NZで無資格で長年営業していた、移住コンサルタント会社
イーストウィンドEast Windとその関連会社7社。
経営者だった トム田中=アシカガ・マサトモ社長の
2019年2月の急死以降、
現在も会社は清算中
SFO(Serious Fraud Office 重大不正捜査局)が捜査中です。
社長の死後、次の日に会社をすべて営業停止にし
社員を解雇したという
故社長の妻。
資産を有し、清算人の調査にも対応拒否していたそうで
昨年のうちは、調査協力に拒否していたようです。
その故社長の妻が、今年2020年1月に死去していたことが
掲示板にも書き込みされています。
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イーストウィンド の清算人報告書は、
政府機関 Companies Officeウェブサイトから
会社登録などの情報などと同様に、一般公開されています。
2020年6月17日発行の
6ヶ月ごとの「清算人報告書」から確認できます。
17 June 2020 の Six Monthly Liquidators Report を開くと
“….we(清算人)have been unable to talk with Azalea Tsai(故社長の妻) and can confirm that she passed away in January 2020.”とあり、
2020年1月に死去したことを確認している、ということです。
SFO 重大不正捜査局による捜査開始の発表があったのは
昨年末、2019年12月のことでした。
何があったのでしょうか?
*
トム田中もその妻も、亡くなってしまい
今後の債権回収と重大不正捜査局による捜査には
どのような影響が出るのでしょう。
新型コロナウイルスの影響で、
経済的に厳しい状況にいる人たちの中には
イーストウィンド の債権者、
被害にあった元利用者も、たくさんいらっしゃるのではないかと思います。
イーストウィンド によって財産を失った人たちが
どんな心境でいるのか、今大丈夫だろうか。
心配です。