Bittersweet in NZ

ウトです。NZでもっとみんなに暮らしやすい環境のための社会改革に協力したくてNZ労働党メンバー・多文化メンバーをしている普通のお母さんです。*政治を考える=生活基盤をつくること*NZ高等教育機関でイギリス人英語講師をする夫を支えながら思うこと * 後半期に入ったNZでの3人の子育て*元日本人雇用主の永住権取得と同時に不当解雇されて闘ったこと*子供の聴覚情報処理障害(APD)の改善チャレンジなどなど。Melvins を聴きながら。NZ永住権市民権所持者のNZ Labour 労働党メンバー募集してます!

イーストエンドが、残したもの(1)

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NZオークランドの移住エージェント会社(1996年創業)
EAST WIND イーストウィンド。
 
 
今年2月後半の、アシカガマサトモ社長(通称トム田中)の自死による突然の営業停止で
イーストウィンド及び関連会社の提供してきた
移住サービスは引き続き受けられるのか、投資金預金の返金はできるのかなどの説明は
未だにされていないそうです。
 
それどころか、長年にわたる多くの被害と詐欺まがいの手口、
さらには会費徴収しながら、サポートコミュニティ内での搾取で
会員をコントロールしてきたことなどが
イーストウィンド(NZ)情報掲示板への利用者の書き込みによって
少しづつ明らかになってきています。
 
会社サイトには、
常に「お客様第一」をモットーに、お客様の満足が私どもの存在価値であることを肝に銘じ、日本人5万人社会を目指して邁進…..とあるけど
 
彼の作りたかった「日本人5万人社会」
こんな「日本人が日本人を騙して作る日本人コミュニティ」だったのだろうか?
 
主にこのノースショアでここまで大きく根深くなっていたことを
この掲示板で初めて知って、驚きと悲しさでいっぱいなのは私だけじゃないでしょう。
 
私は別に日本人を避けてきたわけじゃなく、
生活上の優先順位でやるべきことでいっぱいで
日本人にしか伝わらない日本語交流まで手が回らず、ずっと下位に位置していました。
出会う日本人の少ないNZ生活で、たまたま出会った元雇用主はその数少ない日本人だったわけです。
 
私の元雇用主松野太郎氏も、移住アドバイス資格のないこのイーストウィンドから
ビジネス運営のアドバイスを受け続けて、事実とは違う情報で永住ビザ申請して取得しました。
 
また、掲示板には他にいい人だと思っていた人の名もあって、
夫婦で本当にがっかりしています。
実は影で、そんな騙し合いの渦中にいたなんて。
残念で仕方ありません。
 
もう少し自分の時間ができるようになったら、そのうち日本人とも仲良くできたらいいな...なんて思っていたのに。
 
誰だったら信じていいのでしょう?
 
 
<長年にわたる数々の無資格での営業>
 
⑴VISAコンサルタント
⑵ 金融アドバイザー
⑶不動産販売及びその管理
⑷ サポートコミュニティの構成。シタデル。
⑸医療通訳(Companies officeの履歴)
⑹ 車の輸入及びメンテナンス
 
これらを無許可でサービスとして提供してきたそうです。
スタッフ全員がライセンス持ってなかったともいわれています。
それでなんでこんなに長年続いてきたのでしょう?不思議….
 
実際開催されたのかわかりませんが
NZ投資誘致に関して、2014年のセミナーパンフレットには
講演者として
  • NZ貿易経済促進庁
  • NZ移民局
  • NZ政府観光局
  • バンク オブ ニュージーランド
からの各要人と
  • イーストウィンドの元社長
  • イーストウィンド提携の弁護士
  • イーストウィンド提携の会計士
 
の名前が並びます。
 
パンフレットの下には、
当時国民党政権下だったNZ貿易経済促進庁、NZ移民局、NZ政府観光局と
バンク オブ ニュージーランドに続き、
イーストウィンドとその提携弁護士事務所と会計事務所の
ロゴがそれぞれ並びます。
 
 
この提携弁護士事務所のウェブサイトには、
NZ貿易経済促進庁、NZ移民局のロゴ付きで今日も掲載されていました。
 
NZ貿易経済促進庁、NZ移民局、NZ政府観光局は本当に許可していたのでしょうか?
 
 
こういうところからも、
イーストウィンドの移住ビザ・投資なら信用していいのでは?と
思った人も多かったのではないでしょうか?無免許だというのに。
 
グループ定期預金は、NZ$5,000からの商品とNZ$10,000からの商品があって
複数の顧客の預金を一括で、イーストウィンド名義の口座に預金するんだそうです。
中途解約はできないとのこと。
ビザ取得に有利だからと言われて、永住ビザのために加入させるのだそうです。
 
長期的な不動産開発への投資、ランドバンキング
今年1月にパンフ作成をしています。
最低投資額は、NZ$500,000またはNZ$750,000。4年間運用。
中途解約できないですよね。
 
これらは、掲示板のデータトピック欄で確認できます。
 
 
でも、社長亡き後の報道では、
会社や本人名義の口座に残金はほぼないということです。
預けた多くの方のお金はどこにあるのでしょう?
 
ビジネス物件・不動産売買の免許もないのに
どうしてこんなことが長年続いてたのでしょう?
 
掲示板のデータによると、NZ日本だけではなく香港やシンガポールでも、
誘致活動をしていたようなので、そこにも被害者がいるかもしれません。
 
*******
 
被害に遭った方。
まずは、被害状況を整理して以下のサンプルフォーム(有志の方作成)を参照に
日本語で(英語問題ない人は英語でも)書いてみてください。
証拠も探して集めてください。
 
 
もし通報して調査段階で、親切な担当ならいいのですが
「なぜ利用したのか?怪しいと疑わなかったのか?」など
中立の立場で質問されることもあります。
 
なので、
どうしてこの会社を利用することにしたのかをよく思い出して。
明確に、自分の中でも整理しながら明確にしながら書いていくのがいいですよ。
 
自分の時は「要するにこういうことが起きました。」とまず、
最初に要約を書きました。
 
続いてサンプルフォームのように、箇条書きで時系列に書いていきます。
 
これを最初にしっかり作ると、後々便利です。
 
通報する際のフォームによっては、オンラインで要約がいらない場合もあるし
PDF書類として送る場合もあるので、
提出する機関によって多少変更して出すことができます。
 
そして、提出先の機関に何をしてほしいのかも、最後に書きます。
 
自分は文書だけではなく、説明用に図入りのタイムラインを作って説明に使いました。
 
 
<NZで警察に通報する>
 
NZ警察サイトからの抜粋です。

移民申請に関する不正行為

申請人は自由に移民エージェントあるいは業者を利用できますが、エージェントや業者が移民局に提出する書類の作成責任は申請人にあります。 虚偽のビザや許可証、あるいは他の虚偽の書類を提出することは不正行為であり、警察はこれに厳しく対処しています。 だれかが意図的に移民に関する虚偽の情報やアドバイスを提供し、あなたがそのサービスに対して料金を支払った場合、あなたは警察とニュージーランド移民局(New Zealand Immigration Service)(link is external)にその旨を通報する義務があります。
 

詐欺

お金をだまし取られたり、詐欺の被害を防止するためにも、警察では、借り入れや投資の際に知名度の高い信用ある金融機関と取引するよう、呼び掛けています。 クレジットカード、ATMカード、暗証番号は安全な場所に保管しておきましょう。暗証番号は誰にも口外してはいけません。 品物やサービスの対価として小切手で支払を受ける場合には、必ず支払者に身分証明書の提示を求めてください。 個人あるいは金融会社から詐欺の被害を受けていると思う場合は、警察に通報してください。 詳しくは、小切手詐欺(link is external)およびクレジットカードの不正行為(link is external)をご覧ください。
 
 

非常時以外 - 警察署に行くか、電話する

例えばパスポートを紛失した、空き巣に入られた等、すでに事件が発生し現在差し迫った危険性がない場合は、最寄りの警察署へ電話通報するか、直接警察署を訪れ正式な被害の届け出をしてください。
被害の届け出や苦情申し立てのために最寄りの警察署を訪れると、届出受理書(Complaints Acknowledgement Form)が発行されます。この受理書には事件番号と受け付け手続を行った警察官の名前が記入されます。
届け出や申し立てに対して、警察は迅速な対応をする義務があります。届け出内容に関するご質問などは、事件番号を明示の上、お電話あるいは警察署窓口にてお問合せください。

言葉が通じない、コミュニケーションができない時

言葉がわからない等の理由で警察とうまくコミュニケーションができない場合には、以下の方法があります。
  • 家族や友人 警察で話をする際は、家族や友人に通訳を依頼できます。
  • 電話通訳サービス 警察では通話の際に通訳を手配できます。この電話通訳サービス(link is external)は無料です。警察に電話するときや警察署へ出向くときには、日本語の電話通訳サービス(Language Line)を利用したいとお申し出ください。この電話通訳の利用時間は月曜日から金曜日の午前9時から午後6時までです。
 
 
 
虚偽のビザや許可証、あるいは他の虚偽の書類を提出することは不正行為であり、警察はこれに厳しく対処しています。 だれかが意図的に移民に関する虚偽の情報やアドバイスを提供し、あなたがそのサービスに対して料金を支払った場合、警察と移民局に「通報する義務がある」って。
。。。ん?これどっかで聞いたことある話だなぁ〜 『通報は義務』。
個人あるいは金融会社から
詐欺の被害を受けていると思う場合も『警察に通報』。
 
被害にあった人達は、多くが警察に届けられるケースだと思います。
 
連絡がつかない、口座に残金がないと報道されているのですから
早急に相談に行ってみるだけでも、やってみたらどうでしょう?
 
こういうことって、やっていくうちに慣れていくものですよ。
 
大丈夫。勇気を出して!
 
何にもしなかったら、このまま収束してしまいますよ。
 
 
*****
 
Serious Fraud Office(SFO、重大詐欺捜査局)
 
だと、オンラインで通報できます。
 
右上のContact us にいくと、Report a fraud がありますね。
 
 
この住所記入方法だと、NZ以外からでもできそうですよ!
証拠も5ファイル(15MBまで)までアップロードできるし。
 
英語で書ける方は日本からでもぜひ!
 
たくさんの人が早くやらないと、逃げ切っちゃいますよ!
 
 
*****
 
 
イーストウィンドは一度も利用したことないけれど、故トム田中氏が書いたことをその昔さらっと読んだ時、
「NZに日本人5万人社会を作って、日本語しか話せなくてもいいコミュニティにする」みたいなことがあって
 
すごく自分とは意見の違う人だな、と違和感を感じた覚えがあります。
 
だってそんなことしたら、NZ地元民の差別感情が増えるだけ。
ちゃんと移住した土地の言葉を覚えて、現地社会に溶け込まないでどうするの?
 
そのブログでは、自身の子供が自閉症だけどみんなと一緒に普通の学校に通っているというエピソードを載せていて
それが日本にいる、若干障がいのある子のいる家族を惹きつけるのだそうです。
 
自閉症・発達障害・自閉症スペクトラム(ASD)・アスペルガー症候群・高機能自閉症・広汎性発達障害(PDD)・ADHD・学習障害(LD)などを持つ子の家族が
「ニュージーランドでならうちの子も一般の学校に通えるのでは?」と期待するのでしょうね。
 
そうしてNZにやって来て、
この騙し合いと搾取とコントロールで囚われるサポートコミュニティに、
年間会費10万円払って入会していくのだそうです。
 
故田中氏は、自分の子が通常の学校に通ったことに関して、
その子をサポートする側に関する説明をしたことがあるでしょうか?
 
障害のある子をサポートするのは、専門家だけではありません。
学校だけでもありません。
 
一番サポートしているのは、毎日の学校生活でサポートする担任と教科の先生達と、
サポート係を任されるクラスメイトの生徒です。
学齢によっては、その生徒の親もそうです。
 
ここまで、一人の子に何人もサポートする関係が生まれることと、
その人々のことまで故田中氏は説明していましたか?
(自分は確認するつもりはありませんが)
 
ニュージーランドの学校が、
あたかも障がいのある子にとってサポート体制の整った環境であるかのように
もし故田中氏が障がいのある子の親として、一方向からしか語っていなかったとしたら
彼は事実を知らなかったのかもしれないけど、まったく事実を伝えていません。
 
なぜかというと、
わが家の子達はみんなこれまでサポートする側をやってきたからです。
 
そして同時に私は、日本以外では
学習障害の一つである聴覚情報処理障害(APD)を持つ子の親でもあるからです。
 
障がいのある子の親御さんが、
NZでサポートを受ける側の視点しか情報を得られないのであれば
 
サポートする側の実体験を、
障害のある子の親として次回書こうと思います。

NZのEAST WIND イーストウィンドについて。

 
 
 

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NZのオークランドに
EAST WIND イーストウィンドという移住エージェント会社があります。
 
2月末の社長の死後、会社は営業停止状態で連絡が取れなくて
混乱している利用者が増えているようです。
 
移住・ビザサポート、ランドバンキングなどの投資運用で資金元本返金できるかなど
各サービス利用者の被害を訴える声は
これからも増えてくるだろうと考えられます。
 
サービス利用者を含む有志が立ち上げた、
イーストウィンド(NZ)情報掲示板で詳しく見てください。
 
 

この会社を利用したことはないし、

日本人コミュニティのこともよく知らなかったので

悪いウワサがあるとは聞いていましたが、まさかここまでとは。
 
情報・データ用掲示板を見ると、海外に140?関連会社があり
かなりの資金がすでに海外に流れています。
 
これまでにも、苦情通報や訴訟は多かったそうですが
こんなにも詐欺まがい搾取まがいが、日本人、移民社会に蔓延していた。
 
必要とするライセンスなしで営業してきているので、
関係監督機関のスクリーニングにかからなかったからという意見も。
 
移住関連、投資運用で被害にあった、問題があるなどで苦情を訴えたい人は
管轄する機関の担当大臣に、問題提起としてメールすることもできます。
 
以前、訴訟や移民局などに苦情や通報をしたけど変わらなかったとか
NZ国内日本からでもできます。
 
イーストウィンド問題に注目してもらうためには、
被害を受けた人が泣き寝入りをしないことが肝心ですが
預けた資金が返ってこないかもしれないのを心配して、
大ごとにしたくない人もいるようです。
 
私の元雇用主も、移住にイーストウィンドのお世話になっていました。
まだなっている、と言ってもいい。
 
NZ大好きのイーストウィンド掲示板は下火になっているようです。
以前私の不当解雇労働搾取の体験談を、注意喚起として利用してほしいと
お願いしましたが断られました。
イーストウィンドとNZ大好きはカンパニーオフィスとの記録から
相当深いつながりがあることがわかります。それじゃ私のことは載せたくないよねぇ。
 
私の不当解雇労働搾取の経験だけでも、
元雇用主とイーストウィンド、そのお抱え弁護士会計士の
責任をすり抜けるための狡猾さ計画性は、生半可じゃありませんよ。
 
私は起きたことすべてを、
こうして公表できているわけではないことを理解してください。
 
<大臣へのメール>
 
移民関係
通商・消費関係(移民も)
 
ニュージーランドでは、非日本人はもっと
オープンに取り上げるべき問題を大臣に伝えています。
 
問題や被害の報告を、簡潔にわかりやすい言葉で
伝わるようにきちんと説明してください。
 
手紙の書き方は、難しくないからググって調べてください。
 
日本人が日本人を組織的に騙すことが、このまま続いていっていいのであれば
こうやって問題が起きても黙っていればいいし、
 
私にはとても異様に見えるけれど、
自分はこういう囚われのコミュニティでは、暮らしていないから
自分でできることだけをしていきます。
 
「日本人が日本人を騙すこと」が、
長い年月をかけて、ここまで組織的になっている。
 
そして「日本人が日本人を騙す」は、これからも続いていくんでしょうね。
残念だけど。
 
このままザワザワと、様子見てるだけだったら。
 
 
 
 
 
 

クライストチャーチ銃乱射事件、その後。

 

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<連帯して、立ち上がる。>
 
テロリストで
犯罪者であり
過激主義者で
卑怯者のオーストラリア人の銃で、50人が死亡し大勢が負傷した
NZクライストチャーチの銃乱射事件。
 
 
襲撃犯の名は口にしないという
ジャシンダ・アーダーン首相の率いる、NZ労働党の多文化メンバーで
多民族移民の抱える問題にさらに向き合うために
ノースショア支部設立メンバーになることを引き受けていた私と夫。
 
多くの人々同様、この銃撃事件にとてもショックを受け
心がまだ重いのを、感じて日々を過ごしています。
 
ジャシンダの行動や言葉、遺族や被害者、一つになって祈りを捧げる国民に対し
多くの好意的意見が世界中からありましたが、
 
自分がマイノリティな移民でもなければ、
抱える問題の解決のために活動もせず
見聞きしたことだけで勝手に想像して、
嫌悪感や無理解を振りまく人たちもいました。
 
事件のあった2019年3月15日から
一週間経った、金曜日。
 
この日は、遺族らやムスリムへの敬意を表すために
「Headscarf for Harmony(調和のためのスカーフ)」を身につけよう、という
呼びかけが国内であったので、私もここオークランドで
一日中外出の時に、イスラム教徒の女性が髪を覆うスカーフ
「ヒジャブ」をつけていました。
イスラム教のすべてに賛成ではないけれど、それとこれとは違います。
 
 
 <Jummah Remembrance: Vigil for lives taken in Christchurch>
 
同日の夜6時からは、CBDにあるオークランド・ドメインで
「クライストチャーチで奪われた命の追悼礼拝」が行われ、
何千人もの人が訪れ、私たち夫婦も参加しました。
 
この礼拝を主催した団体です。
Migrants Against Racism and Xenophobia (MARX)
Racial Equity Aotearoa
Shakti NZ
Asians Supporting Tino Rangatiratanga 
Auckland Peace Action
 
式典では、ムスリム団体や差別主義に反対する団体のリーダー達が、
次々とスピーチをしました。
若い演説者には、難民としてNZで育ち団体リーダーになった
10代後半から20代前半の人達も。
 
演説では、直面してしている日常的な人種差別と暴力や
NZの白人入植者の歴史、植民地支配に言及しました。
 
2時間ほど行われたのですが、途中から退場した参加者もいました。
 
<礼拝か?政治集会か?両方か?>
 
 
式典中、何人もの演説を聞いていましたが
確かに、居心地は悪かった。
 
イスラム教徒に対してだけではなく、
マオリ、パシフィカ、アジアその他の移民コミュニティに対する
白人至上主義への強い非難と抗議は、植民地時代にも及んで続き
犠牲者の追悼のために来ている白人は、そうとう居心地悪かったはず。
白人至上主義に大反対の白人の夫も、多少我慢して聞いていました。
 
ぞろぞろと早く退場した人達は、
「犠牲者の追悼だけをしたかった。」
「植民地時代の白人の仕打ちへの非難が多すぎた。」
 
「犠牲者の追悼式に、人種差別・植民地主義・白人至上主義の議論を叫ぶには、
早すぎる。」と。
 

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グリーン党党首マラマ・デビッドソンと話していたちょうどこの時、クライストチャーチでモスク銃撃事件が起きていた。


そして一週間前、私たちが

たまたま事件の起きていた時間に会話をしていた
グリーン党の共同リーダーでマオリの、マラマ・デビッドソンも演説をしました。
 
「人種差別は日常的に起きていて、すでに人々は亡くなっています
人種差別について議論するのは『早すぎる』のではなく『遅すぎる』のです。」
 
「心から亡くなった方々に敬意を表したいのであれば、
『この事件は、襲撃犯だけではなく日常の人種差別の存在を意味している。』という、ムスリム・マオリ・パシフィカ・その他移民のコミュニティ全てに耳を傾けるべきです。」
 
「多くの人には、これが『不快な、受け入れがたい真実』であることを
理解しています。」
 
 
この礼拝の最後まで残った、パケハ(白人)の参加者からは。
「これは、マイノリティ、移民、マオリ、NZの有色の人々が直面している現実であり、白人は黙って、人種差別の影響を直接受ける人々の声を聞くべきだ。」
 

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この日の礼拝式典中、時折違和感を感じたのは、
襲撃犯が白人至上主義者だったために、
 
白人 VS 有色人種を、強く出しすぎていたこと。
 
そして白人至上主義に焦点を絞りすぎて、
昔の植民地時代の原住民に対する迫害と
他国からやって来た移民難民が受ける嫌悪は
一緒くたにされて
 
イスラム教徒に対する嫌悪の訴えが
薄まっちゃった感じがしたことでした。
 
え?それを持ち出すの?ここで?っていう。
横入りされて、ちょっと占領された感じ。
 
今回の事件は、
白人至上主義とイスラム教嫌悪(islamophobia)だけでなく
外国人嫌悪(xenophobia)、人種差別、移民排斥主義が原因だと
どの移民コミュニティでも言っています。
 
だって、NZの現実はどうですか?
 
人種差別あるじゃないですか。
 
白人 VS 有色人種だけじゃないですよね。 
 
差別感情の発生元は、白人だけじゃない。
 
マオリとアジア人移民間の差別
アジア移民同士でも差別
白人とマオリの間、
白人と移民の間の差別。
 
マシェティで、アジア人を襲うのはどういう人たちですか?
 
日本でだって「イスラム教徒はいいけど、〇〇人は嫌い。」とか。
 
どこにでもあるんですよね。
 〇〇人優位主義や〇〇人嫌悪が。
 
50人もの命を失って、多くの犠牲者も出なければ
日常的な人種差別があるNZの現実は、表に出ることはなかったのだろうか?
 
襲撃される可能性の低い、白人や白人移民は聞く耳を持たなかったのだろうか?
50人も、死ぬ必要あった?
 
結局は、〇〇人優位主義が問題で
差別はいろんな発生元があって、いろんな方向で差別行為が行われていることを
明らかにして対応しなければ、いつまでたっても
こういう悲しい事件は無くならない。
 
移民の方も「ギブミー」一辺倒じゃなく
「ギブアンドテイク」ができていなければ、
差別感情を生んでしまうことになる。
 
恩恵を受けているだけで、何もしなければ
与えるだけ(取られているだけ)の側に不満がたまっていくのは、当然のこと。
 
国内国外で、追悼式があったけれど
しばらくしてまた、これまでと同じ生活に戻ったら
何も変わらず、多くの犠牲が無駄になってしまう。
 
とりあえず、悲しそうなフリはするけど
これまでと変わらない白人や白人移民も多いでしょう。
 マイノリティのことなんか考えず。
 
差別を受けても、我慢し続けて
差別があるのを知りながら、見ないふりして
「楽しい海外移住生活」ができてるようなふりして、暮らし続ける。
そういう移民も、たくさんいる。
 
命を落とす心配がないから、そうするのかもしれないけれど
差別感情の放置で、命を落とす誰かはどこかにいる。
今回のモスクで祈っていた人々のように。
 
あなたが感じる、NZの居心地の良さは
誰かがどこかで、長年努力したおかげかもしれない。
それを、さも与えられて当然という風に、満喫しているだけだとしたら
ジャイアニズムをしているつもりはなくても
他人はそう感じてしまうこともある。
 
「おまえのものは、おれのもの。おれのものも、おれのもの。」
 
差別感情は、白人から向けられるものとは限らないのだから。
 
 
礼拝式典の最後まで参加した私たち。
 
最後に、ロウソクに火を灯して
それぞれが祈りを捧げるのですが
 
急いで家を出てきたのでロウソクを忘れてしまい
立ちつくしていると、すぐに
 
「あまっているから、どうぞ。」と
おねえさんが、ロウソクを分けてくれた。
 
ロウソクの火は…..あ、もらい火だ。
 
人からもらわないといけないけど、すぐにまた
別のおねえさんが、
「火、あげますよ。」と、分けてくれた。
 
アジア人でスカーフを頭にかぶっていたからなのか
もらった優しい親切が、うれしかった。
 
自然に誰かが、ニュージーランド国歌を歌い始めて
その場にいた人々が、
一つになって声を合わせ、歌った。
 
ハカをして見送る、たくましいお兄さんたちも。
 
それぞれの形で、
亡くなった50人の人々と犠牲者たちに、祈りを捧げた。
 

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<民族間の和解ファンタジー:Racial Reconciliation Fantasies>
 
ニューヨーク・タイムスで、ウェズレー・モリスという黒人の批評家が
映画「グリーンブック」のアカデミー作品賞受賞について
 
彼はアメリカのことを語ったのだけど、
これはどこの国にも多かれ少なかれ当てはまっていて
 
平和で安全そうに思われていたニュージランドで
多くの難民を含めたイスラム教徒が、襲撃されたことは
民族間の調和が「リアリティ」ではなく
「ファンタジー」だったことを、突きつけました。
 
犠牲者を悲しんで、またこれまでの生活を
これまでと変わらず続けていけば
「調和ファンタジー」に戻っていくだけ。
 
子供を虐待から守るためには、
国の法整備だけではなく
自治体・学校・地域の親や大人たち・学校の子供たちまで
ありとあらゆる方向から、あらゆる手段を使って守ることが必要なのと同じように
 
差別問題に対しても、それぞれができることをできるだけ
多方面で対応を続ける必要があると思っています。
 
自分が、NZ労働党の多文化メンバーになったのも
移民の抱える現実的な問題を、移民間での差別も含めて
明らかにして、できることを取り組んでいきたいから。
 
多文化メンバーとして、ノースショア支部の設立メンバーになったのも
意見や提案を、政府執行部に直接提案できて検討してもらえるから。
私達だと、特に移民労働大臣との関わりが多くなるでしょう
 
自分の勝手で、国際結婚をして
「子供には、二つの文化があるから、日本とイギリスで育てるべきだ。」と
大好きでいい環境だった日本を離れ、育児治安の悪いイギリスを避けて
永住権が取れたからたまたまやってきた、ニュージーランド。
 
このニュージーランドの安全と未来のために
政治活動に関わって、少しでも生活環境がよくなるよう活動していくのは
 
子供たちへの責任と、愛情表現であり
母としての、愛情の証。
 
もう、みんな大きくて抱っこはできないから
お母さんなりに、できる形でやっていきます。
 
それは、おいしくて体にいいごはんを作り続けるのと
まったく同じこと。
 
思いやりを家の中だけに向けているのでは足りないから
外にもよその子にも、見知らぬ誰かにも向けているだけで。
 
私は、NZLabour党の多文化メンバーになることを選んだけれど
移民であってもなくても、それぞれが
何かできることを見つけて、やってほしいです。
 
娘のムスリムの友達、 Zちゃんは、
以前「頭に着けるヒジャブをつけ続けるか、やめるか。」という選択を
親から求められたそう。
 
でもZちゃんは「つけなくてもいいほうを、選んでもいい」と
いうことを知らなかったので
「つけ続けるほう」を選んだ。
 
つけなくてもいいほうを、選んでもいいことは
後で親に言われたそう。
 
でも、もう決まったことだから
Zちゃんは、ヒジャブをつけ続けなければならないそう。
 
クライストチャーチの銃乱射事件の後、
週末明けのここオークランドでは、
バスで若いムスリム女性が罵倒され、
イギリスでも大馬鹿者に、ムスリムが襲われるという事件があった。
 
あの事件の時、モスクにいたのは難民g多かった。
 
礼拝式典で、何人ものムスリム女性が
「ニュージーランドにいて安全だと思っていた私達は
あの事件以降、生活は一変してしまった。」と叫んでいた。
 
Zちゃんに、ヒジャブ選択をていねいに説明しなかった
ご両親もひどすぎるのだけど、
ちゃんと知らずに、つけることを選んだZちゃんは
これから何度も不安になることでしょう。
 
自分も標的の対象になるのだ、ということに。
 
それを思うと、いたたまれない。
 
 
<銃規制の厳格化>
 
銃乱射事件後、18日にアーダーン首相が銃規制の厳格化を発表しました。
 
とても残念だけれど、50人の失った尊い命がなければ
これまで銃規制厳格化に反対だった
連立政党のNZファースト党や国民党に、賛成させることができませんでした。
 
オーストラリアの安全対策専門家が、
 
でも、NZでも銃規制強化のチャンスは、2017年にありました。
 
 
2017年当時は、国民(National)党政権で、
当時警察大臣で、現在もNational党副党首のポーラ・ベネットが
 
当時のNZ警察協会会長は、このポーラ・ベネットの判断に
 
この時は、2017年総選挙前。
ポーラ・ベネットは銃規制の国会討論中にも
執拗に銃推進派のロビー圧力団体から圧力を受けていて
NZ銃所持団体(COLFO)・全米ライフル協会(NRA)から
242,000票を盾に圧力をかけられていたというメールが、明るみに。
 
「最大政党である」と2017年選挙時に、大きな顔をしていたのです。
(議席過半数を超えなければ、最大政党であっても
政権は取れないのがNZ選挙なのですが。)
 
 
逆に今回、NZ Labour党のアーダーン首相は
銃規制厳格化に影響されないと断言しています。
 
この厳格化は、
元警察大臣の銃圧力団体に従った判断を非難し反対してきた
警察協会と警官ユニオンにも、強く支持されています。
 
 
1996年、オーストラリアでは
タスマニアで35人が銃で殺害された後、銃規制が厳格化されました。
 
ONE NATIONという右翼政党が、海外の全米ライフル協会から
寄付金を要求しているという
オーストラリア首相は、海外からの銃推進派圧力団体の干渉を非難しました。
 
銃規制が厳格化しても、ロビー団体の圧力は執拗です。
アルジャジーラ、がんばれ!!!
 
 
 
<ちょっと、意外だった記事> 

www.dailymail.co.uk

「Psychological Science」で発表された
イギリスの15000人の幼年期の知性と
成人期の政治的見解を比較研究した
 
>>>
右派の人は、左派より知的に劣り
幼年期の知能が低いと、成長すると
人種差別主義者や反同性愛者になる傾向があるそう。
 
保守的な政治は他人に対する偏見への「入り口」になる。
 
知性の低い人は、安全な気分になるため、右翼の考えを重視している。
 
人種差別主義者かを決定するのは教育レベルではなく、生まれ持った知性。
 
認知能力は、他の人々の印象を形成し、心をオープンにするのに重要で
認知能力が低い人は、現状を維持する
より社会的に保守的な右翼のイデオロギーに引き寄せられる可能性がある。
 
でも、社会的に保守的な人々すべてが偏見を持つわけではなく、
偏見のある人々すべてが、保守的であるわけではない。<<<
 
 
だそうです。
なんでちょっと意外だったか、というと。
 
このカナダの研究論文を紹介したのは、デイリーメール。
デイリーメールは、右だけどな〜
自分のとこの読者に向けてるのかな〜?
 
まあ、多様性の中にいるから
常日頃あれこれ考えてはいるなぁ、と自分では思うけど。
 
 
<Love Aotearoa Hate Racism>
 

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金曜日の追悼礼拝の後、日曜日。
 
オークランドのアオテア・スクエアでは
人種差別に反対する集会が開かれました。
 
第二次世界大戦で、ニュージーランド軍に従事した退役軍人の
 
 
人種差別をなくそうと
警官と男性の手を借りて共に行進する、佐藤さんの姿がすばらしいですよね。
 
スコットランド人の母と日本人の父を持つ佐藤さんは
4台ものバスを乗り継いで、アオテア・スクエアへ。
 
佐藤さんもまた、クライストチャーチの事件を聞いて
夜も寝られないほど、とても悲しんだそうです。
 
戦争を経験したご自身の人生は、困難の連続だったので
人々は文化的民族的背景に関係なく、お互いに気を配ることが大切だ、とも。
 
参加中も人々は親切で、警官が手を貸してくれて
帰りは自宅まで送ってくれたそうです。
 
「私たちはみんな、
避けようもない過酷な試練を、くぐり抜けます。
起こったさまざまな出来事によって、
もっとより理解できるようになることを
私は願っています。」
 
人種差別に反対する
95歳のジョン・佐藤さんは語りました。
 
このニュースが流れると、海外から多くの反響があり
佐藤さんは一躍、時の人に。
 

www.radionz.co.nz

 「自分はヒーローでなく、
自分のできることをしただけ。」
人種差別反対集会に参加した、佐藤さんの思いと行動が
海外でも多くの人々に感動を与えたそうです。
 
「人生で学んだ一番大切なことは、
愛であり、まだ今も学んでいる。」のだそう。
 
 
 
「調和ファンタジー」に、陥ることがないように。
 
意識を変える心、勇気を出す心、行動する心は
 
知性がどうであれ
 
みんなそれぞれ持って、生まれてきているはず。
 
その心意気で毎日を
 
生きているのか、どうか、
 
できることをやっているか? というだけ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ニュージーランドの、プリズム

 
 
2019年、3月15日。
 
曇りの予報だったのに、その日の太陽はとても強かった。
 
平日の学校をストライキして、集まる大勢の子供達。
学生、賛同する大人達で、Aotea Square広場には入りきらないほどの
熱気があふれていた。
 
「自分たちの声は、世の中に影響を与えないから、大人達に聞いてもらえない。」
という
 
心無い大人に、反旗を翻して、若い世代が集まった。
 

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アオテア・スクエアまでのバスは、停留所に止まるたびに
わんさか参加者を乗せていく。
 
一般のバスが、学校ストライキのバスツアーのように賑わっていた。
 
後ろの席の女の子達が、学校で地球温暖化を教えるのに
当の学校や大人達が反対することに、とめどなく不満をこぼしていた。
 
今回の子供達の行動を支援する大人である私達は、
子供達が声を届けようとすることが、どれほど素晴らしいことかを
しっかりと、刻み込むように伝える。
 
若い世代は、無駄を無視して、鋭く核心をついてくる。
 
その声を、止めるな。
 

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オークランド中心部に集う
小さな子供から、皺深く刻まれた大人まで幅広い群衆に容赦なく
ジリジリと照り続ける日差しが、大人達には堪える。
それでも若い世代は、
次々と地球のこれからと行動の必要性を、声高く訴えた。
 
ステージには、政権閣僚二人の姿も見えた。
子供達の今回の行動に感銘を受けたという
Green党の共同リーダー、Marama Davidsonマラマ・デヴィッドソン
若者の熱い思いに応えた。
 
地球温暖化対策には、大人だけではなく子供達の力が絶対に必要で
これからも声をあげて活動を続けていくよう伝えていた。
 
 
あれだけの暑さの中でも、見知らぬ同士がお互いいたわりながら
声を張り上げて、掛け声を掛け合って、想いを一つにしていた。
 
付き添いで、のぼせそうになりながら群衆の中で一体となったり、
あちこちで見られる「思いやり」は、暑苦しさに反してとても心地よかった。
 
ストライキが終わり
群衆がまばらになり、お互いの勇気と行動を讃えながら
ほうぼうに散らばっていく。
 

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熱気が落ち着いてきた頃に
隣で私と同じメッセージボードが気に入って、見ていた人が。
 
Green党リーダーの、マラマ・デヴィッドソン。
 
娘と夫と一緒に、このストライキに参加した私は
子供達の声をしっかりと閣僚として受け止めてくれて、
親として心から感謝しています、と伝えました。
 
閣僚として、水・住宅・子供
・マオリ パシフィカ エスニックコミュニティーなどのスポークスマンである彼女は
家庭では6人の子の母親でもあるので、
子供達の今回の活動を無視することはとてもできない、と言っていました。
 
マオリで、人権や虐待問題に長年取り組んできた
Green党リーダーのマラマと
 
日本人移民で、NZ Labour党の多文化メンバーで
ノースショア支部の立ち上げメンバーでもある、ただの普通の母親の私。
 
立場が違っても、手を取り合って
「社会や環境をより良くしたいという思い」は、同じ。
 
環境や教育のことなどを率直に話し
 
それから前日、暴行を受けた
同Green党の共同リーダーで、気候変動大臣のJames Shawジェームス・ショウへ
回復を願う私の気持ちも、伝えてもらうことに。
 
「暴力で訴えることが、許されるべきではない」
と、お互いうなづき合った。
 
この日、3月15日。
 
この時、クライストチャーチで
多くの人が銃の犠牲になっていたことは
まだ、私は知らなかった。
 

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とても親しみやすいGreen党共同リーダーの、マラマ・デヴィッドソン。
 
3月15日。
 
この日、私達の暮らすニュージーランドでは
 
子供たちによる最高な行動と
 
卑怯者による最悪な行動が、同じ日に起きた。
 
***
 
クライストチャーチにある
イスラム教徒のモスクで起きた銃乱射事件で、50人もの命が断たれた。
 
負傷した人も多く、精神的被害も含めるとその影響は膨大。
 
この白人至上主義者の銃乱射事件で、この国全体も海外もショックを受けている。
 
夫が生まれ育ったイギリス・ロンドンを始め
世界の各地で、人種差別やイスラム嫌悪に反対するデモが起きている。
 
過激化した白人至上主義者の犯行だだけど
この地をよく知る息子や現地の人によると、
こんな事件が起きるような場所ではないそう。
表向きには。
 
世界中にある白人至上主義、〇〇人優越主義は
治安が比較的よく寛容だと言われる、ここニュージーランドにも
見えないようで存在する。
表面的に安全そうに見えるだけで。
 
極右まではいかなくても、現実に白人優越〇〇人優越はあちこちで潜んでいる。
 
それは移民だったら、多くの人が知っているはず。
 
安全そうに寛容そうに見えるけど
角度を変えると、移民や難民への嫌悪、差別感情が
移民が増えたことで
この社会にも存在することが、ハッキリと分かる。
 
オーストラリアだったらもっとはっきりぶつけられるであろう
人種差別行為は
移民だったら、NZにいても仕事先や生活していて
誰でも受けたことあるんじゃないだろうか?
差別感情をぶつけられたことはない移民が、いるだろうか?
 
教師の夫が、移民のクラスを教える時
人種差別にあったことはあるか、聞いてみると
学生はほとんど全員が、手を上げる。
 
NZのイスラム教は、1%ほどらしいが
白人の夫の教える学生には、イスラム教徒も大勢いる。
 
これからは、夫は教育者として
学生の恐れと悲しみを分かち合って
この卑怯で屈折した憎しみに屈しないことを
繰り返し励まし、支えあいながらの授業になることでしょう。
 
その夫が守っていく強さを保って、学生を育てていくために
私は彼を支え続けていくことでしょう。
 
ここまで極端じゃなくても、沸々と潜む
移民や難民への嫌悪は、この安全そうなこの国にも確実にある。
 
もう、この現実を無視してはいけない。
 
見ないふりを続けていたから
屈折した嫌悪が、よりによって
集って祈っていたイスラム教の人々に、向かってしまった。
銃という卑怯な手段で。
 
この事件で、浮き彫りになった
移民や難民への嫌悪は、イスラム教徒に対してだけではないことを
私達移民も受け入れなければならないと、私は思う。
 
 
環境科学者が訴えた
 
「現状を誰かが変えてくれるのを待つのではなく、自分達でも変えなければいけない。」という言葉。
 
「世の中を変えていくための行動を、勇気を持って続けていくことの大切さ」
子供達に訴えた、
 
Green党リーダーの、マラマ・デヴィッドソン。
 
地球温暖化に向けられた言葉は
 
奇しくも同じ日に起きた銃乱射事件で浮き彫りになった
移民や難民への嫌悪に対する、大人の移民である私達にも当てはまる。
 
「現状を誰かが変えてくれるのを待つのではなく、自分達でも変えなければいけない。」
「世の中を変えていくための行動を、勇気を持って続けていくことの大切さ」
 
 
子供達は心無い学校や政治家に脅され否定されても、勇気を出して行動に出た。
 
私達の娘がその一人であることに、心から誇りに思う。
 
私達大人は、どうか?
 
 
私は、移民や難民への嫌悪を少しでも減らすために
普通の一母親ではあるけれど
 
現実にある、移民や難民への嫌悪を少しでも減らすために。
 
もし何かできることをしたいという人は
安全な社会環境のために発言し、活動する移民グループに参加することを
考えてみてください。
 
それ以外の方法がいいという人でも、自分で何かできる行動をし続けてください。
 
何もしなければ、またどこかで犠牲者が出ます。
 
命は落とさなくても、精神的・生活に悪影響を与える差別は続きます。
 
子供達が行動しているのに
大人が、のほほんと見て見ぬ振りで何もしないのは、本当にやめてほしい。
 
過去には、摩擦を避けて目立たなくしていれば
それで移住生活が送っていけた時代があっただろうけど
 
もうそれでは、安全に暮らしていけるとはいえない時代になっていることを
このオーストラリア人の差別主義者は、わざわざニュージーランドに来て知らしめた。
 
移民に参政権がある数少ない国、ニュージーランドで
安全な社会創りに参加できるのに
 
大の大人が何もしないのは、本当にやめてほしい。
 
でないと、またどこかで誰かが犠牲になる。
 
その犠牲が、この私じゃないと、誰が言い切れますか?
 
 
 
 
 
 

School Strike 4 Climate NZ。3月15日は、地球温暖化のための子供の学校ストライキ。

 
 
子供達は自ら、声を上げる。
 
 
子供達の未来を、守るために。
 
 
 
 
地球温暖化問題に関して
親、教師、ビジネス業界、各界リーダーたち迅速な対応を求める
子供による学校ストライキが、
来たる3月15日に、世界50カ国以上で行われます。
 
ここ、ニュージーランドでも30ヶ所近くで、行われます。
 
8歳から18歳まで、家族なども参加していいのだそうです。
 



子供達は3月15日の金曜日、学校には行かずに
ストライキに参加して、大人たちにもっと真剣に
地球温暖化問題に取り組むよう訴えるのです。
 
この地球温暖化のための子供の学校ストライキは、
昨年、スウェーデンの16歳の学生Greta Thunbergさんが
学校に行かずに、国会の外で3週間ストライキを起こしたことから始まりました。
 
 
 
 
研究者、専門家、教職員の多くがこの子供たちの活動に賛同しています。
当然、私も教育者の夫もそうです。
 
緊急性のある社会問題を、市民を巻き込んで
行動していくために、子供達ができることを実践する
とても教育的に意義のある活動である、と私達も考えています。
 
 
前からストのことは知っていたので、
わが家の高校生(日本では中学生)の末娘に、こういう活動があることを伝えました。
 
興味がなかったり、学校で勉強したほうがいいのならそれでいいし、
もしストライキに参加したかったら、ママ達は全面的に協力をするよ、
とも話をしました。
 
最も影響受ける子供たちが
現状を見て悲観し
「大人たちに異議あり!」と意見するのも、
もっともなことなのですから。
 
すると、過剰反応だよなぁと思うんだけど
メディアでは、反対・賛成それぞれの学校や政治家の意見が出ていました。
 
NZ Labour党と緑の党からは、
気持ちはわかる、自分の子が行きたいと言ったら許可するという議員達の声が上がり
 
National党は、子供のストライキに反対でした。
 
子供がそんなことやっても、世の中に影響力ないから大人しく学校行きなさい、と。
 
 
私達の暮らすのは、National党支持者の多い地域で
その党の議員の出身校でもある
娘の通う高校からは、政治的圧力のニオイプンプンの
威圧的ともいえるメールが、うちに届きました。
 
 
ストライキに参加するには、
  • 生徒が継続的でそれ相当な環境活動をしていること。
  • 親や保護者が許可している旨の手紙を、保護者が書く。
  • 生徒は主任教諭と話をして提出すること。
  • ストライキ参加の可否は、主任教諭が決める。
 
ということでした。
 
このメール、ビビる親多いだろうなぁ〜。
全国には生徒のストライキに、理解を示す学校もあるのに。
 
ぶっちゃけた話、スト行くのも学校休むのも
最終的に許可するのは「親」
学校側が、記録上どう処理するかだけで
 
結局は、学校の出す可否に関係なく
本人に明確な目的があって、親がそれを許可してればいいのだ。
 
家族の海外旅行で、長期間学校休んでも学校は文句言わないのに。
同高校卒業の兄ちゃん達は
「行きたかったら、そんなメール無視して行け!」と怒る。
 
まあまあ。とりあえず、学校の欲しがってる「形式」だからさ。
学校の欲しがる親からの手紙は、ちゃんと出すことに。
 
NZってけっこう形式にこだわるとこあるんですよね。
どうでもいいじゃんそんなこと、ってことで。
 
だから何でもかんでも
「堅苦しい日本」「大雑把NZ」って括れるわけじゃなくて
堅苦しさって、どこにでもある。
 
このメール、ビビって引っ込んだ気の毒な親御さんもいると思うけど
私は、「そう来たか〜(笑)」とスイッチ入って。
こういうことは、私がいつも担当なので
いつものようにガーッと一気に書こうと、したけど
ふと、「この親からの意見書は、夫が書きたいだろうな」と手を止めた。
 
その後、夫に見せたら
案の定「俺が、書く。」と。やっぱりね(^^)
 
 
娘とは、
これまでわが家でやっている対策を、よく話し合って整理しました。
 
Gretaさんが、どんな風にどんな思いでこの活動を始めたのか?
そしてその活動が世界中の子供達にどう広がっていったのか?
大人達には、賛成の人も反対の人もいること、
学校から来た厳しい内容のメール。
 
これらを見せて、一緒に考えて
それでもストライキに参加するかを、もう一度聞きました。
特に、学校の厳しい態度に、娘が萎縮してしまっても無理はありません。
 
でも、自分は大勢が参加することに意味があると思うから、行く。という決断でした。
 
 
娘の参加の意思を強固にしたのは
彼らの言葉でした。
 
「子供達、学校にいなさい。(環境問題は)私たち大人が保障するから。」
「行進しながらスローガン繰り返して、その後多分マクドナルドでしょ?そこから多くを学ぶとは思えないな。」
National党党首 サイモン・ブリッジズ
 
「(子供達の学生ストライキは)少しも世の中のためにはならない。」
National党議員 ジュディフ・コリンズ
 
 
ビジネス界を優遇し、
農業団体には農業排水を垂れ流しさせて、国内河川の汚染を放置し続けて
海洋掘削で石油業界を潤して票を確保するのがNational党の手なのは、周知の事実。
 
これが、National党の言う「保障できる環境問題対策」らしい。
 
こんなことで対策取ってるって言ってるから
子供達が怒ってるんじゃないの?
 
子供の意見を尊重もしないのに
この人達は自分の子供達に、おそらく
愛していると言うのだろう。
すごい偽善。
 
そういう人間達の信条を支持する人達も
おそらく自分の子達には、信じているなどと言うのだろう。
全然筋の通ってない大人達。
 
National党のジュディフ・コリンズが、
子供の声なんかちっとも聞いちゃいないことは、別に今始まったことじゃない。
 
2017年の総選挙期間のTV討論番組でも
会場にいた子供をイラつかせていた。
 
National党は、子供の貧困問題は存在しないと主張してきて
9年間対策を取ってこなかったのに、選挙間近になってやっと認めた。
 
 
「地球温暖化は、この世代にとって原子発電ゼロ選択と同じように最重要課題である。」という
当時NZ Labour党党首のジャシンダ・アーダーンの意見に。
 
その「地球温暖化が最重要課題」という意見には反対の
ジュディフ・コリンズは(0:27)で、地球温暖化より
それまで無視してきた子供の貧困問題の方が最重要
手のひら返すような、発言をしてブーイングが起きた。
 
13歳の子が(3:30)
「地球温暖化問題は、自分の将来のことだよ。ふざけんな!」
地球温暖化を問題視しない大人達に怒りをぶつけていた。
 
 
ジュディフ・コリンズは、「国民の利益を考えて」じゃなく
「NZ Labour党には何がなんでも反対する」と最近も言っていたから
昔もこれからも、国民そっちのけで何でもかんでも
 国民の利益は関係なく、Labour党に反対していくんだろう。
 
ジュディフ・コリンズにとって、何よりも重要なのは
中国企業との黒い繋がりで私腹を肥やし続けることだ。
裕福でもなんでもいいから、なんで国の現実問題もどうにかしようとしないのか、
政治家なんだから。
 
昔はNational党支持者でも、ジュディフだけは
党首に選ぶのは御免っていうのが大半だったのに
 
 
10万ドルの寄付金の不正も再浮上してきたし。
 
 
<学校を休んでストライキに参加するのは「ずる休み」か?>
 
この日は、運良く都合のついた私達も一緒に、娘と参加します。
 
学校を休んでストライキに行くなんて、「ずる休み」?
 
自分も参加したいという子供に、
「それはずる休みじゃないの?」という大人が多いかもしれない。
 
寝坊ばっかりして
車でしょっちゅう学校の送り迎えしてもらってるのに
この子供は環境問題に関心が高いのか?というと
それは説得力がない。
 
だけど、家庭の中で環境問題の話題がいつも出て
日常的に家庭内でできることを、家族全員が工夫してやっていれば
「各家庭の努力だけでは、とてもじゃないけど効果が薄い。」というのが
大人も子供も、わかっているはず。
 
「学生ストライキ=ずる休み」とすぐに結びつける大人は
本当に家庭内で、意識的に環境問題に取り組んでいると言えるのかだろうか?
 
子供を疑う前に、自分の行いを振り返ってもらいたい。
 
本当に、環境問題どうにかしてくれ!と
スト参加で大きな声の一部になりたい子供の気持ちを
「ずるい行動」に結びつける。
 
本当にずるいのは誰か?
 
はずかしいのは、無駄を減らす工夫を
率先して家庭内で習慣化していない、親の方ではないだろうか?
 
 
あの学校メールの雰囲気からして、
学校側が子供を抑圧して傷つけやしないか、教育者の夫は心配していた。
 
でも娘が、意を決して話をする主任教諭は
兄ちゃん達もお世話になった先生で。
優しい先生だから、大丈夫だと思うんだけど。
 
「何言われようとも、ママとダダが絶対連れていってあげるんだから
心配しないで手紙渡しておいでね。」と送り出した朝。
 
行ってきます、と返ってきた声は、明るくて軽やかだった。
 
 
形式をちゃんと済まして、帰ってきた娘によると
先生は好意的で、兄ちゃん達のことも元気?と覚えててくれたそう。
手紙を読むと、いいことだと賛成してくれた、とのこと。
そりゃそうだ、だって科学の先生だもんねぇ。
 
学校側、といっても意見が一つじゃなくて
ナニやら委員とかもいて
現場の先生と同じ考えとは限らないのだ。
 
娘のまわりでは、ストのことを知らない子
家庭で話題にもなってないことに、娘はすごく驚いていました。
 
そしてこのストライキの意義やリンクをシェアしたり、話し合っているそう。
 
親御さんの中には、気の毒に親からの手紙を書くのに困っている人もいるそう。
 
意見を発言することが、許されない国から来た人や
意見することに慣れていない人、
移住して間もない人もいることでしょう。
だからうちの手紙を、参考にしてもらっています。
 
ニュージーランドでは、意見を言っていいのです。
 
母として。
娘に伝えたいことは、
子供だから、女性だから、移民だからといって
意見を言うことに「怯えない心」を持つこと。
 
実際に体験することで、発言することに慣れていくようにすること。
 
それは、彼女の周りの親子達にも言えることで。
 
既成概念に縛られて、発言・行動することを恐れないでほしいのです。
 
子供だから、女性だから、移民だから、今までになかったから?
そんなの、牛の糞。で、あります。
 
兄ちゃん達が「シニア(高校高学年)になったら
サボる奴いっぱいいるのに、縛りつけてバカバカしい」と言ってたけど
本当にそうなの。たった1日の出来事。
 
夫は、受け持つクラスで、娘の話をしたら
生徒達から温かいエールをもらったそう。
そこで、アル・ゴアの「不都合な真実」
(Al Gore "An Inconvenient Truth” "An Inconvenient Sequel: Truth to Power” )が
話題に持ち上がったので
急遽、授業を環境問題のディスカッションにしたそうです。
 
 
子供達は、私達世代や過去とは違う
これまでにない、新しい時代変化や環境を生きていくのだから
 
過去の繰り返しだけでは、どうにもならない。
 
これまでにない時代を生きていくための
想像力と勇気が、必要なのだ。
 
想像力。
 
繰り返さなくていい過去は、繰り返さない。
 
時が向かっていく方向は、未来だけなのだから。
 
 
*****
 
North Shore Multiculturalメンバー、募集中です!
 
ノースショア在住じゃなくても大丈夫なので、参加しませんか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

NZ Labour党のNorth Shore Multicultural Branch のメンバーを募集しています。

 

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NZの政治に、一緒に参加しませんか?
 
 
私たちNZ 労働党の多文化メンバーは
North Shore Multicultural Branch(仮)の設立に向けて
メンバーを募集しています。
 
NZは、国政レベルで外国人参政権がある
数少ない国のひとつ。
 
NZでは、移民であっても
永住権や市民権があれば
政治に参加して
 
国や暮らしや環境を、良くしていこうと
活動することができます。
 
例えばイギリスやアメリカ、フランス、オーストラリアに移住したら
ここまでの政治的活動はできないんですよね。
 
縁あって、NZに暮らしている海外移住組のみなさん。
 
NZが好きだったら
あなたがこの国を、もっといい国にする力になりませんか?
 
 
***
 
North Shore Multicultural Branchは、
ニュージーランドのオークランドにあるノースショアで暮らす
さまざまな国のバックグラウンドを持つNZ Labourメンバーの有志が
 
教育、医療福祉、文化や言葉のギャップ、移民法など
ニュージーランド暮らしの中で
移民視点から見える問題、
移民ならではの抱える問題を
 
ニュージーランド政権を主導する、NZ Labour党(労働党)の政権執行部に提案し
改善していこうとするグループです。
 
この前、映画「バイス」を観て
 
生きてる間に、
私、何ができるだろう?
 
と考えていたら、一週間もしないうちに
 
ひょんなことから、私も支部の立ち上げメンバーになったので
こうして、声をかけてみることにしました。
 
 
移住生活の中で、困っていること、ありませんか?
 
「移民だからしかたがない。」
 
「イヤなら自分の国に帰れ!」
 
と言われるのが嫌で
我慢し続けていることはありませんか?
 
また、あなたの周りで悩んでいる人はいませんか?
 
 
2017年10月に、NZ Labour党主導政権が誕生してから
NZ Labour党は、国民の声を聞きながら
前National党政権の9年間で放置され続けてきた
 
危機的状態にある教育・福祉・住宅など
多くの問題の改善に向けて国づくりを進めています。
 
でも、国民それぞれが、バラバラに別々の要望を
SNSなどあちらこちらで出しても、本当に国に大事なことが
政権執行部にしっかり伝わらないことは、明らかです。
 
そのため、多民族国家New Zealandに暮らす移民として
移民特有の問題や声を、政権執行部に伝えていくための多文化支部を
このノースショアに設立することを、私たちメンバーは目指しています。
 
ですが、
現在集まっているメンバーでは、支部の設立できる人数が不足しています。
 
 
<メンバー加入の条件>
 
※ この活動は、ボランティアです。
 
● NZに在住して、永住権や市民権を保持している人。
 
● NZ Labour党メンバーに加入、またはこれから加入できる人。
 
加入はこちらから。
 
● 寄付によるサポートをする、以下のいずれかのファイナンシャル・メンバーであること。
 
継続メンバ(Victory for Labour member):毎月$10以上を寄付。自動更新。
年間メンバー:毎年12月31日までの寄付金額を決めて、自分で更新する。
(収入のない人は年間$5。年間$25や$35など自分で決める。)
 
● さらに、Multicultural Labour メンバーにも加入できる人。
(寄付は上記の一度のみ。通常のメンバーと多文化メンバー分と二重に寄付する必要はありません。)
 
多文化メンバーの加入は、こちらから。
 
※ 居住地が、オークランドのノースショアである必要はありません。
 
例えば、クライストチャーチやタウランガに暮らす人も、メンバーになれます。
 
遠方の方でも、送られるレポートをを読んで
意見のある時にメールなどで意見交換をするという参加もありますね。
 
設立メンバーには、党の役員、次期候補者、各分野の組織の要人などがすでにいて
私のように、一般の人も同じ移民として意見交換していきます。
 
活動には賛同するけれど、始めのうちは名前だけ連ねたいということでもいいですし
集会に出るには、英語に自信がない、という方もいるかもしれません。
それは、みんな移民なので十二分に理解していますから
意見を伝言してもらえる人(私とか)に、してもらうということも
できるかと思います。
 
私だって普通のお母さんなので
声かけてもらって「私でいいのかな?」と思うけど、
志が同じ人たちとの話は楽しいし、勉強になるし
わからないことは聞けばいいし。
あとは自分が成長すればいいんだから、いいや!
というくらいの気持ちです。
 
かたく考えずに。
毎日の暮らしのことだから。
 
自分のできることを、できる範囲で。
みんな続かない無理はできないから
集まりにも出られる時に出る、というのでいいんです。
 
それから
NZ Labour党の活動は、
ボランティアと寄付金で支えられています。
 
NZ暮らしで、選挙権があってもなくても
ジャシンダ、がんばってるなぁ
レイバーがんばれ!という人は
もしよかったら、$3からでも寄付できます。
どうそよろしくお願いします。
 
 
多文化支部のメンバー募集には
知り合いや、日本人以外でも
活動に興味がありそうな移民仲間がいたらぜひ声をかけて
リンク先を教えてあげてください。
 
 
 
 
 
 
 
たとえば、ワークビザで
「これはおかしいんじゃないか?」という部分があるとします。
現行のワークビザは、前政権がスーッと制定したものです。
よその国から来た移民だからこそ「この部分、不公平じゃないか?」という点に
気づくことがあります。
 
そういう意見をしっかり伝えていきましょう、っていうのが
Multicultural Branchの目的です。
 
今、各地で人口の多い、中国人支部やインド人支部も立ち上がっています。
 
「政治に自分の意見を言ってもいいなんて、知らなかった!」っていう声が
多かったのだそうです。
 
子供の障害にサポートが受けられないことを知ったとたん
さっさと飛び出して行った鉄砲玉な私とは、全然違います….

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結婚する時、母は夫に「この子言い出したら聞かないから、気をつけるように」と取説。
こうしたらいいのに、と思っていたけど
ずっと思ってるだけだった人は、たくさんいます。
 
そういうみなさんの声を、上に伝えたいんです。
 
もっと思いやりのある、暮らしづくりのために。
 
入りたい!とか質問とか、やってみようか迷っているなど
気持ちが動いたら、ぜひ『ウト(私)宛て』に
メッセージやツイッターで送ってください。
 
役立ちそうな質問は、ブログ内で個人情報に配慮して
公開しますので、非公開希望の人は言ってくださいね。
 
もちろん冷やかしや誹謗中傷は、固くお断りします。
 
3月いっぱいをめどに、考えています。
 
どうぞ、よろしくお願いします。
 
 
<ノースショアに、多文化支部を設立する意味>
 
ここからは、私個人の意見です。
 
オークランドのノースショアは
2017年まで、9年間政権を握っていた
National党支持者の非常に多いエリアです。
 
現在のNational党副党首もここのエリアだし
公的医療危機を放置し続けた前医療大臣を、
国民に苦しんでいるのに再選させるようなNational党支持者の多いエリアです。
 
先日、かかりつけ医(GP)に言われました。
 
「あなたの程度の下肢静脈瘤だと、公的医療の専門医は、もう治療してくれない。
残念だけど。よっぽど年配女性みたいにひどい潰瘍で、歩けないくらいにならないと。
それが、現実なんだ。」と。
 
それまで、待たないといけないの?今痛いのに。
 
政権が変わったからといったからって
魔法のように、社会が一変するわけじゃない。
 
国の医療費減らして、その上放置してきた問題は
変えるのに時間がかかる。
 
だから、問題をほったらかしにしてきたNational党の責任は
大き過ぎるのです。
9年間政権にあったんだから。
 
 
 
「ナショナル党の支持者が多いのは、支持者を輸入したからだ。」と言われるように
裕福層の大量移住(主に中国人)をすすめて、国民の一部を優遇し
貧富の差は、拡がる一方でした。
 
大量に移民を受け入れて
そのせいで足りない住宅を建てるための
大工、配管工、電気工など建築スキルのある人材育成を
9年間も政権を握っていたのに、やって来なかった
National党には、重大な責任があります。
 
この住宅の異常高騰と住宅不足を、放置してきたNational党支持が
それでも強いのが、ノースショアなのです。
 
医療費教育費の大幅削減、子どもの貧困、ホームレス問題
復興の進まないクライストチャーチ、若者のメンタルケア不足を放置してきた
ナショナル党前政権の支持者が多く占めているのです。
 
よその国から来た移民なのに、一部の国民だけ優遇する右翼政党を支持する。
 
よそから来たのに、その国全体のこと考えないから、疎まれて嫌われるんじゃない?
 
よそから来たのに、貧困層の問題を無視して
自分の有利になることばっかり強欲に考えて
圧倒的な人数で占領された気持ちにさせているから
偏見差別は無くならず、ひどい時には差別的襲撃が起きてしまうんじゃないだろうか?
 
「政治のことはよくわからないけど、知り合いがNationalに入れなさいっていうから、入れる。」と
自分の頭で考えないで、投票する人も前回選挙では多かった。
 
でも
私たち移民はみんな、
一部の国民だけが優遇されることを望んでいるのでしょうか?
 
苦しい状況の国民に、時には不運のはけ口や憎しみの対象にされ
時には怯えて、暮らしていきたいのでしょうか?
 
富裕層であろうとなかろうと関係なく
移民だけど、国全体の暮らしが良くなることを願う人は
もっといるはずじゃないだろうか?
 
 
強欲な移民と
親切な移民は、
アジア人移民の場合、特に見た目が一緒なので
一緒くたにされて
 
ひとまとめに強欲カラーのフィルターをかけられて
「偏見の対象」にされる。
 
傲慢さは、目障りで目立つ。
強欲カラーはどうしてか、親切カラーより
しつこく残る。
 
 
「私たちは、自分勝手な移民じゃない。」のだったら
 
今よりももっと強く、意思表示し続けなければ
伝わらないんじゃないだろうか。
 
自宅前で差別的襲撃を受けてしまった(リンク先閲覧注意)
夫の元アジア人生徒は、強欲移民じゃない。
 
なぜ、彼は被害に遭わなければならなかったのだろうか?
 
どうやったら、この状況変えられますか?
 
 
立ち上げメンバーの中に、医療福祉分野に尽力しNZ社会に貢献している人がいます。
彼女は、そこまで功績があるにも関わらず(本人はそんなこと一言も言わないけど)
アジア人移民として、偏見を受けているそうです。
 
彼女は、私とその部分を共感したがっていたし
私には深い部分で、彼女の気持ちがよくわかった。
 
これからも彼女とそういう話は、して分かち合っていくつもりですが
 
彼女のように表舞台で、
逆に見えないところで、
献身的に人一倍頑張っている人たちのために
 
どうしても私は、そういう人たちのためにも
 
このノースショアで、多文化支部を作りたいんです。
 
 
アメリカやイギリスを見てください。
 
保守勢力がメディアを牛耳って、
メディアが、真実を曲げてコントロールして伝え
 
イギリスBBCでさえも、公正な報道をしないで
UK Labour党を潰すために、あの手この手で卑怯な報道をする。
それをそのままNZ メディアも、報道として流す。
 
NZでも来年2020年の総選挙に向けて
National党勢力が牛耳るメディアを使って
前回2017年総選挙でもあったように、フェイクニュースを流してくるでしょう。
 
一家がクルマ一台に寝泊まりして、子供が懐中電灯で宿題していても
「子どもの貧困問題は存在しない」と
「ホームレス問題は存在しない」と主張し続けて
何もしてこなかった、あの9年間のNational党政権下には
もう私は戻りたくない。
 
苦しんでいる人達がいるのに、
自分ではどうにもできなかった、無力なあの頃には戻りたくない。
 
税金を払っていれば「国は誰かが良くしてくれる」という時代じゃない。
 
日本でも、悲しいことに
虐待されて訴えてるのに、殺害された2人の子供たちや
児童養護施設の施設長の殺害がありました。
 
もう、大勢の人がわかっているはずです。
一部だけのがんばりだけでは、もうどうにもならないことを。
 
社会システム全体や法整備をしなければ、守るべき人を守りきれないことを。
 
もっと想像力を働かせて、不公平と不安を減らして
人間(生き物)らしい思いやりの中で、生活したいから。
 
 
それぞれが、できる範囲で、できることを。
 
日本にいる人は、日本で。
 
 
NZにいる私たちは、ここで。
 
 
 
できることをやっていきませんか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 

悪夢は繰り返す。大学入学資格消滅。

どうしてわが家には、こんなにも
 
とんでもない、どんでん返しが起きるのでしょう?
 
「はびこる膿を、お天道様にさらけ出したり
悪しき慣習を正して、改善していく使命かもよ?」と
 
ある人は言った。
 
いやいや、それがなんで?
なんで、わざわざウチなの?
(あんたの国だろ!と心でツッコんで)
 

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次男は、
聴こえづらい障害を克服しようと、努力しながら高校を卒業して
無事に大学入学資格を取った。
 
険しいけど、本人が進みたい道を選んで
今年から無事に、スタートラインに立てることになっていた。
 
すると突然、どんでん返しが起きた。
 
大学入学資格が無効にされてしまった。
 
だらしない大人たちの、無責任な行動のせいで。
 
だらしない大人たち。
今回は、3人だ。
 
 
 
そのせいで、長男は国から借金してるのに
希望していない学科で一年間勉強せざるを得なかった。
 
長男の進学の時も大変だったのに
次男でも、続いて災難が起きるなんて
しかも、なんで。。。
 
なんでまた、わたしんち???
 
前回ひどい目にあったから
進路が確定するまでは、今回こそ気を抜かずに私と夫は
神経を張り巡らせていたのに
それでも、こういうことは起きました。
 
だらしのない、仕事に責任持てない大人の多いこの国、ニュージーランドで。
 
NZQAの記録違い、連絡の不備を直してもらうってレベルじゃない。
突然「今年は進学できませんよ」って資格を剥奪された。
 
 
進学準備してたのに、突然発覚したのは2月中旬。
ブチギレたのは言うまでもありません。
 
障害があるとわかってから、政治家にも会いに行き
障害を克服しようと、がんばってきたのは
次男自身が、険しくても進みたい道を選んだからでした。
 
自立できるよう障害を少しでも改善しようと、
なりふり構わずどんな思いで、これまで母子でやってきたのかを
無責任な人間たちは、知るよしもない。
 
進学に関わったその無責任な大人たちが
 
「あら、連絡するの忘れてた!」
 
「間違えて伝えちゃった!」
 
「指導まちがえた!」
 
しまいには、組織の理念と正反対のことをしているのに
「悪いのはそっちのほうじゃない?」などと、
人のせいにしてくる。
 
保身。保身。
 
長男の時も、伝説的な有名校長は間違いを認めず
私たちのせいにして、失礼極まりない暴言メールを送ってきた。
あの時、謝罪の言葉は一切なかった。
ニュースにもなった高校のトラブルだったから
あの時、メディアにぶちまけてやればよかった。
 
間違いを犯した側が、認めない、謝らないのは
ニュージーランドではよくあること。
 
こんなテキトーな大人のせいで、
 
次男は学びたいのに学ぶことができず、一年間無駄に過ごすの?
 
本人のせいならわかる。でもだらしないやつらのせいなら許せない。
 
今回は、前回と違って別の組織で、高校のせいじゃなかった。
 
ニュージーランドの学生が、国から奨学金を借りるのは9割。
そうしてでも、学びたいという次男。
 
いくら最初の一年間の学費は無料になったからといって
その後の大学年数は長く、
他人のせいで、学費の無駄遣いができるような余裕なんかあるはずがない。
 
 
だからこの2月、夫は何度も大爆発。
 
私たち夫婦は、夫が大爆発すればするほど、私の方が冷静になる。
 
感情を殺して、急いで手を打つ策を巡らせて、黙々と実行に移していく。
 
今回も夫をなだめながら、急いで
間違いを正していくための手を、あちこちに打っていった。
 
なぜ急がないといけなかったかというと
"2018 NZQA Record of Achievement"
2018年度のNCEA学業結果記録の訂正ができるのは、
2月中だから。
 
訂正できても2月を過ぎてしまえば、2019年度の記録にされて
2019年1年間は、大学に入学することができない。
 
 
それなのに、生徒に対応する枝先の大人たちは
のらりくらりと「24時間以内にメール返信」と謳っていながら
何日も返答しないし
電話すれば、詳しくわからないサポートに
だらだら何日もたらい回しにされていた。
 
怒り狂う夫をなだめながら
これまでのトラブル経験から
私が培ってきたつながりの中で、力添えしてくれる人たちの助けを借りて
対策をとっているうちに
やっとのことで、組織の上のほうに届くようになった。
 
前回の高校の対応は最悪だったけど
今回の高校は、早朝即対応してくれたり
全面的に協力してくれました。
 
 
組織の中心の上のほうの人達まで届くと、テキパキと
プロフェッショナルっぽく、早く動いてくれた。
そして間違いを認め、間違いを正してくれた。
 
こうして、やっと間違いは正されて
大学入学資格を取り戻しました。
 
次男はやっと、険しいけど自分の進みたい道の
スタートラインに今年、立つことができました。
 
 
前回長男の時も複雑だったけど
今回はもっとややこしくて。
ちゃんと、どなたかの参考になるように
くわしく書くのがいいんだけれど。
 
その前に、まず。
こんなことが、他の誰かにまた起こらないように防がないといけません。
 
この国で最大規模のこの機関に、予防改善策をとってもらうように
問題提起をして、対応していくのが先決です。
 
こんなことが他のおうちにも、起きるようでは困ります。
どんなに絶望したことか。
 
こんなことが、二度と起こらないように
再発を防ぐために「然るべきところに」然るべき対応を、取っていきます。
 
上の人たちは穏便に済ませたそうにしていたけど、なかったことにされちゃ困る。
枝先の大人は、保身のため事実を隠そうと動き始めました。
そんなこと、させるか。
 
 
「こんなことが起きたら、ノンネイティブの親だったら対応できないよ!」と
夫は言っていたけど
 
本当に突然こんな目にあったら、子供だけでなく
親のほうも絶望するんじゃないだろうか。
泣き寝入りするケースも、多々あると思います。
 
うちは、怒りのおとーさんと
とっさに動いてくれた、私のつながりの中の人々のおかげで
「災い転じて福となす(力ずくで)」になりましたが。
 
大きな難もなく、平穏にNZで暮らし子育てしてこられた人には
度重なるトラブル続きがあったからできた、
私の持っているようなつながりはないだろうから
 
「こうすれば、どんでん返しを覆せる」という解決法を、
伝えたいけど伝えられない。
 
こんなバカバカしいことが、
わが家の子供3人のうち、2人に起きる頻度じゃ
とんでもない、起き過ぎです。
あとひとりは、数年後。これからなのに。
 
前回の経験があったから、気をつけてはいたけれど
「不手際で、大学入学資格消滅」っていうのを防ぐのは、やっぱり難しい。。。
 
だから、こういう大事なイベントのために
普段から正当性を証明するもの、文面でもなんでもそろえて
いざという時に主張できるように、自ら備えていくしかないと思うんですね。
 
「のんびりニュージーランド生活」とは程遠い毎日。
 
非常時に即、司令塔になるために
こんなに常に臨戦状態でいるのは、おかあさん疲れます。
 
 
<手厚いサポートしてくれる人は、手厚いサポートができる環境にあるか?>
 
「生徒たちへの手厚いサポートを提供します!」
 
よく言うよな〜
 
「理念は立派な」組織の中心、幹から離れた枝先で
最前で生徒に対応する人たち。
 
その人たちの不注意不手際で、今回の資格取り消しは起きました。
 
「立派な理念」は、生徒たち・利用者に直接関わる人たちに
浸透しきれていないことを、今回すごく感じました。
 
「手厚いサポートは、途切れ途切れ。」
 
 
これって、夫の生徒たちや他方面からも
ちょくちょく聞くのですが。出身国関係なく。
夫に困ったことを相談してくる生徒に、
相談先が違うなという相談内容の時も、多々あって。
 
「それ、留学アドバイザーや留学サポートに相談してみた?」と聞くと
「言っても意味ない」「たいしたことしてくれない」「ほっとかれてるから」とか。
本来対応する人に、心を開いてない理由はわからないけど。
ちゃんと対応してあげるように、アドバイザーやサポートに
教員である夫から伝えることは、よくあります。
 
ちゃんと対応されてないと、生徒がまた夫に愚痴って
また通達するのです。
 
聞いたところによると
留学サポートって、委託業務で
生徒担当するのに1ヶ月一人あたり、1万円くらいだそうです。
 
留学させる親御さんは、子ども一人に留学費用もっと払ってますよね?
ウェブサイトに「現地での手厚いサポート」ってたいてい書いてありますよね?
手厚いサポートが受けられると信じて、高い留学費用払ってるんですよね?
 
でも直接「現地で手厚いサポート」してくれるはずのサポーターに渡るのは、
それくらいだそう。
業界ではそれが通常だそうです。
 
それじゃあ、1ヶ月10人以上担当しないと、やっていけないじゃないですか。
オークランド暮らしだったら、それ以上に。
 
「海外在住民の善意」に頼りすぎ。
海外在住だって、生活があるんです。
生きてる人間なんです。食べていかないといけないんです。
生活費の高い、このNZで。
 
メールや直接面談、相談ごと。
海外の留学先で不安な生徒たちを、10人15人も
親身にサポートしろっていうことに無理があって
サポートが忙しすぎたら、多感な年代の子は相談しづらいし
 
生徒をサポートする側が、
生徒にちゃんと向かい合っていない。
ちゃんと生徒をサポートできるような、環境を組織が整えてない。
 
そういう労働環境を強いる組織の中心部だって、どうかしてるんじゃない?
 
子供に「手厚いサポート」してほしかったら
サポートする人に、適正な扱いと報酬がされているか確認したらいいですよ。
 
実際は、組織の指示で働くのに
組織の一員として、労働者として扱われていないことに
改善を求める英語講師たちのニュースが、日本にあったけども。
 
他の業界もそうだろうけど、
教育業界では最前線の人たちが、適切に扱われてないんですよ。
だからNZでは先生のなり手も、全然足りないじゃないですか。
 
サポーターや最前線で働く人の「善意に頼る」から、
企業にどんなに「立派な理念」があろうとも、
守る人守らない人、ふざけんなっていう人が出てきて
組織の対応にムラができて。
 
いろんな国で平然とはびこる労働環境が
今回このNZで、立派な理念を守らないテキトーな人たちに
たまたま、私たちが振り回されてしまったんじゃないだろうか?
 
だらしない大人たちには、頭きたけど
組織中心部のあり方はどうだったのか、非常に疑問です。
 
***
 
とにかくここまで来るのに、
この2月は、エネルギー使い果たしてぐったり疲れたので(笑)
 
夫婦で、ねぎらいの映画を観に行きました。
 

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私たちは、NZ Labour党のメンバーですが
映画は、レイバーの友に勧められた「VICE」
 
気晴らしの映画も、政治。。。(^^)
いつもこういう会話の夫婦なので、これでいいんです。
 
アメリカのディック・チェイニー元副大統領の伝記映画。
 
日本には公式サイトもありますね。
公式サイトやトレーラー観ないほうがいいかも。
 
政治に関心がある・ないに関わらず
これまでアメリカを観てきたそれぞれの視点があると思うので
 
イメージやカラーに影響されちゃうから
公式サイトやトレーラーを観ないで、
今持っている視点のまま、観たほうがいいんじゃないかな?
 
全部じゃないけど
トレーラーって、なんでわざわざ鬱陶しく胡散臭く作るんだろ?
 
コメディだけど、現実に起きたこと背景はシリアスなので
観てよかったです。考えさせられた。
 
それと、エンディングの後まで、せっかちにならずに
ちゃんと最後まで観ましょう。
 
「こういうことを、分かるように形にしてくれる人がいて良かったね。」と
夫と話しました。
 
シネマ場を去る老紳士が、去り際に私に手を振ってウインクしてたので
彼もきっと気に入ったのでしょう。
 
クレイジー。
見えてるのに見てないフリするのが、自分はしんどいから
それなのに、政治参加できないなんてもっとしんどいから
アメリカで暮らすのは、自分にはできないだろうなあ。
 
観終わって、しばらく考えてた。
 
自分は、これから死ぬまで、なにができるんだろう?
 
 
<新生活の始まり。2月。>
 
ニュージーランドでは、クリスマスが過ぎて夏休みの終わった2月が
新学年、新生活の始まりの時期です。
 
「明日、ダニーデンに発ちます。」と
私たち夫婦に、世話になったからと
わざわざあいさつに来てくれた、次男の親友Aくん。
遠くの大学に通うことに。
 
親一人子一人なので、事情があって夜一人になってしまう時に
昔からうちによく泊まりにきていました。
 
頭の切れるしっかりした子だから、大丈夫だと思うけど
その成長の早さに、胸が一杯になる。
これからの事を、いきいきと話してくれた。
ただただ、無理しないようにね。
 
それから事情があって、うちでしばらく居候していた
次男の別の親友、BくんCくん。
新生活のスタートも、うちから送り出しました。
新生活が本格的になったら、なかなか会えなくなるだろうから
たまり場だったうちに、来てくれてたのかな。
 
大きくなったね、みんな。
それぞれの道を進んでいくね。いいね。
 
自分の子もよその子も、一緒くたにあちこち世話してると
疲れたーいつ終わるんだろう?と思ってたけど
みんないい若者になってきて、私の手を貸さなくてもいいようになるのは
さみしいけど、うれしいな。いや、さみしいな。
そのうち慣れてくれ〜
 
進みたい道を見つけて進んでいく、若い君たち。
 
厳しい道に、仲間たちが次々方向転換していくのに
あきらめずに進む、長男。
 
障害を克服する努力を続けながら
険しい道に進むことをあきらめない、次男。
 
進学が決まるまで、非情などんでん返しがあったけど
お母さんとお父さんは、なんとかスタート地点までは連れていったよ。
全力で。
 
その先は、もう君たちの人生。
険しすぎて進む道を変えようが
新しい道に出会おうが、君たちの自由だよ。
 
仲良く一緒に、汗まみれになって学費と生活費を稼ぐ2人。
兄弟一緒で楽しそうで、いいね。
 
進みたい道を見つけて進んでいく、若い君たちへ。
 
もう私の助けの手は、そんなにいらないかもしれないけど
 
いつまでも、応援しているよ。
 
邪魔にならないように、見守っているよ。
 
 
みっともない、だらしない大人たちよ。
 
未来に向かうキラキラした若い意志を、踏みにじるなよ。
 
若い心に向き合うなら、ちゃんと魂込めろっつうの。
 
 
みっともない。
 
 
恥ずかしくないのか?