どうなんだろう。
日本では、キンモクセイの季節はもう終わってしまったかな。
すごく懐かしい。
キンモクセイの香りは、それはそれは特別な感じがして。
甘くて、せつない。
たまに強烈に、恋しくなることがある。
最後に嗅いだのはたぶん、日本を離れた十数年以上前のことだろうと思う。
前回帰国したのは父の葬儀だったから、本当に日本には帰れてなくて。
だから正直、思い出そうとしているキンモクセイの香りが本当に「それ」なのか曖昧。
もしこれを読んでる人の中に、最近キンモクセイの香りに出会えた人がいたら、
とてもうらやましいです。
本当に。
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私は最近風邪をひいてしまい、毎月やってるプラズマ(血漿)献血を今回はお休みしました。いつもすぐ次の日には、誰かさんのために利用されるというのに申し訳ないのだけど。
滅多に風邪ひかないから、熱もないのに大袈裟にだるい。
いいから休みなよ、という体のサインなのでしょう。
花粉症の人は本当に大変だな気の毒だな、と思いながら回復中です。
回復しながら、またキンモクセイの香りが無性に恋しくなったのでした。
透明愛好家 tomei さんの世界観がとても好きで。
自分の日常とはうんと遠くにある、凛とした清らかさがあって。
日本の美しさを根底に感じます。
心洗われるようでうっとりしてしまいます。