Bittersweet in NZ

ウトです。(the) Melvins を聴きながら。NZの大学のイギリス人英語講師の奥さん目線 & NZ移住して3人の子育て後半戦に挑む奮闘記 & NZで元日本人雇用主の永住権取得と同時に不当解雇された体験記、息子のAPD(聴覚情報処理障害)との奮闘レポートなどなど。

NZ不当解雇体験記4。突然の解雇通知を受け取って。

<抜けてた体験記3の続きです。>
 
「そうきたか…」
 
元雇用主の特許翻訳家・松野太郎氏が永住ビザ取得したら
私との雇用契約は切るかもしれない。
 
予想していなかったわけではなかった。
 
でも、永住ビザのスタンプが貼られたパスポートを受け取った「その当日」に
切られるとは、思わなかった。
 
でも、この元雇用主は絶対気がついていない。
 
初めて会ったあの日から、私のスイッチが「バチっ」と入っていることを。
 
ビザ取った当日に切るっていう、
こんな「バカなこと」やるなんて。
 
こんなことがわからないなんて、信じられなかった。
 
切ったとたんに、私は動く準備をずっとしてきたのだ。
 
「バチっ」とスイッチが入ったあの時から。
 
 
私は元雇用主の従業員であったけど、
子供同士が同じ学校に通い、同じ地域に暮らし
困った時にはその都度、助け舟をして出してきた
NZで暮らす子育ての先輩ママでもあった。
 
 
10代の終わりから、
私は日本でたくさんの困っている在日外国人の手助けをしてきた。
 
同じように在日外国人がひどい目にあうと手を貸す父を誇りに思い、
人に力を貸すことは自然なことだった。
特に異国の地で困っている人には。
 
だから、海外に暮らす同じ日本人として「まさか裏切ることはないだろう。」と
日本人同士の良心を、私は信じていたいと思っていた。
 
でもそれは見事に、裏切られた。
 
のちに同郷人同士の裏切り行為が、
昔と比べてNZでとても増えているという悲しい現実を知った。
 
それに、会社都合で従業員を解雇する場合は、
従業員を納得させるだけの正当な理由を
雇用主は提示して、納得してもらわないといけない。
 
NZ永住権取得のために従業員になってくれてありがとう!
ずっと隠してたけど、本当は会社経営は火の車でした。
今日無事に永住権許可を確認!
もうあんた必要ないから、クビ!
 
これを「はい。わかりました。」って普通に納得すると思っていたのだろうか?
 

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従業員が解雇を納得しない場合。
 
その場合は納得しない理由を、提示しないといけない。
 
解雇には「正当な理由」がないといけない。
 
2013〜2014年の業績好調の会社経営報告をしてたのに、
解雇理由は、2013〜2014年の業績悪化。
 
2つの正反対の報告のどっちが真実で、どっちがウソ?
 
それにNZ永住ビザ取得のための雇用関係に感謝しておきながら、
永住ビザ取得を確実に確認したその当日に、隠していた業績悪化を突然知らせて解雇。
 
従業員を自らの永住ビザ獲得のためだけに利用した会社経営の
どこが、NZ経済に貢献していると言えるのだろうか?
 
それ以上に、この雇用開始から解雇まで納得できない最大の理由は
夫の専門知識を
会社の良質なサービスの証明としてNZから海外に輸出し続けてきたのに、
一銭も報酬を支払わず、この事実を報告すべき機関に隠したままの会社経営を、
元雇用主も、
大手移住コンサルタントも、
移住専門弁護士も
ビジネスビザ保持の間に「正当な会社経営」をしてきたとして
NZ Immigration 移民局に永住ビザ申請をし、
許可を受けたことだ。
 
元雇用主の永住権への挑戦は、
松野氏がしつこく主張していた私たちへの安定・継続性のある仕事の供給と
両輪だったということを、最初に確認したのに
松野氏は忘れてしまったのだろう。
 

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解雇通知を目にして、私は信じられなかった。
 
裏切られたことが、ではない。
 
「この解雇を納得できない最大の理由」
いくつもの「然るべき機関」で私が今後主張し続けていくことで
 
松野太郎氏自身の家族にどういうことが起きるか、ということを
想像できないことが信じられなかった。
 
ただのお母さんの私でも、はっきりとわかることなのに。
 
自分だけ、あるいはパートナーと大人だけならまだしも、
子供達を抱えていながら、永住ビザ獲得という願望のために
人を利用し、やすやすと裏切る行為の先にあるものが
「見えない」ということが、同じ親として理解できなかった。
 
親として
「欲しいもののためなら、世話になった人を裏切ってでも手に入れなさい。」と
子どもにそう教えるのだろうか。
 
そういう自分の背中を、
子ども達に見せていくのだろうか?
 
このとびきりびっくりさせられた解雇メールは、
クリスマス直前に来たので、関係機関がすぐクリスマス休みに入ってしまって、
従業員の当然の権利であるはずの雇用問題の相談ができないまま、
 
全然楽しくないクリスマスと正月を迎えた。