Sparkling* 光ってるのどうする?

こんにちは、ウトです。こちらは 以前のBittersweet in NZ の続きです。主に、NZ暮らしでの体験や思いを言葉にして発したくなると綴る私感ブログです。

ありがとうございます!

ウィンドウの右上の、赤いプチにふと目が止まった。これは何かな?
 
このブログでは、わが家のニュージーランド生活で直面したいろんな「困った」に
もがいたり、乗り越えた経験をどなたかの参考になったらいいなぁ、と書き残しています。
「ニュージーランドおいし!楽し!」という発信ではないので
2、3人でも読んでくれたらいいなという気持ちでいました。
 
でも、右上の赤プチを見ると、びっくりするくらい桁違いにたくさんの人が。
しかもあたたかいコメントまで… ホントにびっくりした。
本当にありがとうございます。書いててよかったです。

 

そしたらふと、Melvins聴きながら書いてるのに、
ちゃんと書き伝えられているか急に心配になってきて。
 
案の定不当解雇体験記3が抜けていました。すみません。
追加して、それに解雇体験記も順にチェックして、さらに思うこととか
書き足していくので、参考にしてもらえるとうれしいです。
 
本当は深くに沈めてしまいたい苦々しい経験を蒸し返しながら、掘り進むために
Melvinsは心の安定に必要不可欠なので、このまま聴きながら書いていきます。
 
どっか抜けてたりわかりづらかったら、Melvinsのせいじゃなくて
私の集中力鈍ってるせいです。
 
*****
 
そして。
不当解雇をされ、これから元雇用主と闘うMarkさんからコメントをいただきました。
この件は、読んでくださる他の方にも参考になると思うので
ここで取り上げさせていただくことにしました。
 
Markさんより>>>>>
初めまして。移民、搾取を検索していたらウトさんのブログにたどり着きました。
不当解雇の件大変でしたね。
これから私と妻もレイシストなコメントをして、2年半有給未払い、
そしてPGを出した途端、
懲罰委員会にでっち上げた罪を糾弾し、不当解雇したNZ人雇用主と戦う予定です。
 
調停行きを拒否したので、ERAに行くと思います。
ほとんどの労働者が移民の職場で、他の人も有給、PHの代休は払われていないようです。
明日しっかりとウトさんのブログを読ませて頂きます。
 
一言、ブログに綴っていただいてありがとうございました。
 
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こちらこそ、コメントありがとうございます(^^)
 
*****
 
話は戻って。
 
私がそうだったのですが、
Markさん夫婦も、胃の重い忌々しさに取り憑かれている最中かもしれません。
 
おっしゃる通り、こういうことたくさん起きますよね。
「日が暮れたら、また昇るよね〜」くらいあたり前に。
だけどそれって、おかしいでしょ??
 
現政府で取り組みたいんです。
 
だからこうやって私も取り上げたいんです。経験者として。
 
Markさん夫婦のNZ人元雇用主は、遵守すべき労働法を守らず、2年半もの間
有給の支払いを怠った。
 
Markさんご夫婦は、労働者の当然の権利として(雇用契約書にもあるはずです)
Personal Grievance(PG)、不服申立をして話し合おうとした。
 
「雇用主は自分の有給未払いの非」を認めずに
「有給の支払いをしたくないからか」でっち上げた罪を理由に
ご夫婦を不当に解雇したのですよね。
 
有給未払いの話し合いをしょうとしたのにもかかわらず
  • 雇用主が調停(Mediation)出席を拒否したこと
  • でっち上げられた罪が雇用主側の虚偽であることを、Markさん側でしっかりと証明
Employment Relations Authority(ERA)
「The statement of problem(陳述書)」で主張することになると思います。
 
雇用主側は、罪がでっち上げでないことを
あの手この手で主張してくると予想していろいろシミュレーションして、
相手のでっち上げた主張をことごとく潰していけるだけの
証拠を徹底的に用意して、陳述書と一緒に出すといいんじゃないでしょうか。
(私はたくさん出しました。)
 
証拠には、なるべくメールやテキストなど書面がいいのですが
言われたことも時期や場所できるだけ詳しく、
言われた差別発言は、きれいな言葉に直さずに
言われたまんまの言葉で。
 
PGでは、賠償金の具体的な金額は書かないよう言われたと思いますが、
陳述書には、書くのだそうです。
私は書いてなかったので、ERAで提出する時に言われてその場で記入しました。
手書きで笑
 
私がいかに金銭目的ではなく、勝てるとも思っていなかったか。。。
正直、勝ち負けよりも私は主張し問いただしたかったんです。
「こんなのありなの???」って。
「こんなのをこの国は許すのか???」って。
  
ご夫婦の件も、労働法で定められた有給の支払いが無視されてるわけだから
私は法律の専門家ではないけれど、経験者としてはあっちが不利だろうなと思います。
Investigation meeting 審議にあっちが来なかったら余計に。
 
審議では調停と違って、ウソの発言をしないよう宣誓もするので。
でっち上げを証明するのにちょうどいい。
 
ご夫婦がたぶんさぞかし腹たってるだろうなと思うのは
未払い有給だけじゃなく、支払いを避けるために
「卑怯に逃げて」調停にも来ないで
罪をでっち上げて、解雇した
雇用主の「次々と上塗りされる、小汚い卑怯さ」じゃないでしょうか。
 
労働法では、雇用主・労働者がいついかなる場合においても
互いに誠意を持って対応することが義務付けられています。
 
私の時、Investigation meeting 審議で、解雇方法だけじゃなくて
 「子供同士が同じ小学校に通う、親同士としての関係」を
ものすごく突っ込まれて聞かれたんですね。審議官に。
全然予想していなかったから戸惑ったんですけど。
なんでこれを聞かれるんだろう?って思いながら答えました。
 
学校に慣れていないようだった元雇用主の低学年の子を
高学年のうちの子とその友人たちが、毎日休み時間に遊んであげてて
少しでも学校に慣れるように、友人たちのママたちにも協力してもらって。
問題のないように、丸々一年間、元雇用主の子を見守っていたんです。みんなで。
 
そういう関係でもこういう解雇をするのは公平ではない、から
精神的被害の理由の一つとして認められた、というのが、私の件の裁決にはありました。
 
それがニュースにもなりました。裁決文から記事を書く記者が読んでも
私と元雇用主を「友人関係である」と解釈して
元雇用主の永住ビザ取得に私を利用した、と解釈しました。
 
私だって、突然の解雇通知を受けた後の話し合いでも
「こういう判断をしたのは、やむを得なかったのかもしれない」と
元雇用主に悪意はないのかも?と、思おうとしてた。
あんなことされても。自分を疑っていました。
 
でも「ビザ利用して即解雇は、計画的だった可能性がとても高い。」
指摘したのは行政の人たちでした。
あきれて思わず、人でなしの行為だと口にした人もいました。
 
Markさん夫婦の雇用主と同じく、私の元雇用主も
元々の問題を指摘してからの対応が、ひどかった。
 
いろんな思いが交錯しているかもしれませんが、
あなた達がやろうとしていることは、あなた達に認められている権利です。
Markさんたち、どうか、がんばって!
 
私の発信が少しでも、どなたかの正当性を主張する後押しになってくれたら
 
こんなにうれしいことは、ありません。
 
***
ちなみに私の体験と発信から、いろんな不思議なつながりがありまして、
こういうことにもなりました。
生きてると不思議なことが起きるものですね。