Sparkling* 光ってるのどうする?

こんにちは、ウトです。こちらは 以前のBittersweet in NZ の続きです。主に、NZ暮らしでの体験や思いを言葉にして発したくなると綴る私感ブログです。

モンステラ・デリシオーサの水挿し・その後 + NZ新内閣の発表

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Monstera Deliciosa- Propagation in water "5 months later"  
お隣のオーストラリアに、ものすごくかっこいい音楽を作る人たちがいます。
彼らのすばらしく、美しい曲。
 
This is such a beautiful song that I really love. Love from their neighbouring NZ.
 
Psychedelic Porn Crumpets - Denmark / Van Gogh & Gone
 
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Monstera Deliciosa- Propagation in water "5 months later"  
今から5ヶ月前。
ニュージーランドの冬空の下。
犬くんとの散歩中に見つけた立派なモンステラ・デリシオーサ。
その親切な持ち主さんから分けてもらった
モンステラ・デリシオーサ Monstera Deliciosaの7株を、
水挿しして発根するかチャレンジしました。
 
5ヶ月経って、結果は
 
7株すべてが発根して、すくすく成長中!わーーーい!
 
発根率100%!大成功!
 
生育期じゃない冬に水挿し開始したので「一つでも発根すれば大成功」と思ってたので
全部成功して、みんなおりこうさんです。
 
I started to propagate Monstera Deliciosa five months ago, which was the winter's dormant period here in NZ. However, all seven cuttings are growing well with new roots and leaves. So I had a 100% success rate. Great!
 
***
ちなみに、ここNZのオークランドでは、
普通なら気が滅入るほどに雨ザーザーが続く冬なのですが
今年の冬は雨がとても少なくて天気の良い日が多かったので、
リビングの窓際を占領する植物たちはすくすく育っていました。
ただし他の地域のように、オークランドの渇水もとても心配なレベルです。
 

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最小の挿し株「チビ(S)」と 、のんびり屋さんだった最大挿し株の「デカ(L)」。

 
水挿し開始してから、
1ヶ月もかからずに一番初めに発根したのは、一番小さな挿し株のチビ(S)でした。
3〜4ヶ月くらいしてから、
一番最後にやっと発根し始めたのが、一番大きな挿し株のデカ(L)でした。
 
このデカというやつは、他のモンス兄弟が順調に発根してる横で
デカときたら、新しい葉っぱは生やすのに、なっかなか発根しないので心配しました。
 

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スクスク成長する他のモンス兄弟。
 
でもできることといえば、元々ついてた大きな一枚の葉をぐるりとカットして
半分ほどの葉量にして、水を1〜2週間おきに変えるくらい。
 
バタバタしてて時々忘れていると、気づけばニョキッと発根し始めていました。
 
一番上の写真が、一番発根が遅く
お母さんを心配させたけどスクスク育っているデカ(L)です。
 
 
チビ(S)のほうは、挿し株に葉がついていなかったのですが
新しく芽吹いた葉は、うちにあるモンステラ・ボルシギアナにそっくり。
 

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一番手前がチビ(S)で、後ろがモンステラ・ボルシギアナ。
そして順調に育つ、他の「モンス姉さん」と「チビ」の新しい葉は
同じ親株から分けられたのに、穴の空き具合が違います。

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チビ(S)と姉さん

 なんというか、子育てに通じるものをしみじみと感じます。
 
The smallest cutting without any leaves (S) was the first one to grow roots in a month. The largest one (L) was the slowest to root. It took for 3- 4 months. All cuttings had nodes and areal roots. I thought this big one wouldn't make it because the thick brown outer covering of the all aerial roots sloughed off. I've heard it's normal but had me worried. It's a good idea being busy and just forget about it for a while :)
 
 
<どの気根なら発根するの???>
 
モンステラを増やす時、よく「気根はつけたままにしましょう!」ってよく言いますよね。
 
私の場合は、豪快にモンステラ元持ち主からノコギリ使って分けてもらい
水挿し用の容器に入りきらないくらいの豪勢な気根群だったので、
気根を短くカットしなければなりませんでした。
 
この気根、どれが後々「発根する気根」なのか
「芯だけ残して溶けちゃう気根」なのかって
前もってわかる人っているんでしょうか?わかんないよねえ??
 
最初にモンステラを譲ってくれた人も、気根つけて分けてくれたけど
その気根も溶けちゃって、育たなかったんですよね。
 

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どれが育つのかはわからなかった
デカの気根は早いうちから全部溶けて、芯だけになっちゃって。
それから発根全然の気配がなかったから、もうダメかな?と諦めかけてたので
みんなが発根してよかったです。
 
これからもう少し暖かくなって強風の日が減ってきたら、土植えします。
 
水挿し始めた時、
 
そうね。その通りになったね。考えないとね。
 
デカは庭かな。
 
Psychedelic Porn Crumpets - Dezi's Adventure
 
Psychedelic Porn Crumpets - Found God in a Tomato
 
 
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<多様性に富んだ新内閣の誕生>
 
NZでは、先月の総選挙で圧勝したNZ Labour 労働党を率いる
Jacinda Ardern ジャシンダ・アーダーン首相が、今週新内閣を発表しました。

theconversation.com

 

選挙結果が全て出揃うのは、6日になりますが
今国会は過去にないほど多様性に富んでいて、女性議員が47%。
労働党幹部に至っては、女性が53%です。
 
労働党と緑の党からの閣僚は、マオリ族の閣僚が増えて、新内閣の4分の1を占めています。
 
国会議員には、マオリやパシフィカ出身者だけでなく
インド、モルディブ、スリランカ、中国、韓国、
調べたらもっといろんな国がありそうだけど、あちこちからいろいろなのです。
 
特に、マオリ女性として初めての外務大臣に起用された、
Nanaia Mahuta ナナイア・マフタ労働党議員。
 
彼女は、Moko kauaeという伝統的なマオリ女性の施す、あごの刺青を入れているために
国外メディアでも注目されたり、無知な人に侮辱されたりしましたが
とても期待しています。

www.newshub.co.nz

それから、
 LGBTQの議員は、国会全体の10%で他国と比較して最も多いそう。
 
そのレインボー議員の一人である
グラント・ロバートソン Grant Robertson 財務大臣に、私は個人的に
すごく首相代理になってほしかったから、
彼が首相代理になったという新内閣発表を聞いた月曜日は、一日中すっごい大喜びでした:)
首相代理に財務大臣が就くのはよくある事だし。
 
ケルヴィン・デイヴィス Kelvin Davis労働党副党首が、もし仮に首相代理になってしまうと、
彼のマオリとしての声が届きづらくなっちゃう。
マオリとしてやるべきことが山ほどあるから、と本人もそう言って前もって辞退していたし。
元教育者として、子供と犯罪者更生に関わる大臣になっているので、がんばってほしい。
 
他にも新内閣には、なるほどな〜と思う部分がいろいろある。
(内輪話になるので書かないけど)
 
とにかく、すばらしく多様性に富んだ思い切った組閣なので
NZ Labour & Multicultural メンバーとしては、
とてもうれしくてワクワクする知らせでした。
 
今、アメリカ選挙開票のハラハラのせいで、寝られないので
期待と希望でうれしくなる事を、書いておきたくなって。
生きていくのには、希望が必要だから。
 
Now, counting the votes in the US.
 
We need hope to live. As a member of the NZ Labour party and the Multicultural Labour, I am so pleased to have our new cabinet full of diversity for the ongoing crisis and hopeful future!