Bittersweet in NZ

ウトです。NZでもっとみんなに暮らしやすい環境のための社会改革に協力したくてNZ労働党メンバー・多文化メンバーをしている普通のお母さんです。*政治を考える=生活基盤をつくること*NZ高等教育機関でイギリス人英語講師をする夫を支えながら思うこと * 後半期に入ったNZでの3人の子育て*元日本人雇用主の永住権取得と同時に不当解雇されて闘ったこと*子供の聴覚情報処理障害(APD)の改善チャレンジなど、個人的な意見と体験を書いています。(the) Melvins を聴きながら。

イーストウィンド問題に考えさせられる。(3)古い型に、はまらない自由。

 

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<手厚いサポートは、本当に必要か?>
 
*イーストウィンドの提供していたワンストップサービス(無資格)*
 
⑴ 移住ビザコンサルタント
⑵ ファイナンス業務
⑶ 不動産販売及びその管理
⑷ サポートコミュニティ「シタデル」
⑸ 医療通訳
⑹ その他、車の輸入及びメンテナンス
 
「シタデル」という移民サポートコミュニティがあって
話によると会員年間費10万円で
移住後の言葉や生活の手厚いサポートを受けられていたのだそう。
 
移住してから生活に慣れるまで、サポートもしてくれるそうですが
学校選びの時には、学校の周りを見るだけだったとあるお母さんに聞いて
「なんでそんなのにお金払うの〜?」思わず言ってしまいました。
 
学校の周りを見るだけなら、うちの犬と一緒によくやってる(笑)
移住して間もない人からアドバイス受けるより、
私ならもっといろんな経験とコツを、タダで教えられるのに。
 
時々、いろんな国から移住してきた親御さんに、困ってると相談されます。
子育て仲間として、子供の教育や先生との付き合いで役に立つコツとかを
自分なりに伝えています。
 
よく私に会うまで、それは知らなかった!という声があるので
特に子供の教育には戸惑いが多いみたいです。
 
*まずは、家庭内言語が英語でなかったら
とにかくたくさん英語に触れて話すことをできるだけ毎日やるように勧めます。
すごく基本的だけど、わかっていてもやっていない人結構いるんですよね。
海外暮らししてるだけでは、英語できるようにはなりません
 
*それから、いろいろ見たり、親御さん・子供の様子や心配事を聞いて
その家族の状況と性格に合ったやり方やコツ
NZでは黙ってるとスルーされるから、先生との交渉のコツとかも教えてます。
 
気にしなくていいこと、逆に気をつけたほうがいいこと
あんまり難しいこと言ってもできないから、少しづつできるように
夫がいつも生徒を伸ばしている方法も交えて、いろんな視点で
それぞれに合わせて、自分が思うことを自分ならこう動く、というのを伝えます。
 
数ヶ月は時々質問が来るけど、大体なに人であっても
4学期あるうちの2学期分くらいで、大丈夫になってきます。
井戸端会議だから、タダです。別に宗教に勧誘とかもないし。
(人の宗教は気にしないけど、自分は人との間に壁を作るのが嫌で入らないから)
 
年間費払って、1年間も、ホントにそんなにサポートされる必要があるのかな?
来た時かなり英語に自信ない人でも、けっこう自力で大丈夫になっていきますよ。
 
ちょっと大変なトラブルにあって困ってたら、
自分だったらこう動くよ、を教えて(別にやらなくてもいい)
精神的にくじけないように、はげまして
無事トラブルを乗り越えられたら、わーい良かったね!でおしまい。
 
 
自分でがんばって、乗り越えてもらう。
私が代わりにやったら、私に頼る、依存することから抜けづらくなっちゃう。
大人だから、付かず離れずの関係で。
 
自分で問題解決できたら気分がいいし
そのほうが、臨機応変に交渉する力が身につきます。
英語使うことに慣れれば、失敗やミスは「課題やチャレンジ」だから
こなしていくにつれて、力がついていきます。
 
そうして海外暮らしでも、
子供や家族や友人とか大事な人達を、自分で守ることができるように
 
おおむね、至れり尽くせりの日本と比べたら
お金払ったのにちゃんと仕事されない。
大丈夫、って言ったのに、全然大丈夫じゃない。
頼んでおいたのに、その無能ぶりに激怒、
こっちが状況理解してると思って、ちゃんと説明しない(説明下手)とか。
 
理不尽なことが、普通にある国ニュージーランドなので
そこにイヤだけど慣れないと、すごく苦しくなっちゃう。
(私もストレスで、臨月越えに肥えた時期が)
 
だから、ニュージーランドに来てからも
お金払えばちゃんと仕事してくれる
「お願いしますね。」っていったら、おまかせできる
日本では当たり前だったサービスを
NZでも当然のように求めようとするのは、皆無ではないけど難しい。
NZerだってしょっちゅう文句言っているくらいだから。
NZは、日本じゃない。
 
それでも日本のような、安心できるサポートで固めてしまうと、
それが本当にいい人達ならいいけど
そうじゃなかったら、イーストウィンド搾取ネットワークみたいなのに、
いつの間にやら取り込まれてしまいます。
 
今回は社長一人がいなくなっただけで、NZにも日本にもあちこち
搾取ネットワークが、声をひそめて潜んでるじゃないですか。
 
子育て、教育、家族の生活、早期リタイヤ、老後の資金作り、
豊かな自然を求めてとか
人生設計にからめて、あちこちで勧誘しては、
搾取ネットワークにつなげよう
今だってあの手この手で勧誘してるじゃないですか。
 
ものすごい親切で、明るくていい人そうな感じで。
 
本当に誠実で公平なサポートが、あるのかもしれませんが(私は知りません)
その手助けは本当に必要なのか?よく考えてからでもいいと思います。
 
 
イーストウィンドのサポートグループ、シタデルは年間費とってたそうですが
いつでも辞められましたか?
 
国の政治政党ですら、辞めたいときに辞めていいんですよ?
NZ Labourが、ロクでもない政党になったら、辞めていいんです。
 
続けるのは、あくまでも「自分の意思」。
 
それなのに移住アドバイスもない会社のサポートグループが、
いつでも辞められなかったらおかしいじゃないですか?
 
そんな集団から抜けられなくて、モノを売らされたり、タダ働きさせられたり
気づいたら加害者側になっていたり。
 
「自分の意思で辞められない」ことはおかしい
ということに気づかないと。
 
そういうことを人にやらせて、被害者の苦しみをし無視して
平気な人間達が、まだ何事もなかったように、存在しているんですよ。
これからも存在していくんですよ。
 
ネット上でも、笑顔でしたね。
 
 
先日、2年間従業員に対し、
時給6ドル(現在の最低時給17.7ドル)で労働搾取をしていた
製菓会社・ロイヤル ベンガル カフェのベンガル人(NZ市民権保持者)の
オーナー2人が、5人の被害者に対する罪で、有罪判決を受けました。
 
 
入国したとたんパスポートを没収された上、低賃金で休日もなく長時間働かされ
 
「過労で死んでしまうかもしれない。」
「母国バングラデッシュでも、こんなに長時間労働をすることはない。」
というほどの過酷さだったそうです。
 
それなのに雇用主は、
「(過労死の可能性について)まったく大げさな表現だ。」と反論。
「似たような労働搾取のケースに比べて、彼ら労働者の生活環境は
ずっとマシだった。」とも。
また、法廷でも自責の念を表すこともしなかったそうです。
 
しかし裁判官は、
「労働者への搾取は計画的に行われ、主に自分のコミュニティの人々を自分勝手に誤魔化し、厚かましいほどの行為であった。」として
労働搾取、ビザ条件違反の幇助、移民局に対し虚偽と誤解を招く情報提供をしたことで
2人の雇用主にそれぞれ、4年5ヶ月と、2年6ヶ月の禁固刑を言い渡しました。
 
 
被害にあった5人の元従業員は
パスポートを奪われて支配されていたことを、勇気を持って警察に通報をし
自分達を苦しめた搾取者を、有罪にしました。
 
5人の勇気と、支援者達によって、搾取者を有罪にしたのです。
 
移民局の責任者達は、この結果に
「労働搾取は、被害者の尊厳の侵害である。」
 
「移民搾取は人権を侵害し、法律を遵守しようとする国の多数のビジネスに
不平等な環境を生む嫌悪すべき行為である。」
 
「これらの問題に関心を集め、裁判を通して追求し続けた被害者の意思の強さに感謝します。」
 
今回の判決は、裁判所が搾取は重大な犯罪であると明確に示したものであり、搾取は、ニュージーランド社会にいらない犯罪行為である。」と述べ、司法の判断を歓迎しました。
 
 
この判決からもわかるように
イーストウィンドとその関係者達から受けた、被害者の精神的金銭的損害も
加害者側が判断するものではなく、
被害者が訴えることで違法性が認められる可能性があるのです。
 
証拠が揃えられたら、苦情として訴えることもできるのです。
 
 
だから
イーストウィンドのその関係者から、被害を受けたみなさん。
 
だめ元でいいじゃないですか。
 
バングラデッシュの被害者達のように、勇気を出して
被害を訴えてください。

www.sfo.govt.nz

 

uto87.hatenablog.com

 

移住詐欺、ビザ奴隷で
つらい思いした人もいるのですよね?
 
5人の訴えで、有罪にできた。
「死ぬかもしれないほど」は働かされていないのであれば
もう少し被害者が集まったら、違法性を強く訴えられる?
 
このまま黙って、お墓に持っていっても、後悔するんじゃないですか?
 
言葉にして綴ってみることはできませんか?
 
そして、新たに被害者が出ないように、あなたの体験を広く伝えてほしいです。
 
どのようにあなたの尊厳は、踏みにじられたのですか?
 
私が訴えを起こした時、勝ち負けは考えていませんでした。弁護士もいなかったし。
逆に、国に「あなたの精神的苦痛は、大したものじゃない」と
あしらわれると思っていました。
 
全力は出す。証拠も山のようにある。
でも負け戦に、独りで行くような気持ちでした。
 
ところが。
予想外なことに、Employment Relations Authority(ERA)での審判で
ERAがすごく知りたがっていたことは
元雇用主の松野太郎氏の子供とうちの子の同じ小学校での関係でした。
 
当時、松野氏の子は、低学年で学校に慣れていないようで
一人で遊んでいることがよくあって
雇用関係が始まってすぐに、うちの子の高学年エリアに
毎日来て、遊ぶようになりました。
 
松野氏の子はまだ小さくて、やんちゃだったので
うちの子とその友人達が一緒に、怪我しないように
そして学校に慣れるように、見守りながら毎日遊んであげていた。
よく「お腹すいた、それちょうだい!」というその子に、おやつを分けたりしながら。
私は、うちの子と友人達に負担になっていないか、話して気を配りながら、
そのお母さん達にも度々理解を得ながら見守る、ということが、丸々一年続きました。
 
当時仕事していた松野氏には、そのことを伝えていた。
というのも、低学年の先生に、高学年エリアで生徒が遊ぶのを
禁止していた先生がいたので
もしあの子が叱られてしまったら、フォローしてあげてほしい、とお願いするために。
 
でも、そのお願いは(やり取りの証拠は残っているが)すっかり無視。
それはいいとして、
1年間怪我しないように遊んでくれていた、うちの子の友人達とそのお母さん達に対し
自分の子が1年間面倒見てもらったのに、父親として「ありがとう」の一言もなかったことは、ERAの追及の前で、話さなければならなかった。
 
そして元雇用主の松野太郎氏の行為は、不当解雇であるという違法判断がされると
この人は、人と国を裏切ることが平気でできる人なので
今度はその周りの友人達に、新たな被害者が出ないように。。。と私は心配した。
 
ところが、周りの友人達も生活するコミュニティも
裏切り行為が苦にならない搾取集団だったのだ。
笑っちゃう。
 
この搾取コミュニティが、松野氏を守るのであれば
私の関心も、「そこ」に向かうというのに。
 
このブログで公開する前に、
多くのNZ人や日本人以外の移民に、私の経験をすでに広めていた。
 
松野氏に対する反応は、
「人でなし」
「そんな移民はこの国に必要ない」
「この人物が移住してきて、NZに何の得があるのか?」
 
松野氏も被害者かもしれない、という意見は
移民を受け入れる側からはまったくなかった。
 
そう思う移民の意識は、移民受け入れ側の現地の国民のとは
かけ離れているようだ。
 
移民じゃないNZerだって、
「NZに必要・有益な人材の基準」を正当に満たしてないのに
永住権を得ている移民の存在を、ちゃんと知っています。
 
その移民達のせいで、正攻法で移住して社会に貢献している移民まで
一まとめにされて
社会の不公平の大きな要因のように思われてしまっている。現在でも。
 
主に生活に苦労している層は、仕事を取られていると感じ
移民受け入れの規制強化の声を上げています。
 
それは当然、差別感情に根強く繋がってしまっているし
OECD加盟国中2番目、という「いじめの多い国」の社会の一因になっている。
 
大人から子供へ差別感情は広がって
社会になじもうとしないで、母国のコミュニティで固まっている集団の影響で
学校では、移民の生徒へのからかい、いじめの引き金になるのです。
 
不正行為、あるいは優遇されすぎた基準での移住が、どれだけ悪影響を与え
アジア移民とその子供への、偏見、いじめ、
人種差別をなくそうとする活動の妨げになっているか。
 
 
もうビザ申請はネットでできるようになってきてるし、
情報もネットや、現地で周りの人にいろいろ聞いたらいいんです。
初対面でも、家族の悩みまで教えてくれる人もいますよ(^^)
たくさん聞いたら、わかってくる。
 
いろいろやって、暮らしの中の「自分のお気に入り」を作ればいい。
 
他人のオススメ(利害関係)を寄せ集めたものが、自分に合うとは限らないでしょう?
イーストウィンド関連でできたその寄せ集めは、
これからもパッケージ変えて、続きますよ。
 
だから、一人でも多くの移民が、
良し悪しを判断できる力をつけることが、すごく大事だと思います。
 
せっかく海外暮らししてるのだから、いろんな関係を作って
「それおかしくない?」と気づいてくれる人達を持つようにして
限られたコミュニティに、こもらない。
 
年月が経って気がついたら、日本人グループしか居場所がない、なんて
淋しくないですか?
 
どうしても
自分は万全な生活サポートがないと不安で不安で、という人は仕方ありません。
 
もし、日本が窮屈さがイヤで、日本を離れた(離れる)のだとしたら
また海外で、日本コミュニティに頼ろうとするのが
私にはよくわからない。
わからないけど、それは本人が決めること。本人の自由。
それがいい人は、自信を持って、そうすればいい。
ただ閉じ込められないようにね、と思うだけ。
 
家族で来ているんだったら
子供達のことは、「子供だから自力で大丈夫だろう」と思って
未知の環境に送り込んでいるんですよね?
 
だったら、大人が子供の倍以上「自力で乗り切っている姿」を
行動で見せる必要があるんじゃないですか?言葉じゃなくて。
子供だけにがんばらせるなんて、ずるいですよ。
  
搾取集団がカモにしなかった人間に、なればいい。
 
騙されないように、
詐欺にあわないように
人としての尊厳を、踏みにじられないように。
 
時代はこれからもっと、多様化してきて
移民にしても、考え方や方法がいろいろあって、
ありきたりの既存方法に頼らなくていい。
 
もっと、みんな、自由になってもいいじゃないですか。
 
そんな必要以上に、他人に依存しなくても
 
もっと自分の中の力を信じても、大丈夫じゃないですか?
 
注:ここで言う「大丈夫」は、
自力でやっていける人を見送ってきた経験上で言ってる、大丈夫、ですよ。
 
 
 
 

イーストウィンド問題に考えさせられる。(2)「子供だから大丈夫」の思い込み。

 

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業務停止中のNZオークランドの移住エージェント会社、
EAST WIND イーストウィンド
 
その死亡報告が出された社長、故田中氏のブログには、
自身のお子さんのが自閉症だけど、
みんなと一緒に普通の学校に通っているというエピソードを載せていて
それが日本にいる、障がいのある子のいる家族の興味を引くらしいですね。
 
自閉症・発達障害・自閉症スペクトラム(ASD)・アスペルガー症候群
・高機能自閉症・広汎性発達障害(PDD)・ADHD・学習障害(LD)などを持つ
あるいは持っているかもしれない子の家族が
「ニュージーランドでならうちの子も一般の学校に通えるのでは?」と
考えるのでしょう。
 
でも2016年には、
オークランド大学イギリス人教授の、自閉症の子供の居住権申請が却下されたので
NZを去ることになった、というニュースがありました。
この教授が、当時の前National 国民党政権下の移民局の判断に、
不満だったのは当然でしょう。
 
でも、2008年から2017年10月までの9年間、
前国民党政権は、医療費・教育費を大幅に削減したため
 
 
実際にどんな症状なら、NZが受け入れ可能な健康状態の基準をクリアするのかは
その都度調べる必要があるし、明確な障害の診断がつかない場合もあるでしょう。
 
診断がはっきりしなくても
人とのコミュニケーションが苦手だったりして
日本(母国)の学校になじめなくて、海外でならどうだろうか?と
家族として考えることもあると思います。
 
イーストウィンドと関連会社に限らず
他の留学エージェントにも言えることですが
故田中氏は、自分の子が通常の学校に通ったことに関して、
 
留学する子供を実際にサポートする学校内のクラス環境、
特にサポートを任される生徒に関する、詳しい説明をしていましたか?
 
障害のある子をサポートするのは、専門家だけではありません。
学校だけでもありません。
 
一番サポートしているのは、毎日の学校生活でサポートする担任と教科の先生達と、
サポート係を任されるクラスメイトの生徒です。
学齢によっては、その生徒の親もそうです。
 
留学してきた一人の子に何人もサポートする関係が生まれること
その人達のことまで、故田中氏も移住サポーターも、ていねいに説明していましたか?
 
 
日本だったら学校と先生の「大丈夫」の言葉だけじゃなく、
クラスの雰囲気も他の生徒達の気性もきめ細かく、親は確認しませんか?
 
子供のために、大事なことですよね?
 
 
学校内で、大人の目の届かない場での「実際の生徒達の態度」を知りもしない
「外国人」の大人達の言う「大丈夫」を、そんなに簡単に信じてしまうのでしょうか?
大事なわが子の環境選びは、それで大丈夫なのですか?
 
 
その状況を熟知しない人に「大丈夫」と言うのは簡単です。
だってその人が理解してることに、プラスαつけて
「大丈夫」って信じさせればいいんだから。
 
だけど、本当に誠実に「大丈夫」と言う人もいます。
 
「真実の大丈夫」と「ニセの大丈夫」。玉石混交。
ニセの大丈夫言う人も、すごくいい人のフリしてるからいい人に見える。
違いがちゃんとわかりますか?
 
ニュージーランドの学校が、
あたかも障がいのある子にとってサポート体制の整った環境であるかのように
もし、故田中氏が障がいのある子の親として、
一方向からしか語っていなかったとしたら
彼は事実を知らなかったのかもしれないけど、まったく事実を伝えていません。
 
なぜかというと、
わが家の子供達はみんなこれまでサポートする側をやってきたからです。
そして同時に私は、日本以外では学習障害の一つである
聴覚情報処理障害(APD)を持つ子の親でもあるからです。
 
障がいのある子の親御さんが、NZでサポートを受ける側の視点だけでなく
障害のある子の親の一人として、
サポートする側の実体験を参考にしてほしいと思います。
 
留学させることが、子供の可能性を広げることになるのか
あるいは、泳げない子を大海原に放り込むような行為なのか?
それぞれの家庭がよく考えてほしいと、思うのです。
 
 
たいてい、英語がまだ不自由な移民の生徒が来ると、クラスの生徒がサポートします。
ESOL以外の授業は一般の生徒と一緒の授業なので、先生の説明で理解できない生徒を
サポート係の生徒が説明します。
 
でも中には、いつまでたってもサポート役を頼ってしまう、
英語習得したくない子もいます。
 
移住がホントはイヤだった、
ネイティブとのありすぎる差に諦めて無気力、
劣等感を持っている、とかで。
 
頼られすぎるサポート役の生徒の勉強や成績に、支障が出るほどになると
先生と相談してサポート役をはずれます。
 
でも学校は、ケアできる教育環境が整っていないのに、
英語ができないことに加えて、人との関わりが苦手だったりする生徒を
受け入れることはよくあります。
 
例えば、夫が受け持ったクラスの初日。
教室に入ると、英語と母国語の二人の通訳者がついている、
耳の聞こえない難民の生徒が一人いました。
驚いたものの、夫は臨機応変に授業内容と進行を変えました。
こんな風に、学校側は前もって教師に伝えないことなんかザラにあるのです。
 
同国の移住サポーターには絶対会いたくないからと
他の階に行きたくても行けずに、廊下で必死に隠れ続けている、成人している生徒を
不安を取り除くために、別のサポーターのところへ連れて行ったり。
 
本当は家族サポートが必要なのに、親が手に負えないから、
海外に送っているんじゃないか?と、
先生達に思われているような、単独でやってくる留学生もいます。
 
 
ある時、息子のクラスであった、一番わかりやすい体験。
 
移住してきたばかりで、英語の不自由な生徒が
同じクラスのうちの息子となら落ち着いて話ができる、というので
息子は先生からサポートを頼まれました。
 
もちろん困っているのを手伝うのは当然なので、
息子自身も移住したばかりでしたが引き受けました。
 
でも、ちょっと様子がおかしいぞ?と感じたのはすぐのこと。
 
息子以外とは、どの先生ともクラスメイトとも話したがらないその子。
その子と先生が意思疎通ができなかったり、困ったことがあるたびに、
息子が体育してようがテストしてようが、担任の先生だけでなくヘルパーの先生も、
1日に何度も息子を呼び出すようになりました。
 
しょっちゅう息子の勉強が中断されます。
それは、最初の1年間は毎日、2年目には2、3日おきに続きました。
 
学校も先生も、その子と意思疎通ができないので、息子に丸投げ状態でした。
 
呼び出しによって、学校の勉強がとぎれとぎれになるので
当然、息子は自分の勉強が思うようにできず、
英語だけでなく、他の勉強も周りのみんなに追いつこうと焦って、
毎日夜遅くまで勉強していました。
 
勉強に支障が出るほど、毎日何度も呼び出されるのは多すぎる、
どうにかしてもらいたいと、親子で先生とも何度も話し合いました。
 
でもいつも
「大変すぎるのだったら、サポートをやめてもいい。『だけど….』」
おしまいに何度も『だけど….』と口ごもる先生。
先生もとても困っているのは、私達親子にも、わかっていました。
 
誤解のないようにはっきりしておきますが、
その子やその親御さんのことをどうこう言っているのではないんです。
 
学校はいろんな生徒を引き受けるけれど、
実際に受け持つ先生もヘルパーの先生も、
その生徒とコミュニケーション取れなくて、対応できない。
 
移民を受け入れるNZの全国すべての教育現場が
生徒のすべての「多様性」に、対応できているわけではない、
という事実を知ってほしいんです。
誰かの善意、誰かの無理に頼らないと、実はやっていけてない教育現場がある、と
いうことを。
 
今でも、特別ケアが必要な生徒への支援と専門教員の数が圧倒的に足りないと、
教育現場で問題が続いています。これはネイティブの生徒に対してです。
 
英語のできない特別ケアの必要な生徒になると、もっと足りないはずです。
 
OECD加盟国36カ国中で、
いじめ発生率の高さが2番目に多いのです。
ワースト1は、ラトビア。
でも移民の子が言葉でいじめられても、母国語で言われているわけじゃないから
それほど傷つかないだろうし、気づかないフリすればいい、という生徒もいます。
移民の子がいじめられても、なかなか注目されません。
 
イギリス人友人の家族は
子供へのいじめを学校に訴えても
「うちの対応がイヤなら、転校してくれて結構です。」と言われて
転校せざるを得ませんでした。
 
日本の学校でも、いいとこ悪いとこあるように
NZの学校も、例外なくいいとこ悪いとこあるのです。
 
<「大丈夫」が、大丈夫じゃなくなったら、どうする?>
 
日本は合っていないみたいだから
ニュージーランドに何かを求めて、やって来たり、つながりを持つようになる。
 
いい国だと言われて、
子供のためと信じて、選んだ海外の学校で
思いがけず、成長につまづいたらどうしますか?
 
誰かに言われた「大丈夫」が「大丈夫じゃなくなった」時に、
先陣切って子供を守れますか?
 
昔はよく「英語ができなくても、移住した」話があって、人気ありました。
守るべき大切な人がいなければ、可能かも。
海外移住すると、自然に英語が話せるようになると、今も思われてるかもしれません。
 
主に話す英語はHelloとThank youだけで、何年も暮らしていけている人
ほとんど自分の国のコミュニティとの交流しかなくて、
英語で意思表示が10年20年いてもできない人が、たくさんいます。
 
英語ができなくても、ただ暮らすことはできます。外国人としてほっとかれるから。
大丈夫って学校に言われるから、大丈夫だろうと、安心しながら。
(特に何も言ってこない移民家族は、学校にとって都合がいいし「日本人の親は夢見てる、ファンタジーの中にいる」と指摘されたりしますが。)
 
でも、NZで英語ができないということは
自分だけでなく大切な人に、いざ何かあった時に
守れない、助けることもできない、ということです。
 
英語ができないということは、「無力」だということではないですか?
 
英語ができなくても、誰かにサポートしてもらって
英語ができなくても、なんとかなってる状況が続くのは
本当は、危ないことなんだと思うんです。
 
その人を無力化させているんだから。
 
無力化させて、都合よく利用する。
 
それから。
言葉ができなくて、同じ国の人と固まっているアジア人の親集団のことを
学校で生徒達が、軽蔑しバカにしていることを、ちゃんと知っていますか?
 
そういう大人達の影響で、アジア人の子供達もバカにされたり
いじめにあうことを。
 
気づいていないフリして、黙っているアジア移民の子供達のことを
ちゃんと知っていますか?
 
この状況を変えられませんか?
アジア人移民はいつまで、バカにされる対象にならなければいけないのですか?
 
 
<わが家で、「大丈夫じゃなくなった」時>
 
息子には、聴覚情報処理障害
APD(またはCAPD、Central Auditory Processing Disorder)があります。
APDは最近日本でも、症状を自覚する声が増えているようです。
 「人の話が音として聞こえるけど、言葉として聴き取りづらい・理解しづらい。」
原因に先天性や、中耳炎が原因の後天性があります。
 
このブログでは、
息子本人が「Disorder障害は、自分にとっては『害』だ。」と言っているので
障がいではなく、障害と表記しています。
 
ちなみに、息子のが中耳炎が原因だろうとされるのは、
APDの脳訓練が、先天性の場合より、
効果が出るのに時間がかかっているからだそうです。
(中耳炎になると、脳の情報処理能力の聞き耳を変えてしまうので)
ということは。
先天性の人の場合、もっと早く脳訓練の効果が出るかも?ということですよね(^^)
 
APDとの奮闘も書いているので気になる人は、たどって読んでみてください。
経過のUPもするようにします。 
 
APDは聴き取りが悪いので、注意力散漫に見えるADHDと
読み書きに問題を抱えやすいので、学習障害のディスレクシアと、
混同されやすいなぁと感じます。
特に、薬の効かないAPDですが、ADHDでは薬物療法もあるので、
誤診されないように、的確に診断される必要があります。
 
息子は、高校生の時に、しつこい咳が続いて重い中耳炎になり、
ずっとプールの中にいるような聴こえ方のまま、3年半治療に費やした後に
APDと診断されました。
 
この時、高校卒業まで1年ちょっと。
APDへの対処をしながら試験を受けて、
大学入学資格を無事に取得できるまで、たった1年しかありませんでした。
 
たった1年で、どうにかしないといけない私は、焦りました。
 
私がしたこと。
  1. 中耳炎がなかなか治らず、手術後も、かかりつけ医(GP)と耳鼻咽喉科専門医を行ったり来たり3年半。
  2. 聴覚訓練士にAPDの可能性を指摘されて、専門機関でAPDと診断される。
  3. 年少時から(先天性)の症状ではなく、成長した生徒の障害には、国の支援が受けられず効果的な対応ができないことがわかり、当時労働党党首だったジャシンダ・アーダーン現NZ首相に、直談判しに行く。
  4. 対応を確実にするために他の発達障害がないか診断するため、教育心理学者を大急ぎで探す。
  5. 教育心理学の診断を受ける。
  6. APDに関する研究論文(圧倒的に日本のは少ないので、英語)を数多く読んで勉強し、対処治療法を探す。
  7. 時々、息子の周りで過ごすことの多い彼の友人達に負担になっていないか?話し、疑問などに学んだことから教える。(それまでにきれいごとだけでない話ができる友達のお母さんとして、話しやすい関係を作っておく)
  8. 音楽療法を使って、教育指導する別のAPD専門家を見つける。
  9. 善意ある遠隔マイク補聴器の寄付があり、授業内で効果的な脳訓練ができるように。のちに学校で他のAPD生徒が利用できるように、APD専門機関と学校と先生6人と息子本人に協力を持ちかけ、学校内での効果的な脳訓練のプロジェクトを作る。無事に終えて学校を卒業し、脳訓練を続けながら希望の進路へ進む。 
 
イギリス人の旦那がやったのでは?
いいえ違います。夫は、読んでほしい論文も疲れて読めなかったので、
奥さんに任せっきりです。
 
APDなどの専門医は自費で、診察費も高くゆっくり治療する時間がない。
研究論文を頭に入れておくことはもちろん
研究からの質問することでさらに知識を増やして、限られたミーティング内で
より多く決断をする必要がありました。
そういうわけで大事な判断にも夫は、本人と私に任せてくれていました。
 
***
 
もし、大丈夫だと思っていたことが、うまくいかなくなったり
突然とダブルが起きて、プランBに進まざるを得なくなったら
 
頼りにしていた人や
移住サポーターや留学サポーターは、ここまで対応してくれるでしょうか?
 
サポーターは、聞くところによると何人も生徒を抱えています。
はたして、ここまでやってくれるでしょうか?
 
 3番目のは、やらなくていいとしても
他のことは、日本でだったら親としてやるような通常の行動ですよね。
 
 もし、医療通訳がずっと必要だったら、すっごい通訳費用と時間もかかってしまう。
 
 海外であろうと、子供に何かあったら、日本で対応するのと同じように
親が先陣切って、既存のやり方でなくても対応する必要に迫られる場合があります。
 
発達障害や学習障害の子を持つ、NZerやヨーロッパのママ友達が多くいます。
 
これらのママパパ友達は、私よりもずっと長い間、
子供の障害自体と教育環境の不備に悩み、学校や教育制度と闘ってきました。
そばで、支える親の方が倒れないように、悩みを聞いてきました。
 
似たような症状があって、さらに文化と言語に不慣れな子供が
海外から留学してくる状況を、とても心配しています。
 
海外で子供を育てる、留学させる前に、
もしうまくいかなかった時
自分がどう対応するか、対応できるか?も
考えてあげてほしいのです。
 
放っておかれてそれがいい子供もいる、でもそうじゃない子もいるから。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

イーストウィンド問題に考えさせられる(1)裏切りネットワーク、迷惑なんですけど。

 

 
このブログにも非公開コメントで被害の声が届く
業務停止中のNZオークランドの移住エージェント会社、
 
EAST WIND イーストウィンド。
 
イーストウィンド(NZ)情報掲示板への利用者の書き込みをよく読んで
どういう会社だったのか?
故田中社長とその関係者達が蝕んでいった
被害者達はNZにも日本にも存在している現実
知ってください。
 

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*無資格で、勧誘していた投資案件*
 
<今年2019年1月25日付で募集していた「グループ定期預金」>
 
5000ドルから。でも1年まで(金利1.50%)しか扱っていません。
 
10,000ドルからだと、3年6.5%・4年7%・5年9%。
中途解約はできません。
1999年から、NZ在住の利用者は述べ2000人だそう。
 
 
 
<2019年1月付のランドバンキング募集>
 
4年間運用
最低投資額:75万NZドル又は50万NZドル(諸条件あり)
運用利回り:確約配当年間7%、投資満期時に最大10%の利益分配(確約ではない)
  
<2019年4月2日付?のワーテルロー資産運用>
 
日本円で1000万円以上から申し込み。
運用配当率 1年: 8% 2年: 10% 3年: 12%
 
為替変動に応じて、「日本円→ニュージーランドドル」、
そして「ニュージーランドドル→日本円」を繰り返し、
運用からおよそ 4 ヶ月で、利益率 21.55% が可能 。
 
『限りなくゼロに近いリスク』だそうで。
 
 
『限りなくゼロに近いリスク』???
 
投資資金・預金の行方が分からなくて困っている被害者達は
今、そのリスクで困ってますけど?
元スタッフも関係者も説明してくれないんですね?
 
 
このまま何もなかったように、あちこちらで息を潜める
イーストウィンド商法の継承者達。
 
いい人の仮面を被り、これからも
明るい笑顔で新たなにターゲット近づいていくでしょう。
 
***
 
故トム田中社長の会社、ベスト・インベスト社(現在、会社生産手続中)の主催した
2014年のNZ投資誘致セミナーのパンフレットには
 
 
  • NZ貿易経済促進庁
  • NZ移民局
  • NZ政府観光局
  •  ニュージーランド銀行 に加えて
  • イーストウィンド
  • イーストウィンド提携の弁護士事務所
  • イーストウィンド提携の会計事務所
 のロゴがあります。
 
 NZ大使館がセミナー会場で、
ニュージーランドの国の機関の要人が講演するとなれば、
よっぽど「この投資は信頼性が高い」と思ってしまいますよね。
 
 
ここで取り上げられる
掲示板8chanには、極右主義との繋がりが強く
クライストチャーチ銃襲撃事件の犯人を英雄視する利用者が、数多く投稿。
特に、若者に過激主義が拡がっているそうです。
 
*注意:このニュース内容には、不快表現が含まれています。
このサイトには、襲撃現場のニセの観光マップツアーがあり、
NZ貿易経済促進庁とNZ政府観光局の"100% PURE NZ”のロゴも使われています。

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Screenshot/ Newshub

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Screenshot/ Newshub
 
こんな、多様性を掲げる政府の方針と、まったく異なる過激思想支持者までも
あたかも政府公認のような表記をして悪用しています。
 
私達も昔、移住する十数年前に、
観光局の"100% PURE NZ”サイトにリンクしてあった
NZ人の移住アドバイザーに依頼したことがあります。
 
ところが、その人のアドバイスというのが、
ネットで自分で調べられるものばっかりだぞ?と気がついて、夫に報告。
夫が相手に電話をかけて、会話を録音していることを伝えて問いただすと、
料金15万円をすぐに返金してきました。
 
観光局のリンクだから、信用できると思ったのですが、そうじゃなかったんですよね。
 
あれが「NZのことというのは、できるだけ自分でやったほうがいい」
Do It Yourself の始まりだったかもしれないです。
 
イーストウィンドのサイトにも、
移民局とのつながりがあるかのような表現があります。
 
だけど、移住アドバイザーを管轄するImmigration Advise Authority(IAA)には、
移民局と個人的に関わりがあると言う人物は避けること、と注意喚起がされています。
というかその前に、移住アドバイス無資格の人達でしたね。
 
重要な判断をしないといけない時、
許可とったのかもわからない国の機関のロゴだけで、信用しないほうがいいですよ。
疑ったほうがいい。面倒だけど、もっと真偽を調べましょう。
 
***
 
だいぶ前に、なんかの検索で引っかかって少し読んでみた故田中氏のブログ。
 
日本と日本の社会が相当嫌いなようで。
日本でよっぽど、つらい体験をしたのかもしれない。
 
でもお子さんがいるのだから、
そんなに日本嫌いでどうやって、
子供に母国の良さとか母国を思う気持ちを伝えていくのだろう?
 
どうやって、子供のアイデンティティを健全に育てていくのかなぁ?と
よその家庭ではあるけども、心配になった記憶があります。
  
日本が大嫌いだから
よその国、ニュージーランドに「日本人5万人社会」を作るために邁進した?
 
日本が嫌いだから、日本人を騙すこともなんとも思わないのかな?
いやNZも騙してるよな?
 
 
故田中氏とその関係者達が作った組織に、
財産や希望を吸い取られて、翻弄されて。
人生台無しにされた人達を、罪悪感もなく増やしてきたことは、
なんとも思ってないんだろうな。被害者ほったらかしだもんね。
 
 
<どこの国でも、いいところ悪いところがある。>
 
もちろん、どうしようもなく閉塞的で何もかも拒絶されるような土地だったら、
それは逃げるべきだけれど。
 
母国で自分の周りに暮らしやすい環境を作れなかった、作る努力をしなかった人が
移り住んだ土地に、どうやって暮らしやすい環境を作れるのだろうか?
 
 
東洋西洋混ざった家族のわが家は
日本に嫌気がさしたから日本を離れたのではなく、
東洋西洋の両方で家族が成長するために、日本とNZで暮らすことを選んだ。
 
ミックスのわが子が小さかった頃は、いじめられやしないかとても心配で。
やたらあちこち外に出て、多くの人とふれ合うことでできた
日本での子育て環境は、人々も優しくてものすごく暖かくてよかった。
 
移住して、NZの政治に関心があって活動しているのも、
国のシステムや法整備を改善しなければ
この国の人達全体の暮らしは、よくならないからだ。
自分達だけ、暮らしやすくても意味がない。
周りの人にも、暮らしやすくなければ。
 
日本でもニュージーランドでも、暮らしやすい環境を作るために、動く。
 
 
どこの国でも、いいとこ悪いとこがあるのに
日本の悪いとこは強調して、NZのいいとこ強調していたような、元社長。
(商売に利用するために)
 
放射能汚染が心配だった頃には、イーストウィンドと関連会社はそれは儲かったそう。
でもNZのイジメも若者の自殺問題も深刻だし、アジア人移民差別も強いし
いつまでたってもよそ者感はあるだろうし、
豊かそうな自然も実は汚染がひどい。
 
いいとこ悪いとこは、どこの国にもある。
 
どの悪いとこならガマンできて、どこの環境なら自分に合っているか?
 
よく、家族で幸せに暮らすために、NZ永住しようとチャレンジする人に会う。
そのうち、がんばっている間に、精神的に苦しくなったり
家族の思いに差ができて結束が崩れたり、体まで壊したり
側から見ても、とても幸せそうに見えない、ということもよくある。
 
「家族で幸せに暮らす」=「NZ永住」とは限らないのに。
 
いい国か悪い国かは、人それぞれ。
 
 
故田中氏が、日本ダメ出し連発の陰で、
日本時代に環境を良くするための努力したのかはわからない。
 
悪く言ってダメ出しだけして、改善するための行動をしない人、
文句ばっかりで何もしない実践しない人に、自分の気は向かわない。
 
移民間の搾取は、主に同じ国出身の人の間で起きることが知られている。
 
人の国ニュージーランドで、法律を都合よく解釈して、人も国も騙して。
 
それに便乗する関係者で、搾取ネットワークを作って
それが故人の作りたかった「日本人5万人社会」なのだろうか?
 
こんな搾取ネットワークを残されて。
これからNZで生きていく移民にとって、
これからNZで暮らしたい人にとっても、
大迷惑だ。
 
イーストウィンドと関係の深いことが、国のCompanies Officeの記録で把握できる
NZ情報サイトに、以前、私の不当解雇体験で
移民詐欺への注意喚起してほしいという申し出を、NZ情報サイトは拒否した。
 
移住詐欺に関連する情報は、
公共の利益として公開されるべきであるという国の認識なのに。
 
イーストウィンド関連会社にとっては、
永住者を利用して裏切って移住ビザを取らせる手法は
長い間移住プロセスとして「慣例」となっている「よくある方法」だから
注意喚起なんかする気など、さらさらなかったのだろう。
何のための情報メディアなのだろうか?
 
 
あげられた資料や、Companies Officeの記録を追っていくと。
イーストウィンドと関係者が、
営業停止する1年以上前から資金をせっせと動かしてて。
 
多くの利用者からの投資資金や預金を受け取ってたのに
「もう返金できません」と責任回避するために、せっせと別口座に移してたんだな。
 
そういうのが、何とも、みみっちい。
 
被害者は「見える化」された、
自分のかもしれない金が動かされてるのを見て、
さぞ腹立たしいことだろう。
 
だけど今後の投資被害や移住詐欺、移民搾取、ビザ奴隷の被害を抑止するためには
被害者自身の貴重な経験と情報が、これからも広まってほしい。
 
移住詐欺に関連する情報は、
公共の利益として公開されるべき。
 
もっと生活者が、移民が、賢く阻止する力を身につける。
もっと多くの人が助け合って、搾取を許さない社会を。
 
どうせ「日本人コミュニティ」を作る、というのなら
そういうのにしてほしい。
 
人としてみっともないマネ、してないで。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

イーストウィンドが、残したもの(2)「搾取社会」が続いてほしい人達。許す人達。

 
心から伝えたいこと。
 
「不当な扱いを受けたら、勇気を出して
その被害を明らかにして訴えてほしい。」
 
「私にもできたから、ぜひ被害を受けたあなたも
被害の事実を、関連機関に届けてほしい。」
 
 
不当扱いを受けたのに、黙っているということは
人の尊厳を巧妙な手口で踏みにじり、
人から財産、時間、将来の夢を奪うことに罪悪感を感じない、
感じても止める勇気すらない人間を
許している、許してしまっているという行為です。
 
 
屈辱を胸の内に収め、諦めて棺桶まで持っていくことで
自分の屈辱以降も、似たような境遇に置かれて苦しむ人々が続く。
 
搾取集団が、わが物顔で何事もなかったかのように、楽しそうに笑って暮らしていく。
 
受けた不正を我慢して隠しておくことは、美徳でもなんでもなく
ただ搾取する人間を、思うがままに好き放題させているだけ。
 
止められるのは、誰か?
 
止められる力があるのは、まず第一に「被害者自身」。
 

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国が、移民局が、大使館が、領事館が、日本人コミュニティが、警察が、
あそこが、ここが、ちゃんとしてないのが悪い。
自分は動きたくないけど、とりあえず誰かのせいにして、
誰かが動いてついでに自分のトラブルも解決してくれないかな?
 
それじゃ、騙して利用して
5万人日本人社会作ろうとしてた人&同じ考えの人間達の、思うツボ。
 
被害者の躊躇と消極性は、増幅されて、利用されていく。
それを、搾取する側は、よく知っていた。
 
後ろめたくて、声を上げられない状態に人を陥れることも、お手の物。
 
 
<基本中の基本。鉄則『被害を訴える。各機関に届け出る。』>
 
イーストウィンド社長の
アシカガ マサトモ社長(通称トム 田中)の自死による会社の突然の業務停止。
 
長年組織的に行われていた
無免許での投資取引と移住ビザ利用した搾取が
この掲示板には、集まってきています。
 
 
イーストウィンドとの契約には「労働ビザ・永住権取得に関するアドバイス」って
ありますね。
無資格なのに、堂々と。
 
 
これからNZの留学・投資家・ビジネス・永住ビザを考えている人は、
このイーストウィンドだけでなく、関係者もいるので
各掲示板の情報をくまなく読んで
新たな被害者になる前に、考えたほうがいいです。
 
 
以前、コメントで教えていただきましたが
故田中氏の関係していた別件では、このように闘う被害者の会もあります。
(その後どうなっているのでしょうか?)

exeleven.biz

 
耳障りのいいオイシイ話は、まず疑って徹底的に勉強しましょう。
 
そしてイーストウィンドの投資に関しては、もう国際詐欺だと思います。
被害が大きすぎます。
 
 
Serious Fraud Office(SFO、重大詐欺捜査局)
 
だと、オンラインで通報できます。
 
右上のContact us にいくと、Report a fraud があります。
 
掲示板では、被害者だけでなく
こんな現状を放っておけない方、
被害の全容を究明しようとする有志の方々も、各方面でがんばっていらっしゃいます。
 
契約書、領収書、やりとりしたメールなど、これは?と思うもの、
ぜひ情報提供してください。
自分ではどう被害を訴えればいいかわからない方も、
アップして知恵をいただきましょう。
 
非公開での情報提供を希望の方は、メールでもできます。
 
 
以下、掲示板から。
 
掲示板に書き込みにくい情報などがありましたらぜひご提供ください。また掲示板を立ち上げた有志が情報をどの程度まで使用していいかもお知らせください。
例:「関係諸機関に通報する時含めていい」「メンバー専用の鍵付き掲示板で公開していい」等
*プライバシーは厳守します。個人情報を本人の許可なく第三者に提供することは一切いたしません。
 
 
通報は急いで!
 
 
 
<搾取社会が続いてほしい人達>
 
被害者は、被害を受けてひどく傷ついていても
当事者として自ら、声を上げて被害を訴えなければならない。
 
被害者の中には、勇気を振り絞らなければ、声が上げられない人達もいる。
 
ここに非公開コメントをくれる人達も、傷ついていることが多い。
 
そんな思いでやっと被害を打ち明けても
その声は力強く伝わらなかったり、人為的にもみ消されたりする。
 
 
被害状況を把握するための情報提供と収集の場であるこの掲示板
 
不動産開発ランドバンキングの投資契約や振込先などになっていた
関連会社のBest Invest NZ(代表者トム田中氏)の
会社清算(Liquidation)開始の投稿後に
突然このブログへの興味深いコメントが続きました。
何を企んでいるのでしょうか?
 
それは掲示板の主旨とは全く関係がなくて
まるで被害者の訴える意気込みを阻害し、問題解明の動きを弱めたいかのようでした。
 
 
私の不当解雇体験を広く知らせることは、日本語でブログを書く前までに
関係機関や多くのNZerや日本人以外の移民に強く勧められていました。
 
でも法的手段に出たので
当然のことながら体験記には、事実のすべてを公開できません。
 
分かりづらい部分もあるでしょうね。
オエッって吐くのをこらえながら
「早く書き切りたい」一心で勢いで書いていたから。
 
無料公開ブログなので、気に入らない方はどうぞお引き取りください。
 
 
「日本人移民間の慣例」を、ネット上で公開する形でコメントをもらいました。
 
###
(松野氏のビジネス運営が)Ewの指示でというのは私の経験ではあり得ない、
0からビジネス立ち上げた人は、
移民局に対して1人でもnzの雇用に貢献したと言うのがアピールポイントの一つ、
それから黒字なので、
賃金の高いNZで、既に動いてるビジネスを購入した訳でなく、
0から始めたばかりのビジネスで2人雇う約束をした、というのも???でしか無い。
皆さん、それぞれのビジネスで身内や知り合いに頼んだりして商品を買ってもらったり、お客様として来てもらったり、色んな手を使って黒字の数字を作る。
なので、本当は苦しかったというのも理解出来る。
というか、永住権が取れるまで従業員になってもらうのはジャパレスだろうが何だろうが良く聞く話。
(ワークやワーホリでは雇用のアピールにならないので、出来るワークより出来が悪くても永住権保持者かKIWIとなる)
永住権が取れれば、出来ない永住権保持者より、
出来るワークvizaを雇えるようになる。
ここパートナーで取った人には分からない苦労。
それが嘘で取った永住権だと言うなら、雇用されてこれからも
ここで働く雰囲気満載で申請して取れたら直ぐに辞めるのも嘘では?
雇用の段階で通常、永住権保持者(パートナー以外)の方々は苦労を知ってるので、
「永住権を取れるまででも良いから従業員になってあげるよ」と
こっそり声をかけて下さる暖かい方も沢山居ました。
###
 
この方の周りの永住ビザ保持者は、仕事できないと思われて気の毒です。
移民政策は「国に有益な人材の受け入れ」なのだから、
その国の人を雇用できるような利益をもたらす移民を受け入れるのは当然です。
能力のある人材の確保や従業員教育もビジネススキルだと、
会社経営してる友人は言います。
私の元雇用主は、特許翻訳は私と夫には初めてだったので、
それぞれに何度も研修会を設けて教えてくれました。
そのおかげで雇用中も解雇後も、元雇用主から私と夫に数多くの大満足のお礼の言葉をもらえるほどの仕事ができました。夫への賃金は未払いだけど。
 
移民政策は「ニュージーランドに有益な人材の受け入れ」であり
移民として移民法・雇用法・民法などを遵守して、国に受け入れてもらう。
 
「ヨソ者だけど、外人だけど、この国に住みたいから、受け入れてください。」
でも、頑張れば人一倍努力すれば、報われるわけじゃない。
 
その昔、入管で。
まだ差別的意味合いを込めてガイジン、と呼ばれていた友人達を
何度か身元引受けをした。
理不尽だらけだった。でも頑張りは認められないのが当たり前で、悔しかった。
 
多様化社会であろうとするこの国であっても、よそから来た移民に対して
永住権も「永住を許可」されているだけであって、理由があれば後から剥奪もある。
 

www.legislation.govt.nz

移民法の条文には、こうあります。

158 Deportation 国外退去 liability of residence class visa holder due to fraud, forgery, etc
(1) A residence class visa holder is liable for deportation if—
(a) the person is convicted of an offence where it is established that—
(i) any of the information provided in relation to the person’s application, or purported application, for a residence class visa or entry permission was fraudulent, forged, false, or misleading, or any relevant information was concealed; or
(ii) any of the information provided in relation to the person’s, or any other person’s, application, or purported application, for a visa on the basis of which the residence class visa was granted was fraudulent, forged, false, or misleading, or any relevant information was concealed; or
(b) the Minister determines that—
(i) any of the information provided in relation to the person’s application, or purported application, for a residence class visa or entry permission was fraudulent, forged, false, or misleading, or any relevant information was concealed; or
(ii) any of the information provided in relation to the person’s, or any other person’s, application, or purported application, for a visa on the basis of which the residence class visa was granted was fraudulent, forged, false, or misleading, or any relevant information was concealed.

 

<警察も。>

www.police.govt.nz

移民申請に関する不正行為

申請人は自由に移民エージェントあるいは業者を利用できますが、エージェントや業者が移民局に提出する書類の作成責任は申請人にあります。 虚偽のビザや許可証、あるいは他の虚偽の書類を提出することは不正行為であり、警察はこれに厳しく対処しています。 だれかが意図的に移民に関する虚偽の情報やアドバイスを提供し、あなたがそのサービスに対して料金を支払った場合、あなたは警察とニュージーランド移民局(New Zealand Immigration Service)にその旨を通報する義務があります。
 
通報しようかな、どうしようかな〜?じゃありません。義務なんです。
 
 <違法な移住アドバイスに頼ることのリスク>
Avoid the pitfalls of receiving illegal immigration advice.
  • Your visa application will be returned by Immigration New Zealand (INZ). INZ does not accept applications from unlicensed people acting illegally.
  • Unlicensed people may not be honest with you or INZ. Lying on your visa application is a criminal offence and dishonesty may affect your future visas or jobs.     虚偽のビザ申請をすることは犯罪であり、不正行為は将来のビザや仕事に影響する可能性がある。
  • Your application may be declined because the unlicensed person has no immigration knowledge or skills.

注意:こんなアドバイザーは避けること。

  • ビザ申請書に自身の名前の記載を拒む。
  • 移民局に個人的つながりがあると言う。
  • ビザ申請書に全項目の記載をする前に、サイン署名するよう要求する。

記載内容すべてを理解しないまま、申請書や文書に署名をしては絶対にいけません!

 

一部の移民が法律を無視した「独自の慣例」を作り、それを正しいと信じているのは
故田中氏が、法律を自分勝手に解釈して無資格なのに
移住アドバイスや投資金融業務をしても構わないと公言していたのと似ている。
 
「日本人移民間の慣例」が、正しいか嘘かどうかは、私の答えるものではなく
自分のケースをそれぞれが、人任せにせず
自分で国の専門機関に確認すればいいと思います。
 
マオリやパシフィカの権利の為に、
20年30年も粘り強く取り組む人達の話を聞く機会があるのですが
そういう場所で聞いてみたり、
NZerにも聞いてみて、移民を受け入れる一般国民がどう思うのか?
自分で反応見たらどうでしょう。
自分の取得した永住権に自信があるのなら、
堂々と聞いてみたらいいと思います。
 
日本人だからその「慣例」に従わないといけないという理由もありません。
 
そしてその「慣例」に従わずに、正攻法で永住ビザを取得した人達は、
どう思うでしょう?
 
「慣例」に対する非日本人の意見は、以前もたくさん聞きました。
そして私にこれらのコメントをくれたということは、
これからこの話をどこに持って行ってもいいということでしょう。
 
興味深いコメントをくれた人達は、限られたブログ内の情報と自身の経験範囲内で
あれこれ憶測をして
歪曲した解釈をしていましたが、事実とは全然見事に違います。EWの関与とか。
豊富に証拠が揃っているのですから。
また、無契約無報酬が長く続く企業団体があることは、案外知られていないようです。
元雇用主の松野太郎氏が、もし自分も被害者だと思っていたのであれば、
両手の数ほど与えられた、法的な弁明の機会で訴えればよかったのに
それを拒否したのは本人です。
 
松野氏の利用した「慣例」に関していえば、事実を裏付ける数多くの証拠に基づいて、
私を永住権取得のために利用したとして「不当解雇」の法の違法判断が下された。
それがすべてです。
移民達の勝手な憶測は、一切通用しません。
その上、悪質なケースとしてAuthorityがニュースとして報道するよう、
判断を下したのです。
 
雇用主は、移民であろうとも雇用法を熟知しているものと判断されるので、
法の下では社会的弱者とは判断されません。関連機関で何度も言っていました。
 
もらったコメントによると
ビジネスビザから永住した人は、人よりも特別にご苦労なさるようです。
 
自分は「移住国に有益」と国に認められる人材になるために
NZ内で努力するか、母国や海外で努力するかの違いだと思います。
NZ以外で、もうすでに努力してNZに必要な人材だから、許可が下りる。
 
苦労を表に出すか、出さないかの違いもあります。
いつも付き合いのある難民達にも、
その凄まじい苦労を話せる人、決して話さない人がいる。
いつも穏やかで悲しみを語らない人が、
実は家族親戚が爆破や銃撃で失った経験者だったりする。
 
自分は世の中知らないことがたくさんあるから
自分の経験範囲で、他人の内なる苦悩を知ったつもりになろうとは思わないし
苦労した人に敬意は持つけれど、苦労のあるなしで、人の価値を判断しません。
 
移住に関していえば、永住できても
経済的精神的にいつまでも苦労したり、
孤独で疎外感が長年蓄積して鬱になったり
子供が実は差別を受け続けているのを隠したり、
成人しても自立できるほどの英語力や目的を持てなかったり
20代30代になっても、NZと母国のどちらにも居場所がないと深刻に悩んだり。
永住権取得が、輝かしいゴールとは言い切れない。
人の苦悩が、いつ始まるのかどれほど深いのかなんて、
他人がいつも分かるわけじゃない。
 
 
それにしても、興味深いコメントから
ビジネスビザで自分努力したと言っている人達の中には(全員じゃないと思うが)、
パートナービザで永住権とった人が、こんなにも嫌いな人がいるんだなぁという
パートナービザへの嫌悪たっぷりの腹の中を、知ることができました。
 
ビジネスビザの人と仕事すると、パートナービザの人に対して
「お願いしますね〜。」と言われながら
内心では
「このヒト、使えねぇ〜」
「たいした苦労もしてないくせに....」
「実は、軽蔑してるんですけど」って、思われてるかもしれないんですね。
 
仕事だけじゃなくて、普通の生活でもそうか......気をつけよう。
 
パートナービザの人は、苦労知らずなのかな?
苦労してれば、みんな偉いの?
 
***
 
 
被害者の声を、被害の解明に尽力する人々の動きを
もみ消したい人は、たくさんいる。
 
日常的な搾取や支配で、利益を増やしている人達。
その組織に関わることで、生活の糧を得ている人達。
巻き込まれていたのにビザに影響するのを恐れて、
自分の被害を訴えるどころか、事態の究明を拒む人達。
正々堂々とビザを取得しなかった人達。
被害者に対し無理解な傍観者達。
 
被害の事実を歪曲したり、焦点をずらして
被害者をさらに傷つけても気にもせず、自分達に都合の悪い事実を隠したり
もみ消しに余念がない。
 
こうして
搾取によって潤っている人間、続いてほしい人間は居続けて
「見た目助け合い、実際は搾取小社会。」は続いていく。
 
被害者の訴えの重さと力強さを落とさないために
被害者に必要なのは、毅然とした「腹を括った」強い意志。
 
でなければ、その声は誰に届くこともなく
被害者を不当に扱い、利用してきた人間達は、そのまま逃げ切るだけ。
 
搾取も続く。延々と。
 
 
 
裕福なマレーシア人が、永住を許可された後に
建設業のワークビザに関する虚偽と誤解を招く情報を移民局に提供した罪などで、
 
この判決で裁判官は、
「移民詐欺の罪における有罪判決が、被告人の仕事、生計、評判に影響を与えるのは
当然の結果である。(略)
違法行為が不正・詐欺搾取を伴う場合、告発内容のすべての情報が公開されることは、公共の利益である。」と述べました。

www.nzherald.co.nz

 
 
私は、移民搾取の削減を強く願っています。
移民詐欺によって、臓器売買までも強いられる人もいます。
 
だから、この裁判官やERAやその他の言葉のように、
私の経験を「公共の利益」として
これから移民搾取の削減が実現するまで何十年でも、公開し続けていくつもりです。
人権を守るために20年30年と、圧倒的な粘り強さで闘い続ける先輩達を見習って。
 
今問題になっている、イーストウィンドとその仲間達による問題も、
移民である以上「公共の利益」として知るべき情報だと思います。
 
そして日本人移民としてこれ以上の被害を出さないために、
被害者も搾取連鎖を断ち切りたい移民も
留学移住ビザ関連、投資の際に、有資格かどうかを必ず確認するように
注意喚起してもらうよう
外務省・領事館・大使館に、要望としてどんどん出すべきです。
 
私も動いているから、一緒に動きましょう。
 
それに調べると、いろんなことが記録からわかるそうです。
すごいですね。どこまでわかるんでしょうね?
 
風穴をもっともっと、開けましょう。
 
 
 
 
 

イーストウィンドが、残したもの(1)誰を信じていいのやら。「疑心」

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NZオークランドの移住エージェント会社(1996年創業)
EAST WIND イーストウィンド。
 
 
今年2月後半の、アシカガマサトモ社長(通称トム田中)の自死による突然の営業停止で
イーストウィンド及び関連会社の提供してきた
移住サービスは引き続き受けられるのか、投資金預金の返金はできるのかなどの説明は
未だにされていないそうです。
 
それどころか、長年にわたる多くの被害と詐欺まがいの手口、
さらには会費徴収しながら、サポートコミュニティ内での搾取で
会員をコントロールしてきたことなどが
イーストウィンド(NZ)情報掲示板への利用者の書き込みによって
少しづつ明らかになってきています。
 
会社サイトには、
常に「お客様第一」をモットーに、お客様の満足が私どもの存在価値であることを肝に銘じ、日本人5万人社会を目指して邁進…..とあるけど
 
彼の作りたかった「日本人5万人社会」
こんな「日本人が日本人を騙して作る日本人コミュニティ」だったのだろうか?
 
主にこのノースショアでここまで大きく根深くなっていたことを
この掲示板で初めて知って、驚きと悲しさでいっぱいなのは私だけじゃないでしょう。
 
私は別に日本人を避けてきたわけじゃなく、
生活上の優先順位でやるべきことでいっぱいで
日本人にしか伝わらない日本語交流まで手が回らず、ずっと下位に位置していました。
出会う日本人の少ないNZ生活で、たまたま出会った元雇用主はその数少ない日本人だったわけです。
 
私の元雇用主松野太郎氏も、移住アドバイス資格のないこのイーストウィンドから
ビジネス運営のアドバイスを受け続けて(証拠あり)、事実とは違う情報で永住ビザ申請して取得しました。
 
また、掲示板には他にいい人だと思っていた人の名もあって、
夫婦で本当にがっかりしています。
実は影で、そんな騙し合いの渦中にいたなんて。
残念で仕方ありません。
 
もう少し自分の時間ができるようになったら、そのうち日本人とも仲良くできたらいいな...なんて思っていたのに。
 
誰だったら信じていいのでしょう?
 
 
<長年にわたる数々の無資格での営業>
 
⑴VISAコンサルタント
⑵ 金融アドバイザー
⑶不動産販売及びその管理
⑷ サポートコミュニティの構成。シタデル。
⑸医療通訳(Companies officeの履歴)
⑹ 車の輸入及びメンテナンス
 
これらを無許可でサービスとして提供してきたそうです。
スタッフ全員がライセンス持ってなかったともいわれています。
それでなんでこんなに長年続いてきたのでしょう?不思議….
 
実際開催されたのかわかりませんが
NZ投資誘致に関して、2014年のセミナーパンフレットには
講演者として
  • NZ貿易経済促進庁
  • NZ移民局
  • NZ政府観光局
  • バンク オブ ニュージーランド
からの各要人と
  • イーストウィンドの元社長
  • イーストウィンド提携の弁護士
  • イーストウィンド提携の会計士
 
の名前が並びます。
 
パンフレットの下には、
当時国民党政権下だったNZ貿易経済促進庁、NZ移民局、NZ政府観光局と
バンク オブ ニュージーランドに続き、
イーストウィンドとその提携弁護士事務所と会計事務所の
ロゴがそれぞれ並びます。
 
 
この提携弁護士事務所のウェブサイトには、
NZ貿易経済促進庁、NZ移民局のロゴ付きで今日も掲載されていました。
 
NZ貿易経済促進庁、NZ移民局、NZ政府観光局は本当に許可していたのでしょうか?
 
 
こういうところからも、
イーストウィンドの移住ビザ・投資なら信用していいのでは?と
思った人も多かったのではないでしょうか?無免許だというのに。
 
グループ定期預金は、NZ$5,000からの商品とNZ$10,000からの商品があって
複数の顧客の預金を一括で、イーストウィンド名義の口座に預金するんだそうです。
中途解約はできないとのこと。
ビザ取得に有利だからと言われて、永住ビザのために加入させるのだそうです。
 
長期的な不動産開発への投資、ランドバンキング
今年1月にパンフ作成をしています。
最低投資額は、NZ$500,000またはNZ$750,000。4年間運用。
中途解約できないですよね。
 
これらは、掲示板のデータトピック欄で確認できます。
 
 
でも、社長亡き後の報道では、
会社や本人名義の口座に残金はほぼないということです。
預けた多くの方のお金はどこにあるのでしょう?
 
ビジネス物件・不動産売買の免許もないのに
どうしてこんなことが長年続いてたのでしょう?
 
掲示板のデータによると、NZ日本だけではなく香港やシンガポールでも、
誘致活動をしていたようなので、そこにも被害者がいるかもしれません。
 
*******
 
被害に遭った方。
まずは、被害状況を整理して以下のサンプルフォーム(有志の方作成)を参照に
日本語で(英語問題ない人は英語でも)書いてみてください。
証拠も探して集めてください。
 
 
もし通報して調査段階で、親切な担当ならいいのですが
「なぜ利用したのか?怪しいと疑わなかったのか?」など
中立の立場で質問されることもあります。
 
なので、
どうしてこの会社を利用することにしたのかをよく思い出して。
明確に、自分の中でも整理しながら明確にしながら書いていくのがいいですよ。
 
自分の時は「要するにこういうことが起きました。」とまず、
最初に要約を書きました。
 
続いてサンプルフォームのように、箇条書きで時系列に書いていきます。
 
これを最初にしっかり作ると、後々便利です。
 
通報する際のフォームによっては、オンラインで要約がいらない場合もあるし
PDF書類として送る場合もあるので、
提出する機関によって多少変更して出すことができます。
 
そして、提出先の機関に何をしてほしいのかも、最後に書きます。
 
自分は文書だけではなく、説明用に図入りのタイムラインを作って説明に使いました。
 
 
<NZで警察に通報する>
 
NZ警察サイトからの抜粋です。

移民申請に関する不正行為

申請人は自由に移民エージェントあるいは業者を利用できますが、エージェントや業者が移民局に提出する書類の作成責任は申請人にあります。 虚偽のビザや許可証、あるいは他の虚偽の書類を提出することは不正行為であり、警察はこれに厳しく対処しています。 だれかが意図的に移民に関する虚偽の情報やアドバイスを提供し、あなたがそのサービスに対して料金を支払った場合、あなたは警察とニュージーランド移民局(New Zealand Immigration Service)(link is external)にその旨を通報する義務があります。
 

詐欺

お金をだまし取られたり、詐欺の被害を防止するためにも、警察では、借り入れや投資の際に知名度の高い信用ある金融機関と取引するよう、呼び掛けています。 クレジットカード、ATMカード、暗証番号は安全な場所に保管しておきましょう。暗証番号は誰にも口外してはいけません。 品物やサービスの対価として小切手で支払を受ける場合には、必ず支払者に身分証明書の提示を求めてください。 個人あるいは金融会社から詐欺の被害を受けていると思う場合は、警察に通報してください。 詳しくは、小切手詐欺(link is external)およびクレジットカードの不正行為(link is external)をご覧ください。
 
 

非常時以外 - 警察署に行くか、電話する

例えばパスポートを紛失した、空き巣に入られた等、すでに事件が発生し現在差し迫った危険性がない場合は、最寄りの警察署へ電話通報するか、直接警察署を訪れ正式な被害の届け出をしてください。
被害の届け出や苦情申し立てのために最寄りの警察署を訪れると、届出受理書(Complaints Acknowledgement Form)が発行されます。この受理書には事件番号と受け付け手続を行った警察官の名前が記入されます。
届け出や申し立てに対して、警察は迅速な対応をする義務があります。届け出内容に関するご質問などは、事件番号を明示の上、お電話あるいは警察署窓口にてお問合せください。

言葉が通じない、コミュニケーションができない時

言葉がわからない等の理由で警察とうまくコミュニケーションができない場合には、以下の方法があります。
  • 家族や友人 警察で話をする際は、家族や友人に通訳を依頼できます。
  • 電話通訳サービス 警察では通話の際に通訳を手配できます。この電話通訳サービス(link is external)は無料です。警察に電話するときや警察署へ出向くときには、日本語の電話通訳サービス(Language Line)を利用したいとお申し出ください。この電話通訳の利用時間は月曜日から金曜日の午前9時から午後6時までです。
 
 
 
虚偽のビザや許可証、あるいは他の虚偽の書類を提出することは不正行為であり、警察はこれに厳しく対処しています。 だれかが意図的に移民に関する虚偽の情報やアドバイスを提供し、あなたがそのサービスに対して料金を支払った場合、警察と移民局に「通報する義務がある」って。
。。。ん?これどっかで聞いたことある話だなぁ〜 『通報は義務』。
個人あるいは金融会社から
詐欺の被害を受けていると思う場合も『警察に通報』。
 
被害にあった人達は、多くが警察に届けられるケースだと思います。
 
連絡がつかない、口座に残金がないと報道されているのですから
早急に相談に行ってみるだけでも、やってみたらどうでしょう?
 
こういうことって、やっていくうちに慣れていくものですよ。
 
大丈夫。勇気を出して!
 
何にもしなかったら、このまま収束してしまいますよ。
 
 
*****
 
Serious Fraud Office(SFO、重大詐欺捜査局)
 
だと、オンラインで通報できます。
 
右上のContact us にいくと、Report a fraud がありますね。
 
 
この住所記入方法だと、NZ以外からでもできそうですよ!
証拠も5ファイル(15MBまで)までアップロードできるし。
 
英語で書ける方は日本からでもぜひ!
 
たくさんの人が早くやらないと、逃げ切っちゃいますよ!
 
 
*****
 
 
イーストウィンドは一度も利用したことないけれど、故トム田中氏が書いたことをその昔さらっと読んだ時、
「NZに日本人5万人社会を作って、日本語しか話せなくてもいいコミュニティにする」みたいなことがあって
 
すごく自分とは意見の違う人だな、と違和感を感じた覚えがあります。
 
だってそんなことしたら、NZ地元民の差別感情が増えるだけ。
ちゃんと移住した土地の言葉を覚えて、現地社会に溶け込まないでどうするの?
 
そのブログでは、自身の子供が自閉症だけどみんなと一緒に普通の学校に通っているというエピソードを載せていて
それが日本にいる、若干障がいのある子のいる家族を惹きつけるのだそうです。
 
自閉症・発達障害・自閉症スペクトラム(ASD)・アスペルガー症候群・高機能自閉症・広汎性発達障害(PDD)・ADHD・学習障害(LD)などを持つ子の家族が
「ニュージーランドでならうちの子も一般の学校に通えるのでは?」と期待するのでしょうね。
 
そうしてNZにやって来て、
この騙し合いと搾取とコントロールで囚われるサポートコミュニティに、
年間会費10万円払って入会していくのだそうです。
 
故田中氏は、自分の子が通常の学校に通ったことに関して、
その子をサポートする側に関する説明をしたことがあるでしょうか?
 
障害のある子をサポートするのは、専門家だけではありません。
学校だけでもありません。
 
一番サポートしているのは、毎日の学校生活でサポートする担任と教科の先生達と、
サポート係を任されるクラスメイトの生徒です。
学齢によっては、その生徒の親もそうです。
 
ここまで、一人の子に何人もサポートする関係が生まれることと、
その人々のことまで故田中氏は説明していましたか?
(自分は確認するつもりはありませんが)
 
ニュージーランドの学校が、
あたかも障がいのある子にとってサポート体制の整った環境であるかのように
もし故田中氏が障がいのある子の親として、一方向からしか語っていなかったとしたら
彼は事実を知らなかったのかもしれないけど、まったく事実を伝えていません。
 
なぜかというと、
わが家の子達はみんなこれまでサポートする側をやってきたからです。
 
そして同時に私は、日本以外では
学習障害の一つである聴覚情報処理障害(APD)を持つ子の親でもあるからです。
 
障がいのある子の親御さんが、
NZでサポートを受ける側の視点しか情報を得られないのであれば
 
サポートする側の実体験を、
障害のある子の親として次回書こうと思います。

NZのEAST WIND イーストウィンドについて。

 
 
 

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NZのオークランドに
EAST WIND イーストウィンドという移住エージェント会社があります。
 
2月末の社長の死後、会社は営業停止状態で連絡が取れなくて
混乱している利用者が増えているようです。
 
移住・ビザサポート、ランドバンキングなどの投資運用で資金元本返金できるかなど
各サービス利用者の被害を訴える声は
これからも増えてくるだろうと考えられます。
 
サービス利用者を含む有志が立ち上げた、
イーストウィンド(NZ)情報掲示板で詳しく見てください。
 
 

この会社を利用したことはないし、

日本人コミュニティのこともよく知らなかったので

悪いウワサがあるとは聞いていましたが、まさかここまでとは。
 
情報・データ用掲示板を見ると、海外に140?関連会社があり
かなりの資金がすでに海外に流れています。
 
これまでにも、苦情通報や訴訟は多かったそうですが
こんなにも詐欺まがい搾取まがいが、日本人、移民社会に蔓延していた。
 
必要とするライセンスなしで営業してきているので、
関係監督機関のスクリーニングにかからなかったからという意見も。
 
移住関連、投資運用で被害にあった、問題があるなどで苦情を訴えたい人は
管轄する機関の担当大臣に、問題提起としてメールすることもできます。
 
以前、訴訟や移民局などに苦情や通報をしたけど変わらなかったとか
NZ国内日本からでもできます。
 
イーストウィンド問題に注目してもらうためには、
被害を受けた人が泣き寝入りをしないことが肝心ですが
預けた資金が返ってこないかもしれないのを心配して、
大ごとにしたくない人もいるようです。
 
私の元雇用主も、移住にイーストウィンドのお世話になっていました。
まだなっている、と言ってもいい。
 
NZ大好きのイーストウィンド掲示板は下火になっているようです。
以前私の不当解雇労働搾取の体験談を、注意喚起として利用してほしいと
お願いしましたが断られました。
イーストウィンドとNZ大好きはカンパニーオフィスとの記録から
相当深いつながりがあることがわかります。それじゃ私のことは載せたくないよねぇ。
 
私の不当解雇労働搾取の経験だけでも、
元雇用主とイーストウィンド、そのお抱え弁護士会計士の
責任をすり抜けるための狡猾さ計画性は、生半可じゃありませんよ。
 
私は起きたことすべてを、
こうして公表できているわけではないことを理解してください。
 
<大臣へのメール>
 
移民関係
通商・消費関係(移民も)
 
ニュージーランドでは、非日本人はもっと
オープンに取り上げるべき問題を大臣に伝えています。
 
問題や被害の報告を、簡潔にわかりやすい言葉で
伝わるようにきちんと説明してください。
 
手紙の書き方は、難しくないからググって調べてください。
 
日本人が日本人を組織的に騙すことが、このまま続いていっていいのであれば
こうやって問題が起きても黙っていればいいし、
 
私にはとても異様に見えるけれど、
自分はこういう囚われのコミュニティでは、暮らしていないから
自分でできることだけをしていきます。
 
「日本人が日本人を騙すこと」が、
長い年月をかけて、ここまで組織的になっている。
 
そして「日本人が日本人を騙す」は、これからも続いていくんでしょうね。
残念だけど。
 
このままザワザワと、様子見てるだけだったら。
 
 
 
 
 
 

クライストチャーチ銃乱射事件、その後。

 

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<連帯して、立ち上がる。>
 
テロリストで
犯罪者であり
過激主義者で
卑怯者のオーストラリア人の銃で、50人が死亡し大勢が負傷した
NZクライストチャーチの銃乱射事件。
 
 
襲撃犯の名は口にしないという
ジャシンダ・アーダーン首相の率いる、NZ労働党の多文化メンバーで
多民族移民の抱える問題にさらに向き合うために
ノースショア支部設立メンバーになることを引き受けていた私と夫。
 
多くの人々同様、この銃撃事件にとてもショックを受け
心がまだ重いのを、感じて日々を過ごしています。
 
ジャシンダの行動や言葉、遺族や被害者、一つになって祈りを捧げる国民に対し
多くの好意的意見が世界中からありましたが、
 
自分がマイノリティな移民でもなければ、
抱える問題の解決のために活動もせず
見聞きしたことだけで勝手に想像して、
嫌悪感や無理解を振りまく人たちもいました。
 
事件のあった2019年3月15日から
一週間経った、金曜日。
 
この日は、遺族らやムスリムへの敬意を表すために
「Headscarf for Harmony(調和のためのスカーフ)」を身につけよう、という
呼びかけが国内であったので、私もここオークランドで
一日中外出の時に、イスラム教徒の女性が髪を覆うスカーフ
「ヒジャブ」をつけていました。
イスラム教のすべてに賛成ではないけれど、それとこれとは違います。
 
 
 <Jummah Remembrance: Vigil for lives taken in Christchurch>
 
同日の夜6時からは、CBDにあるオークランド・ドメインで
「クライストチャーチで奪われた命の追悼礼拝」が行われ、
何千人もの人が訪れ、私たち夫婦も参加しました。
 
この礼拝を主催した団体です。
Migrants Against Racism and Xenophobia (MARX)
Racial Equity Aotearoa
Shakti NZ
Asians Supporting Tino Rangatiratanga 
Auckland Peace Action
 
式典では、ムスリム団体や差別主義に反対する団体のリーダー達が、
次々とスピーチをしました。
若い演説者には、難民としてNZで育ち団体リーダーになった
10代後半から20代前半の人達も。
 
演説では、直面してしている日常的な人種差別と暴力や
NZの白人入植者の歴史、植民地支配に言及しました。
 
2時間ほど行われたのですが、途中から退場した参加者もいました。
 
<礼拝か?政治集会か?両方か?>
 
 
式典中、何人もの演説を聞いていましたが
確かに、居心地は悪かった。
 
イスラム教徒に対してだけではなく、
マオリ、パシフィカ、アジアその他の移民コミュニティに対する
白人至上主義への強い非難と抗議は、植民地時代にも及んで続き
犠牲者の追悼のために来ている白人は、そうとう居心地悪かったはず。
白人至上主義に大反対の白人の夫も、多少我慢して聞いていました。
 
ぞろぞろと早く退場した人達は、
「犠牲者の追悼だけをしたかった。」
「植民地時代の白人の仕打ちへの非難が多すぎた。」
 
「犠牲者の追悼式に、人種差別・植民地主義・白人至上主義の議論を叫ぶには、
早すぎる。」と。
 

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グリーン党党首マラマ・デビッドソンと話していたちょうどこの時、クライストチャーチでモスク銃撃事件が起きていた。


そして一週間前、私たちが

たまたま事件の起きていた時間に会話をしていた
グリーン党の共同リーダーでマオリの、マラマ・デビッドソンも演説をしました。
 
「人種差別は日常的に起きていて、すでに人々は亡くなっています
人種差別について議論するのは『早すぎる』のではなく『遅すぎる』のです。」
 
「心から亡くなった方々に敬意を表したいのであれば、
『この事件は、襲撃犯だけではなく日常の人種差別の存在を意味している。』という、ムスリム・マオリ・パシフィカ・その他移民のコミュニティ全てに耳を傾けるべきです。」
 
「多くの人には、これが『不快な、受け入れがたい真実』であることを
理解しています。」
 
 
この礼拝の最後まで残った、パケハ(白人)の参加者からは。
「これは、マイノリティ、移民、マオリ、NZの有色の人々が直面している現実であり、白人は黙って、人種差別の影響を直接受ける人々の声を聞くべきだ。」
 

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この日の礼拝式典中、時折違和感を感じたのは、
襲撃犯が白人至上主義者だったために、
 
白人 VS 有色人種を、強く出しすぎていたこと。
 
そして白人至上主義に焦点を絞りすぎて、
昔の植民地時代の原住民に対する迫害と
他国からやって来た移民難民が受ける嫌悪は
一緒くたにされて
 
イスラム教徒に対する嫌悪の訴えが
薄まっちゃった感じがしたことでした。
 
え?それを持ち出すの?ここで?っていう。
横入りされて、ちょっと占領された感じ。
 
今回の事件は、
白人至上主義とイスラム教嫌悪(islamophobia)だけでなく
外国人嫌悪(xenophobia)、人種差別、移民排斥主義が原因だと
どの移民コミュニティでも言っています。
 
だって、NZの現実はどうですか?
 
人種差別あるじゃないですか。
 
白人 VS 有色人種だけじゃないですよね。 
 
差別感情の発生元は、白人だけじゃない。
 
マオリとアジア人移民間の差別
アジア移民同士でも差別
白人とマオリの間、
白人と移民の間の差別。
 
マシェティで、アジア人を襲うのはどういう人たちですか?
 
日本でだって「イスラム教徒はいいけど、〇〇人は嫌い。」とか。
 
どこにでもあるんですよね。
 〇〇人優位主義や〇〇人嫌悪が。
 
50人もの命を失って、多くの犠牲者も出なければ
日常的な人種差別があるNZの現実は、表に出ることはなかったのだろうか?
 
襲撃される可能性の低い、白人や白人移民は聞く耳を持たなかったのだろうか?
50人も、死ぬ必要あった?
 
結局は、〇〇人優位主義が問題で
差別はいろんな発生元があって、いろんな方向で差別行為が行われていることを
明らかにして対応しなければ、いつまでたっても
こういう悲しい事件は無くならない。
 
移民の方も「ギブミー」一辺倒じゃなく
「ギブアンドテイク」ができていなければ、
差別感情を生んでしまうことになる。
 
恩恵を受けているだけで、何もしなければ
与えるだけ(取られているだけ)の側に不満がたまっていくのは、当然のこと。
 
国内国外で、追悼式があったけれど
しばらくしてまた、これまでと同じ生活に戻ったら
何も変わらず、多くの犠牲が無駄になってしまう。
 
とりあえず、悲しそうなフリはするけど
これまでと変わらない白人や白人移民も多いでしょう。
 マイノリティのことなんか考えず。
 
差別を受けても、我慢し続けて
差別があるのを知りながら、見ないふりして
「楽しい海外移住生活」ができてるようなふりして、暮らし続ける。
そういう移民も、たくさんいる。
 
命を落とす心配がないから、そうするのかもしれないけれど
差別感情の放置で、命を落とす誰かはどこかにいる。
今回のモスクで祈っていた人々のように。
 
あなたが感じる、NZの居心地の良さは
誰かがどこかで、長年努力したおかげかもしれない。
それを、さも与えられて当然という風に、満喫しているだけだとしたら
ジャイアニズムをしているつもりはなくても
他人はそう感じてしまうこともある。
 
「おまえのものは、おれのもの。おれのものも、おれのもの。」
 
差別感情は、白人から向けられるものとは限らないのだから。
 
 
礼拝式典の最後まで参加した私たち。
 
最後に、ロウソクに火を灯して
それぞれが祈りを捧げるのですが
 
急いで家を出てきたのでロウソクを忘れてしまい
立ちつくしていると、すぐに
 
「あまっているから、どうぞ。」と
おねえさんが、ロウソクを分けてくれた。
 
ロウソクの火は…..あ、もらい火だ。
 
人からもらわないといけないけど、すぐにまた
別のおねえさんが、
「火、あげますよ。」と、分けてくれた。
 
アジア人でスカーフを頭にかぶっていたからなのか
もらった優しい親切が、うれしかった。
 
自然に誰かが、ニュージーランド国歌を歌い始めて
その場にいた人々が、
一つになって声を合わせ、歌った。
 
ハカをして見送る、たくましいお兄さんたちも。
 
それぞれの形で、
亡くなった50人の人々と犠牲者たちに、祈りを捧げた。
 

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<民族間の和解ファンタジー:Racial Reconciliation Fantasies>
 
ニューヨーク・タイムスで、ウェズレー・モリスという黒人の批評家が
映画「グリーンブック」のアカデミー作品賞受賞について
 
彼はアメリカのことを語ったのだけど、
これはどこの国にも多かれ少なかれ当てはまっていて
 
平和で安全そうに思われていたニュージランドで
多くの難民を含めたイスラム教徒が、襲撃されたことは
民族間の調和が「リアリティ」ではなく
「ファンタジー」だったことを、突きつけました。
 
犠牲者を悲しんで、またこれまでの生活を
これまでと変わらず続けていけば
「調和ファンタジー」に戻っていくだけ。
 
子供を虐待から守るためには、
国の法整備だけではなく
自治体・学校・地域の親や大人たち・学校の子供たちまで
ありとあらゆる方向から、あらゆる手段を使って守ることが必要なのと同じように
 
差別問題に対しても、それぞれができることをできるだけ
多方面で対応を続ける必要があると思っています。
 
自分が、NZ労働党の多文化メンバーになったのも
移民の抱える現実的な問題を、移民間での差別も含めて
明らかにして、できることを取り組んでいきたいから。
 
多文化メンバーとして、ノースショア支部の設立メンバーになったのも
意見や提案を、政府執行部に直接提案できて検討してもらえるから。
私達だと、特に移民労働大臣との関わりが多くなるでしょう
 
自分の勝手で、国際結婚をして
「子供には、二つの文化があるから、日本とイギリスで育てるべきだ。」と
大好きでいい環境だった日本を離れ、育児治安の悪いイギリスを避けて
永住権が取れたからたまたまやってきた、ニュージーランド。
 
このニュージーランドの安全と未来のために
政治活動に関わって、少しでも生活環境がよくなるよう活動していくのは
 
子供たちへの責任と、愛情表現であり
母としての、愛情の証。
 
もう、みんな大きくて抱っこはできないから
お母さんなりに、できる形でやっていきます。
 
それは、おいしくて体にいいごはんを作り続けるのと
まったく同じこと。
 
思いやりを家の中だけに向けているのでは足りないから
外にもよその子にも、見知らぬ誰かにも向けているだけで。
 
私は、NZLabour党の多文化メンバーになることを選んだけれど
移民であってもなくても、それぞれが
何かできることを見つけて、やってほしいです。
 
娘のムスリムの友達、 Zちゃんは、
以前「頭に着けるヒジャブをつけ続けるか、やめるか。」という選択を
親から求められたそう。
 
でもZちゃんは「つけなくてもいいほうを、選んでもいい」と
いうことを知らなかったので
「つけ続けるほう」を選んだ。
 
つけなくてもいいほうを、選んでもいいことは
後で親に言われたそう。
 
でも、もう決まったことだから
Zちゃんは、ヒジャブをつけ続けなければならないそう。
 
クライストチャーチの銃乱射事件の後、
週末明けのここオークランドでは、
バスで若いムスリム女性が罵倒され、
イギリスでも大馬鹿者に、ムスリムが襲われるという事件があった。
 
あの事件の時、モスクにいたのは難民g多かった。
 
礼拝式典で、何人ものムスリム女性が
「ニュージーランドにいて安全だと思っていた私達は
あの事件以降、生活は一変してしまった。」と叫んでいた。
 
Zちゃんに、ヒジャブ選択をていねいに説明しなかった
ご両親もひどすぎるのだけど、
ちゃんと知らずに、つけることを選んだZちゃんは
これから何度も不安になることでしょう。
 
自分も標的の対象になるのだ、ということに。
 
それを思うと、いたたまれない。
 
 
<銃規制の厳格化>
 
銃乱射事件後、18日にアーダーン首相が銃規制の厳格化を発表しました。
 
とても残念だけれど、50人の失った尊い命がなければ
これまで銃規制厳格化に反対だった
連立政党のNZファースト党や国民党に、賛成させることができませんでした。
 
オーストラリアの安全対策専門家が、
 
でも、NZでも銃規制強化のチャンスは、2017年にありました。
 
 
2017年当時は、国民(National)党政権で、
当時警察大臣で、現在もNational党副党首のポーラ・ベネットが
 
当時のNZ警察協会会長は、このポーラ・ベネットの判断に
 
この時は、2017年総選挙前。
ポーラ・ベネットは銃規制の国会討論中にも
執拗に銃推進派のロビー圧力団体から圧力を受けていて
NZ銃所持団体(COLFO)・全米ライフル協会(NRA)から
242,000票を盾に圧力をかけられていたというメールが、明るみに。
 
「最大政党である」と2017年選挙時に、大きな顔をしていたのです。
(議席過半数を超えなければ、最大政党であっても
政権は取れないのがNZ選挙なのですが。)
 
 
逆に今回、NZ Labour党のアーダーン首相は
銃規制厳格化に影響されないと断言しています。
 
この厳格化は、
元警察大臣の銃圧力団体に従った判断を非難し反対してきた
警察協会と警官ユニオンにも、強く支持されています。
 
 
1996年、オーストラリアでは
タスマニアで35人が銃で殺害された後、銃規制が厳格化されました。
 
ONE NATIONという右翼政党が、海外の全米ライフル協会から
寄付金を要求しているという
オーストラリア首相は、海外からの銃推進派圧力団体の干渉を非難しました。
 
銃規制が厳格化しても、ロビー団体の圧力は執拗です。
アルジャジーラ、がんばれ!!!
 
 
 
<ちょっと、意外だった記事> 

www.dailymail.co.uk

「Psychological Science」で発表された
イギリスの15000人の幼年期の知性と
成人期の政治的見解を比較研究した
 
>>>
右派の人は、左派より知的に劣り
幼年期の知能が低いと、成長すると
人種差別主義者や反同性愛者になる傾向があるそう。
 
保守的な政治は他人に対する偏見への「入り口」になる。
 
知性の低い人は、安全な気分になるため、右翼の考えを重視している。
 
人種差別主義者かを決定するのは教育レベルではなく、生まれ持った知性。
 
認知能力は、他の人々の印象を形成し、心をオープンにするのに重要で
認知能力が低い人は、現状を維持する
より社会的に保守的な右翼のイデオロギーに引き寄せられる可能性がある。
 
でも、社会的に保守的な人々すべてが偏見を持つわけではなく、
偏見のある人々すべてが、保守的であるわけではない。<<<
 
 
だそうです。
なんでちょっと意外だったか、というと。
 
このカナダの研究論文を紹介したのは、デイリーメール。
デイリーメールは、右だけどな〜
自分のとこの読者に向けてるのかな〜?
 
まあ、多様性の中にいるから
常日頃あれこれ考えてはいるなぁ、と自分では思うけど。
 
 
<Love Aotearoa Hate Racism>
 

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金曜日の追悼礼拝の後、日曜日。
 
オークランドのアオテア・スクエアでは
人種差別に反対する集会が開かれました。
 
第二次世界大戦で、ニュージーランド軍に従事した退役軍人の
 
 
人種差別をなくそうと
警官と男性の手を借りて共に行進する、佐藤さんの姿がすばらしいですよね。
 
スコットランド人の母と日本人の父を持つ佐藤さんは
4台ものバスを乗り継いで、アオテア・スクエアへ。
 
佐藤さんもまた、クライストチャーチの事件を聞いて
夜も寝られないほど、とても悲しんだそうです。
 
戦争を経験したご自身の人生は、困難の連続だったので
人々は文化的民族的背景に関係なく、お互いに気を配ることが大切だ、とも。
 
参加中も人々は親切で、警官が手を貸してくれて
帰りは自宅まで送ってくれたそうです。
 
「私たちはみんな、
避けようもない過酷な試練を、くぐり抜けます。
起こったさまざまな出来事によって、
もっとより理解できるようになることを
私は願っています。」
 
人種差別に反対する
95歳のジョン・佐藤さんは語りました。
 
このニュースが流れると、海外から多くの反響があり
佐藤さんは一躍、時の人に。
 

www.radionz.co.nz

 「自分はヒーローでなく、
自分のできることをしただけ。」
人種差別反対集会に参加した、佐藤さんの思いと行動が
海外でも多くの人々に感動を与えたそうです。
 
「人生で学んだ一番大切なことは、
愛であり、まだ今も学んでいる。」のだそう。
 
 
 
「調和ファンタジー」に、陥ることがないように。
 
意識を変える心、勇気を出す心、行動する心は
 
知性がどうであれ
 
みんなそれぞれ持って、生まれてきているはず。
 
その心意気で毎日を
 
生きているのか、どうか、
 
できることをやっているか? というだけ。