離れ、無事にイギリスに入国できたそうな。
それまで、先月末のロシアのウクライナ侵攻開始以降、Tの安否がわからず、Sからも連絡が来なくなって。
流れてくるアルジャジーラニュースの避難民映像に、映ってるかもしれなくて姿を探す。
持っていたわずかな希望が、最悪かもしれない不安に押しつぶされないように。
平穏を保つための希望に変わっていくのに、長くはかからなかった。
ウクライナがこんなことになるロシア侵攻の前から、10年以上ウクライナ人妻のビザのために闘っていた親戚S。
地元の政治家を巻き込んで協力を得ながら、司法判断に従わない英移民局に対抗してきた年月が(つくづく闘うわがファミリー)、皮肉にもウクライナの惨状で一変したみたいだ。
それにしても、夫とは近しい親戚Sとも連絡が取れなくなって。
もしやコロナか心労で重病なのかと、すごく心配したけど。
実際に確実に無事イギリス入国するまでうかつに打ち明けられないほどに、切迫した状況だったんだろうと思う。
Tにしたら、多くのことを後に残して自分が助かっても素直に喜べないだろうな。
でもとにかく、生きてて本当に良かった。 ほっとした。
もうすぐ、彼女とその夫からたくさんの話を聞けるだろう。
彼女も、これからイギリスで「ウクライナの声」になっていくだろう。
終わって。終わって。早く変わって。