Bittersweet in NZ

こんにちは、ウトです。家族とNZで暮らしています。移住して10年近くは、多くの怒りやフラストレーションを感じていましたが、おかげで行動・経験・学びができて、最近はおだやかな日々がとても増えています。いろんな変化の流れが強いので、大切なのは何か?ということにも向き合っていたい。ここには、体験や感じたことを言葉にしておきたくなった時に綴っています。 Thanks for being here.

光らないビザ。

新しくなったパスポートを、手にした時のこと。
 
あれ?永住ビザのピカピカは、もうついてないんだ。。。
 
ちょっと、さみしい。
 

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久しぶりに見たら「ピカピカ」もっとデカイと思ってたのに、こじんまりだった。
 
その永住ビザステッカーについては
Immigration NZ (移民局)に聞くものだそう。
 
 
そしたらニュージーランドでは、去年から
電子ビザ、eVisaの制度になったんですね。
 
ネットで申請できるのだそうです。
 
 
 
<ビザの移し替えの費用は?>
 
これまでのパスポートに、ビザのラベルがついてても
 
新しいパスポートをeVisaにすると、費用はタダだそう。
 
新しくラベルをつけてもらうのは、いくらかな?とチェックしたら、
 
$130。
 
 
やめやめ。
みんなでおいしいもの食べに行ったほうがいいよね。
 
 
でももし、新しいラベルつけてもらった人がいたら
「ピカピカ」かどうか、教えてください!
 
 
 
<ラベルがなくても、本当に大丈夫なのかな?>
 
eVisaは念のためにプリントアウトしておくようにね、と
移民局の人に言われていた私。
 
先日、日本からNZに戻ってきた時も
パスポートを見せる時に心配だったので
しつこく、プリントしたものを見せてたんだけど
(子供みたいに)
 
担当の人たち、全然見てない感じ。
ラベルがなくても、大丈夫なんだな。
 
 
<2018年で、変わったなあとしみじみ思ったこと>
 
去年も、ニュージーランドにやって来た
いろんな人に会いましたが
 
eVisaになったからなのかもしれないけど
エージェントなしで来て、自分でいろいろやっている、という人が多かったです。
 
しかも、去年出会った来NZの日本人のみなさんは
全員が、エージェントなしで来てました。
 
全員が、っていうのは2018年以前にはなかったから
その変化に、へえ〜と感心しました。
 
 
私たちのビザも昔は、自分たちだけでやったのですが
 
ワーホリも留学もその他も、今はネットで調べて自分で決めるそうです。
英語自信ないけど、eVisaはできた〜っていう人も。
 
そういえば、息子の日本時代の友だちが
大手代理店の語学留学パックみたいのでNZに来た時のこと。
 
語学学校の生徒の半分が日本人で、半分が韓国人だったので
不満爆発の日本人の子たちを、息子の大学の講義に連れて行った
ということもありました。
 
夫の韓国人の生徒さんは、エージェントが韓国にあって
しかも今時、連絡方法が「郵送」なので
やり取りが遅すぎるし、勉強が本当に続けられるのかわからない、と
しょっちゅう心配してたそうです。
そんなとこすぐにでも変えたほうがいいよ、とアドバイスしてたそうですが。
 
私たちもその昔、永住ビザ取るのに
怪しいNZのエージェントに引っかかりそうになったことが。
払った15万円はちゃんと返してもらったけど。
 
どの国の人からも、困った話を聞くから
 
誠実なエージェント選びって、難しい。
 
 
移住エージェントとか弁護士とかその道のプロに、お金出してても
不正につながっちゃうこともあるから。
 
とにかく。
「自分でできそうなことは、自分で」する人が、増えたみたいで
頼もしく感じた2018年でした。
 
 
<入国してからのほうが、大変。>
 
っていう声を、多く聞きます。
 
仕事仲間。
 
旅仲間。
 
勉強仲間。
 
子育て仲間。
 
困った時に、ピンチ回避のアイデア出してくれたり
こうしたいって燃えてるのを、大丈夫だよ!って背中押してくれる
 
「仲間」がいると、
「仲間」を見つけると、うまくいくんじゃないかな。
 
ただでさえ理不尽がふりかかってきやすいから、ニュージーランド暮らしって。
海外暮らしは、とも言いかえられるかもしれないけど。
 
 
「わからないことは、なんでも聞いてね。」って自分はよく人に言うんですが
 
自分で何がわかってないのか、わからない人も多いと思います。
 
気をつけていないと、マズイことにも
気づかないで、スルーしちゃうことも。
 
子育て中だと
自分一人生活よりも、もっとわからないことに遭遇するでしょう。
 
学校なんかは、あれでも説明しているつもりだけど
初めての人には、わからないこといっぱいだと思います。
 
もっと無駄を省いて、ややこしいシステムをやめて
わかりやすく説明すればいいのに
 
学校だけじゃなく、NZ暮らしの中で
「シンプルでいいのに、わざわざ複雑にして悦に浸ってる」現象を
いろんなところで遭遇しませんか?
 
たまに耐えきれなくなって、ついNZ人に訴えることがあるんだけど
すごく同意してくれて
彼らのイライラ話を、ぶちまけてきます。
 
 
トラブル回避の方法を教えたり
これは気をつけておくといいよ、
こういうのは気にしなくて大丈夫だよ、っていうのを
 
新しくやってきた人にも、
もっとシェアしていってあげたらいいのに。
 
それで、それぞれのニュージーランド暮らしが、もっとうまくいったらいいのに。
 
 
普段、子育て仲間とは
NCEAやらCambridge、
IB (International Baccalaureate)のこととか
よく話し合います。
 
どれがいいかは、その子の特性や性格にもよってて。
 
 
それと同じように、トラブルに遭う人にも
いろんな人がいて、解決方法もいろいろある。
 
大多数のやり方が、その人の「困った」に合うとは、限らないわけで。
 
 
これまで
NZでは、幼稚園から大学まで3人の子育てをしてきて
先生とはよく交流をするし、夫も長年教育現場にいるから
実際してきた経験や視点やアイデアが、
自分の中にいっぱいいっぱいつまっています。
 
 
それをご縁があって出会った人に、役立ててもらったり
一緒に考えて、力になることは、とても楽しい。
 
2018年を振り返ると、
誰かのお役に立つことができたことが
やっぱり、うれしかったです。
 
 
お人好しなのを利用されて、裏切られて
お人好しな自分を卑下して、追い詰められたこともあったけど
 
誰かのお役に立てて、やっぱりうれしいから、いいんだこれで。と
思えた2018年でした。
 
 
これからニュージーランドにやってくる人も
がんばりすぎて、疲れてしまっている人も
 
世話好きな人や、仲間をぜひ見つけてほしいです。
 
私を見つけたら、ぜひ声かけてほしいです。
 
まず、話を聞くことは、できるから。
 
これからの2019年も、ご縁のある人たちと
やさしい気持ちを分かち合いながら、暮らしていきたいです。
 
 
 
 
ビザは、光らなくなったけど。
 
海外で暮らすのに
自分で試行錯誤しながらやってもいいし
誠実なエージェントのお世話になってもいいし
味方を探して前進するのでもいいし
 
「ニュージーランド移住」もいろんな方法で
自分に合う方法で、やる人が増えてきて。
 
なんだかいいなぁと
 
しみじみ感じた新しい年の始まりでした。
 
 
 
eVisaでいいのに、ラベルをつけた太っ腹な方へ。
 
そのラベルは、どんなラベルか?ピカピカかなのか?
 
気になるので、ぜひ教えてください!