Bittersweet in NZ

大大大好きな(the) Melvins を聴きながら。NZの大学のイギリス人英語講師の奥さん目線 & NZ移住して3人の子育て後半戦に挑む奮闘記 & NZで元日本人雇用主の永住権取得と同時に不当解雇された体験記などなど。質問などあったら、どうぞ。

うちの犬、近所の犬2匹に襲われた!

わが家の犬くん(2才)は、現在リハビリ中。

 

 

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3月終わりに近所の犬2匹に噛まれて、関節の痛みがまだ取れないのです。
半年以上前のことだけど。

 

 

その同じ月の3月あたまには、予防接種と健康診断で

「すこぶる健康」の太鼓判を獣医さんに押してもらった犬くん。

 

牧羊犬である両親の血を引き継ぎ、

俊敏でボール遊びに目がなく、足も早いので

そのうち庭でフリスビーやアジリティもどきをしてみたいなあ、と

楽しみにしてました。


ところがアクシデントが起きてしまった。

 

飽きちゃうから毎日違う道を歩くのが好きな、犬くんと私。

 

3月終わりのその日も、日課の散歩をしてて
帰り道に、家の近くを歩いていました。

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(痛みなんかちっともなかった頃の犬くん)

 

家近くの大きめ道にある家には、いつもベランダに
Staffy(スタッフォードシャー・ブルテリア)ミックスの犬と、
ラブラドールミックスの犬、2匹がいて
道を歩く犬にも人にも誰にでも吠えていました。

ただあるいてるだけなのにイヤねえ、と見知らぬ人と声かけあったりしたものです。

 

飼い主は日中いないようで、NZの強風が吹こうが、雨が降ろうが
ベランダにいたので、それは気の毒に思っていました。

 

そしてその日、てくてく大きな木製の門が閉まっている
2匹の犬の家の前を通りました。

そしたら、またベランダでいつものように2匹の犬が吠え始めて
ラブミックスがダダダダダダダと階段を駆け下りてきたので、
門は閉まっているはずだけど、

 

急いで通り過ぎようとしたら

 

ラブミックスが門の下をグーーーーーーーッと押して、

門を開けてしまったのです!!!

 

そして、私たちはもう早足で
その家から離れているのに、犬2匹は追いかけてきて
うちの犬に襲いかかって噛みついてきました。

 

吠えてうるさかったのはラブミックスだけど
攻撃的でアルファなのはStaffyミックスの方だった。

 

うちの犬も応戦したがっていたけど、

『NO!!!STOP!!!!』と冷静に、2匹+犬くんを異常興奮させないようにして。


うちの犬を引き離しながら、私の腰から下を犬たちの間に入れようとすると、


どうやら2匹は、狙っているのは人ではなくうちの犬だけだということが

わかったので、

とにかく、うちの犬からしつこい2匹を『NO!!!STOP!!!!』と
懸命に引きはがそうとしました。本当にひっぱがすっていう感じで。

 

お昼だったので、人通りもなく
この間車が2台止まったけど、男性2人とも助けてはくれず、行ってしまいました。やっぱりオークランド….

 

そしたら、Staffyミックスが犬くんにマウンティングし始めて
「ママー!この野郎一発噛ませてくれー」という、犬くんの目が。

 

訴える犬くんのその目に
瞬時にものすごい頭きて、思いっきり足で引きはがして、

やっっっっとのこと、ひっぱがしたら


犬2匹は突然自由を謳歌するように、道路をかけ走って

姿が見えなくなってしまいました。

 

飼い主に大声で声かけるも、やっぱり留守。

 

「ちっちゃい子噛んだら大変だ!!!」と

 

たまたまその日家で仕事してた夫にすぐ電話して、

急いでカウンシル(自治体) の連絡先調べてもらい
2〜3分の上り坂をかけ上がって家に戻りました。

 

噛まれたものの、この時は犬くんも気にせず一緒に普通に走っていました。

 

私は息切らしながら、夫に状況を整理しながら説明し
なかなか担当者につながらないイライラの中、状況を紙に書く夫。

 

そして、担当者に伝えるために、急いで犬の傷の確認。

 

傷は、後ろ足のかかとみたいな「足根関節」というところ左右両方と、
首も噛まれていました。

この時はまだ犬くんは、お父さんとお母さんのバタバタした興奮の中
無邪気な顔をしていました。

 

 

やっと担当者とつながって、状況を説明して
とにかくまだ逃げたままで子供を攻撃したらいけないので、
早く捕まえて欲しいと、お願いしました。

 

すぐに捕獲のためアニマルコントロールの人が向かうとのこと。

 

獣医にも、すぐ連絡したら、今すぐ連れてきて!!!!と。


すぐ連れてってよかった。

傷が小さかったらそのうち治るかなぁと
放っておきがちになりそうだけど、

私たちには見つけられなかった傷を
獣医さんは他にも見つけてくれて、写真を撮り、
注射と抗生物質をくれました。

犬くんがシャイで気弱なのを知っているので、獣医さんも怒っていました。

 

噛まれた首の傷は、首のたるみのおかげで深くならずにすんだのだそう。

 

2才になった頃に、首がブヨブヨたるんできて
次男には「ブヨ」と呼ばれる始末だったのに
ブヨのおかげで助かったね!とみんなで大喜びをしました。

 


家に戻ると、逃げた2匹を捕まえた
アニマルコントロールのオフィサーが家に。噛まれてから2時間が経過していた。

 

アニマルコントロールの車後部に、捕まった2匹がおとなしくしていた。

オフィサーによると、ラブミックスは逃走してすぐ家に戻っていたそうだけど、
Staffyミックスは、近所の猫を襲い瀕死状態にしてしまった。


NZでは

「犬は、いついかなる時でも飼い主の直接管理下にあり
管理敷地内から自由に離れてはならない($3000、約25万円以下の罰金)。」


「飼い犬が攻撃によって与えた損害の責任を負う($3000、約25万円以下の罰金)。」

 

2匹の飼い主は明白な違法行為を犯したので、裁判にかけるため

私の名前で陳述書を作成するとのこと。


また裁判沙汰か…と心でつぶやきつつ。


最近iPad で作成するようになったからまだ慣れてなくてね、と言いながら
オフィサーがその場で、私の証言をタイプするので、
頭で整理しながら、言い残しのないように克明に伝えました。

 

アルファの犬がマウンティングしたと言ったら、
「そうなの?こっちのStaffyはオスで、ラブラドールがメスだよ。」と。


いやもうあの瞬間、銃があったら撃ってたんじゃないかと思うほど
あのしつこさと凶暴さには、本当に頭にきた。

 

うちの犬くんが小型犬だったら、きっと命が危なかった。

あとで襲った猫の方は、1匹の攻撃で瀕死状態になってしまったんだから。


NZの法律では目撃者が攻撃を止めるために、

攻撃する犬を押収したり処分してもいいのだ。

 

作成し終わったら、証言に間違いがないか確認して

iPadにサインをして、陳述書ができました。

 

犬くんの傷の写真と、獣医での治療費請求書の写真も撮って。

 

あとで市の法律担当から連絡が来るので、

治療費はできるだけ相手側に請求するようにとのことでした。

 


でも、この時は治療はすぐ終わるものと思っていて


半年以上も治らないなんて、


これっぽっちも考えてなかった。

 

  

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 こんな小さな傷が、しつこく悪さしようとは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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