Sparkling* 光ってるのどうする?

こんにちは、ウトです。こちらは 以前のBittersweet in NZ の続きです。主に、NZ暮らしでの体験や思いを言葉にして発したくなると綴る私感ブログです。

家の中の不思議

 
なんだろう? 
 

 

パンっ
 
聞こえた? 
なんかの木が動いたのかな?
 
パンっ
 
やたらでかいね。。。
 
***
 
その音は、下の部屋からだ。
 
今年の1月に起きたサイクロンの豪雨は、広範囲に大きな被害を出した。
よくあるいつものオークランドの暴風雨とは違った激しさで、
10年以上住んでて初めて怖かった。
 
わが家も下の部屋が一部浸水したのだけれど、他の家々よりは被害が少なかったからか、
Aなかなか保険会社が対応してMくれず I 。
延々続くたらい回しとやりとりを乗り切って、やっと金額のことで落ち着ついたら
10ヶ月経っていた。(保険契約打ち切りにしたのは言うまでもなく)
 
なので、その部屋の床はまだ剥き出しのまま。
 
浸水は、家族全員に不評だった古びたカーペットから、
捨てる決心のつかなかったモノたちにも、容赦なく断捨離プレッシャーをかけた。
あれだけ「まだ取っておくの?」という妻のソフト提案をスルーしてきた
夫の書類もターゲットになった。
 
それにしても週末のみの断捨離は、けっこう体力気力を消耗する(言い訳)。
まだ定位置に収まってないモノ達がまとめて床置きされている。
 

 
そして、いつからだったか、
 
パンっ 
 
っていう、巨大どんぐりが弾けたような、
木がパカっと割れたような謎の音が聞こえるようになった。
パンっとパカっ、の間みたいなやつが。
 
そりゃもう日夜問わず、毎日音がする。
 
日中だと木材が動いてるんでしょと気にも留めないんだけど、
夜になって2階のリビングで家族と一緒に聞くと、なんだか不気味。
 
聞こえたよね。。。
何だろう。なんでだろうね。
兄ちゃんが即見に行くが分からずじまい。
 
やっぱり「木」っぽいんだよなあ。
甲虫がひっくり返ってる音かもよ、と夫。
いいねえ、懐かしい。
だとしたら、だいぶ巨大カブトムシだよね(願望)。
 
 
でもさすがに夜は、連続音だと大きな子供たちでもヒヤッとするらしい。
 
「おばけでもいいよ。うちは、じーちゃんもご先祖様たちも守ってくれてるから
大丈夫なんだよ。」と伝える。
 
なんだか、神社や聖地が身近にないのが味気なくて、つい隙あらば言葉にしてしまう。
畏敬の気持ちを持つのは、豊かなことだから。
 
この部屋は、前よりももっとくつろげる多目的スペースに生まれ変わることになってて、
とても楽しみ。
 
日中、その部屋で作業をしてると、運良くフシギ音が鳴ることが。でも見てない時に限って。部屋の中心なのは分かってるからそこを探るけど、音源らしいものがない。
見定めようと、トトロのメイちゃんみたいにじーっと待ってると、よけい音出さない。
粒子性と波動性みたいなことなんだか、よく分からないけど、まあいい。
 
謎は、謎のままのほうが楽しかったりするから。
 
 
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Sierra Nevada - Psychedelic Porn Crumpets

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Illusions of Grandeur - Psychedelic Porn Crumpets

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