Bittersweet in NZ

NZの大学のイギリス人英語講師の奥さん目線 & NZ移住して3人の子育て後半戦に挑む奮闘記 & NZで元日本人雇用主の永住権取得と同時に、不当解雇された体験記などなど

NZ不当解雇体験記3。仕事始まってから、突然の解雇通知まで。

 

元雇用主との初めての話し合いから、年が明けた2013年から仕事が始まりました。
 
元雇用主は、夫との仕事の契約書は作成拒否したものの、
メール文書で仕事内容の詳細を送ってきました。
 
私も夫も特許文書は初めてだったので、何度か開かれた研修会は
日本語の不自由な夫のために、英語で行われました。
 
2013年と2014年の2年間、私たちと元雇用主はとてもいい関係でした。
私と夫の仕事ぶりにとても満足して、会社や仕事にいかに貢献しているか
感謝のメッセージやメールをたくさんもらいました。
 
元雇用主は、特許文書の翻訳文にいつも夫に英語に関する質問をし、
クライアントにも、夫のことを「良質な翻訳文の証明」として宣伝し、
2014年の会社のホームページには、夫のサービスを宣伝していました。
 
 
2013年には、小学校でも元雇用主のジュニア(低学年)のお子さんが
うちの末っ子に懐いてくれて
末っ子のシニア(高学年)のエリアに、ほぼ毎日遊びに来るようになっていました。
 
ただ、シニアのエリアにジュニアの生徒が遊びにいくことに
難色を示す先生がいたので、うちの子とその友達は私がケアするので大丈夫だけども
もし見つかってしまって叱られた場合の元雇用主の子どものフォローを、
彼にはお願いしていました。返事はありませんでしたが。
 
f:id:uto87:20170802095600j:plain
 
2014年の初め、仕事をするようになって1年目に、
私と元雇用主だけのミーティングがありました。
この時元雇用主は、この1年間の会社経営はとても順調だという報告をして、
会計レポートも、収支グラフが右肩上がりになっていました。
 
2013年だけでなく、2014年も元雇用主は
大手移住コンサルタントとのアドバイスを受け
永住権に向けての準備を進めていたので、
夫のことはどうなるのだろうと思いながらも、
はっきりさせないと困るのは元雇用主の方だから、
永住権申請までには、きちんとした形にするのだろうと思っていました。
 
2014年後半の仕事は特に忙しくて、
元雇用主とは最初に会社が好調なら、夫の雇用も考えるとの約束だったので、
そろそろ夫の仕事の報酬の請求をしようか、と考えていました。

 

f:id:uto87:20170802095730j:plain

 
2014年のクリスマス前、多忙だった仕事のスケジュールがやっとひと段落した頃、
元雇用主からメールが来ました。
 
午後3時33分。
 
Authorityも、後の裁決文にわざわざ明記したその時間。
 
それには、
  • 今日移民局から『永住許可のスタンプ』の貼られたパスポートが届いて、NZ永住権許可がおりたという報告。
  • 永住権取得のために従業員になってくれてありがとう、という感謝の言葉。
 
そして、
  • 今まで伝えたことはなかったが、実は2013年の会社業績は悪く2014年はさらに落ち込み、クライアントからの仕事も激減してしまい従業員を雇う余裕がないので、1ヶ月後に私との雇用を終了したい。
 
ちょっと待って?
2013年から2年間、ずっと業績悪かった?
2014年始めには、会社経営は順調って業績報告したよね??
好調な報告書まで見せて。グラフ右肩上がりで。
それは何?
ウソだったってこと???
 
午前中か昼頃にはパスポート手にし、
解雇通告を3時33分に送るまで、数時間。
 
NZ永住権取得のために従業員になってくれてありがとう!
ずっと隠してたけど、本当は会社経営は火の車でした。
今日無事に永住権許可を確認!だからあなたは、クビですよ!と。
 
その数時間の間に、このことを伝える長いメールを書いたのだろうか?
 
いや、すでに計画済みだったんじゃない?