Bittersweet in NZ

こんにちは、ウトです。家族とNZで暮らしています。移住して10年近くは、多くの怒りやフラストレーションを感じていましたが、おかげで行動・経験・学びができて、最近はおだやかな日々がとても増えています。いろんな変化の流れが強いので、大切なのは何か?ということにも向き合っていたい。ここには、体験や感じたことを言葉にしておきたくなった時に綴っています。 Thanks for being here.

NZ重大詐欺捜査局のイーストウィンド捜査、開始。

 
 
先週、クリスマス前に
NZの重大詐欺捜査局、
SFO (The Serious Fraud Office )が
NZイーストウィンドに対する捜査を開始することを
正式に発表しましたね。
 
 
 
この新たな動きは、NZだけではなく日本でも報道されたようです。
 
 

digital.asahi.com

 

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私は、ある方々から「とにかくSFOを動かすように」早い段階から言われて動いていたので
被害にあった方々が途方に暮れてどうしていいかわからない様子だった状況から
ここまでの形になってきたことが、正直にうれしいです。
 
でも、ほっとして気を抜いてはいけません。
 
SFOがサイトで伝えているように
この捜査に関連する情報をお持ちの方は、
eastwind@sfo.govt.nz に情報提供をしましょう。
 
被害に遭った人も、そうでない人、関係なく
「情報を持っている人」
「複雑な関係を捜査関係者にわかるように説明できる人」
ぜひ、SFOに引き続きメールを送ってください。
 
被害に遭った人も、そうでない人も
この年末年始を機に、いろいろ思い出したり整理して
この複雑なケースを理解してもらうために、
「気を緩めずに」SFOに情報を提供しましょう。
 
理解してもらえるように、根気強く
わかってもらえるような説明をしてください。
 
(East Wind Company Ltd 190837)
 
真実はどうなのかわからないけど
トム田中は亡くなったことになっていますから、
彼以外の有力な情報の提供は必要です。
 
FMA(金融サービスアドバイザー)やIAA(移住アドバイザー)は
資格がないのに業務を行うこと違法なのですから、
 
これらの通報は「必須事項」です。絶対にやってくださいね。
 
 
他の方々の提案する行動も、ぜひやってください。
 
いろんな方のおっしゃる
注意事項(かさむ弁護士・通訳・翻訳費用)にも気をつけましょう。
 
行動は一つだけじゃダメなんです。
 
NZ在住の日本人には、
まだEW詐欺問題を知らない・関心がない人もいるのだそうです。
まだまだNZ・日本ともに周知させなければなりません。
 
本当に、騙された人だけが悪いのか?
 
違いますよね?
無関心を貫けば「泣き寝入り」してそのうち風化するだろうと、
忘れてもらおうとする人達がいますよね?
 
NZの売り込み、勧誘、金を落としてもらうのには熱心なのに、
日本人がいざ困ったら、掌返したように「無関心」「見て見ぬふり」。
 
そういう人達の作る環境が、
騙す人たちのメンタルと行為を「常態化」させていったんじゃないですか?
 
トラブルや困った時には、なんらかのサポートをしてくれるのだろうと
思われるような組織が
実際には見て見ぬふりで、ただ「助けを求められても、助けない」ことを露呈した。
 
いつもは日本人を売りにしてるのに、いざ日本人に助けを求められても「助けない」。
 
冷たくない?
汚くない?
日本人ってそんなだったっけ?
 
無視しておけば、この事実がいつまでも隠し通せると思っているのでしょうか?
 
時代の流れはそうはなっていないのに?
 
「被害者の泣き寝入り」を望む人達がいようとも、現実にはその意に反して、
事実の解明のための捜査開始まで、こぎつけられたじゃないですか。
ずっと呼びかけてきて、ここまで来た。
 
だから、
 
情報提供と、
 
この事実を今よりももっと多くの人に拡散して知ってもらうことを
 
手を抜かずに、それぞれができることで、
 
これからも着実に実行していってください。
 
私も、自分ができることをやっていますから。
 
 
がんばりましょう。