Sparkling* 光ってるのどうする?

こんにちは、ウトです。こちらは 以前のBittersweet in NZ の続きです。主に、NZ暮らしでの体験や思いを言葉にして発したくなると綴る私感ブログです。

「NZ ニュージーランド」に、だまされないために(1)後編

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「NZ ニュージーランド」に、だまされないために(1)前編の続きです。

 

前編にも書いたように、私の身に2014年末に起きて、
2016年に「不当解雇」が司法で確定されて公開されたことで、参考になったり助けになったという人々がいらっしゃいます。それは不当解雇体験者だけではなく、EAST WIND イーストウィンド 詐欺被害者にも及んでいます。
 
ただ、以前もブログ内で説明したつもりでしたが、
まだ公開に関して、勘違いをしている人がいたので再度説明します。
 
***
 
「勝ち負けで言えば、あなたの勝ちです。」
2016年。その審判の言葉から始まったERA (Employment Relations Authority) での裁決は、
私には一切非は無いという判断がされました。
  
司法は中立な立場なので、双方に同じように主張の機会が与えられます。
ですから、事実証明のための膨大な証拠と共に主張をしたのですが、それらに対する元雇用主からの反論も控訴は、一切ありませんでした。
 
この裁決は、司法データーベース上で公開情報です。にもかかわらず、NZの司法機関であるERAが、わざわざ裁決後日、数多の中からこの裁決を
「公共の利益として社会一般に公開されるべき情報」と決定し、そして報道しました。
報道内容にあるように、個人情報も、公開されるべき情報として扱われるため、それら情報を伏せて公開することは司法判断に反するということを
ERAと報道機関(このような通達は記者ではなく上層部が対応するようです)双方から、文書説明を受けています。
 
司法機関に「公開されるべき情報として選ばれて」報道されたのは、公表内容にもあるように
それは同じく、みなさんの雇用契約書にも記載されているはずです。
 
報道されたのは突然で不本意だし、私は悪いことをしていないのに驚いたし、迷惑な話でした。
それで問い合わせたところ、法律で決まっていて司法決定されたことなので、どうしようもないのです。
(報道されることは滅多に起こることではないと思うので、法的措置に出ることを躊躇しないでくださいね。裁判以外の方法なら高額じゃないですから。)
 
さらに NZ の司法判断では、違法者の会社名ならびに個人名の公表によって、
「違法者その家族ならび、関係者に不都合な影響をもたらすかもしれないが、極度の損害を与えるとは認められない」としています。
 
例えばNZの報道では相手側に負傷させた軽度のケース や、
他に単独経営者の違法行為で、会社によるものであっても
会社責任者として「経営者個人名」で違法行為が公表されています。
たとえ弁護士に高額費用を払って「会社名義だから対応しないで無視し続けていい」などという
助言をされたとしても、実際には違法行為と個人名が公表されます。
公表による影響から、極度の損害あったという主張は認められていません。
それにブログで公益ためにシェアしているのは、体験した事実です。
 
 
イーストウィンド の問題が明らかになり始めたのは、
 
その後、いろいろな人々の努力で、2019年12月にSFO重大詐欺捜査局の再捜査が始まりました。
 
次の月には、会社事情を知っていて、清算人からの事情聴取を逃げ続けていた、故社長の妻まで、2020年1月に死去していたという情報が、のちの2020年中旬に、清算人レポートで公表されました。
そしてどういうわけか、その同時期に、ここの不当解雇体験記の発信をやめさせて、私の被害者協力を妨害しようとする行為を受けました。
この行為は、労働雇用問題に直面した日本人移民と
社会的影響の大きいNZで大規模の詐欺事件の、被害者に対する協力の妨害行為です。
 
***
 
被害者のみなさんに、知っていてほしい事があります。
 
あなた達被害者に協力しようとしていた人達は「自分達の安全な生活を守るため」に、素性を明かすことはできません。
私は不本意ながら、報道メディアによって個人情報が出てしまっているので、よけいに「安全な生活を守るため」に、信頼できる相談先をいくつも持っています。
そして相談するたびに、それぞれの方々が、私の身の安全を心配してくれています。
この件で「協力する」って、そういう事なんです。
 
イーストウィンド関係者側から探りが入ったり、
応援するふりして情報を聞き出そうとしたり、
EWを非難してて実は関係者とか。
協力者の中には、別の目的があった人もいて、私も利用されそうになったり。
そういうややこしい中から情報を集め、そして向こうから集まってきます。
 
疑って、協力者の素性を探ろうとしたり、暴露しようとしていた人達は、自分達被害者の損失を取り戻すためなら、協力者の生活上の安全なんてどうでもいいのでしょうか?
イーストウィンド に大金を渡すときには疑わなかったのに、協力者のことは疑ってしまう。
 
不当解雇で困っている人達は、たいていすぐ動いてくれますが(90日以内に申し立てしないとけないので)、イーストウィンド元利用者達の中には、被害にあったことを受け入れられなかったり躊躇する人達が多くて、説得にとても苦労しました。
 
私は早いうちから、この件に関してある方面に相談をしていたので「SFOをとにかく動かすこと」「そのためには通報数を多く出すこと」を強く言われていました。
 
「日本人だから大丈夫」の信用が、脆く崩れてしまった人達に、立ち直って行動に移してもらうにはどうしたらいいか?そこで私の不当解雇体験記が、プラスに作用したことは偶然の産物でした。
 
だけれど、この2年近くの間で思うのは、
ほぼ無償で、時間と労力をかけて人が協力することには大歓迎な人でも、それは結局、自分の過去の損失を取り戻すためだけのためで
将来新たな被害者を出さないための注意喚起には、忙しいとか(みんな忙しいんですよ)、関心がない様子の
被害者への協力を続けていくのは、
自分はもう無理だな、ということです。
 
 
*****
 
それでも、イーストウィンド に関しては、
*騙した人間達に対する制裁を望むことと、
*これら組織的搾取を長年知っていながら表面化をしてこなかった、古い価値観の日本人移民小社会の意識改善、
*そして、新たに被害者が出ないように、社会に向けて注意喚起をすることを願う人達が、
私を含めていることは事実です。
 
トム田中ことアシカガ・マサトモ故社長は、
NZに「日本人移民5万人社会を作る」ことを目標に掲げていました。
彼と関係者達は「日本人・日本語」への安心感をさんざん利用した挙げ句、掲げた理想とやってきたことは現実には、SFO重大詐欺捜査局の捜査につながっています。
 
よく私は人に「NZには、英語でケンカできるようになってから来るといいよ。」と話します。
「現地の言葉ができなくても大丈夫」などというのは
あなたが自分の足で歩けるのに
「抱っこして連れて行ってあげるから、自分で歩かなくてもいいよ」と同じです。
そして歩けるのに、歩けなくなっていくのと同じことです。
 
違法行為をしていたのは、トム田中だけではありません。
彼が亡くなったと報道されてからまだ2年経っていませんが、イーストウィンド の関係者達が、
関係をなかったことにしたくて隠したいことをを隠し、隠れています。
事実解明のための協力をお願いした、グループやコミュニティが、メンバーのみ非公開に変わりました。
関係があっても後ろめたい事がなければ、なぜ堂々と事実解明に協力できないのでしょうか?
「新たな被害者を出さないために、できる限りの協力」を頼まれても拒否するのに、
何くわぬ顔をして平然とつながりを作って、
ニュージーランドを売り込む人達が数多くいます。
そういう人たちは「隠せてよかった。。。」と思っているかもしれないけど、
逆に「 協力を拒否した人物」として、これから記憶されていきます。
 
おそらく将来は、この人信用できる人でしょうか?と聞かれるようになるような気がしています。
 

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イーストウィンド 事業運営に便宜を図るために存在していたサポートグループ『シタデル』のイベント。(被害者提供)

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  *無断転載・引用禁止です。

 もちろん過去の被害者達は、ただ黙っていたわけではありません。
それでもイーストウィンド と関係会社から被害を受けた人達は、法的に闘うための相談先が、上の組織図内にいる「イーストウィンドと対立を装って収入を得ていた」仲間である、相談相手、弁護士・翻訳者だったので、闘っても結果が出ずに、被害額に上乗せして多額の費用がかさんでいきました。
 
残念ながらこのように弁護士・翻訳者に、高額料金だけ取られて振り回されるというのは、日本人移民コミュニティだけではなく、他の国出身の移民コミュニティでも起こることです。
最近でもインド人移民が被害を訴えていました。
 
だから、弁護士や翻訳者に振り回されたり、勝つ気なさそうな弱い訴状作成されないように
 
SFO(Serious Fraud Office 重大不正捜査局eastwind@sfo.govt.nz)への情報提供は、
  • 日本語でできること
  • 守秘義務のある情報も提供できること(その際はどの部分が該当するかを記載しましょう)
を伝えて情報提供を呼びかけて います。
 
清算中のイーストウィンド関連7社
  • Best Invest NZ Company Limited (5471092)
  • East Wind Holdings Limited (1175814)
  • East Wind Company Limited (825991)
  • East Wind Nominee Company Limited (5417162)
  • East Wind Medicare Limited (1217865)
  • East Wind Programme Limited (1175817)
  • Japan Business Consulting Company Limited (2199985)
 
( )内はNZ会社登記番号 
 

BEST INVEST NZ COMPANY LIMITED, EAST WIND HOLDINGS LIMITED, EAST WIND COMPANY LIMITED, EAST WIND NOMINEE COMPANY LIMITED, EAST WIND MEDICARE LIMITED, EAST WIND PROGRAMME LIMITED and JAPAN BUSINESS CONSULTING COMPANY LIMITED (all in liquidation) - 2019-al2432 - New Zealand Gazette

 

  • SFO捜査では、捜査対象となる関連事業が上記7社であると限定していませんから、関係者広範囲が捜査対象になることが考えられます。
  • ですから関係があると思うつながりを、なるべく多く情報提供しましょう。
  • 素人判断でこれは「関係がない」と判断しないようにしましょう。
  • 情報提供者の中で、SFOが把握している情報の全容を知っている人はいないはずです。
  • 自分の情報が他の情報につながるかもしれないのです。
  • 裁判所に提出する文書ではないので、専門用語を使おうと無理に気負わずに。
  • 自分に起きたことや知っている情報を、自分の言葉で、ていねいにわかりやすく説明しましょう。
  • 英訳を正確にしてもらうために、個人名や「誰が、誰に、何を」を省略しないで説明しましょう
 
***
 
こういう被害に関して
「自分は冷静だから、絶対に引っかからない」と考えて
被害者に対しては「警戒心が足りないからだ」「やられるほうが悪い」という言葉を投げかける人が時々います。
 
本当にそうでしょうか?
だまされた人達だけが、間違っていたのでしょうか?
悪事を働いていたのは、亡くなった社長と妻だけなのでしょうか?
 
これまでいろんな人がシェアしてくれた内容と、
私を信じてシェアしてくれた人達の痛みを
どうやったら「誰かの危機回避力に変えること」ができるだろうか?と考えています。
 
こういうことをしているからといって、
仕事や労働党のボランティア活動に有利になるということも、生活収入を得ているということも、自分から要求したこともありません。
それなのになんでやってるの?とよく言われるし、無駄な努力かも、と自分でも少しは思います。
日常生活で日本人コミュニティとの関わることがないので
(日本人を避けているという意味ではありません。おつきあいするのに出身国はこだわらないのです。)
自分には関係ないと放っておくこともできます。
 
それでも知ってしまった以上は、できるだけ多くの人に知ってもらわないと、と思いが疼いています。
知ってもらうために発信をしないと、きっと自分は後悔します。
これまで長年隠し続けてきた不誠実な人達と、自分は同じにはなりたくありません。
それに裏切られた痛みを知っているから、正当性の主張が
どこにもたどり着けなかった被害者の無念さも、私に託されている思いも受け止めています。
そして信じてくれた人達への、恩返しの気持ちもあります。
もっと言えば、司法機関ERAが、私の主張を法的に認めて
公益のために公開すべき、と決定したことに込められた意図が見えているのです。
 
 
これから世の中は、二極化するそうです。
 
移民による搾取に関して言えば、「被害者」と「加害者」ではなく
搾取と被害を知って
「行動する人」と
「行動しない人」
分かれるのではないでしょうか。
 
つまり、
「被害者であっても何もしないで黙っている人」
 
→ 過去に沈黙していた被害者と傍観者と同じように、悪しき慣習を放置している
 
→搾取の連鎖を止めない「行動しない人」
 
→結果的に「加害者」と同じ側に立つ
 
ということになってしまいます。
 
イーストウィンド に気をつけろ!という
警告メッセージは、
調べたら2002年にすでにネット上であったし、他に何年にもかけて強い言葉で非難している人もいました。
それでも、無認可で移住アドバイスしていた人や、サポートグループでイーストウィンド に便宜を図っていた人などが「あのブログは、頭がおかしい人がやっている」などと言って、せっかくの警告が、利用者に届かないように仕向けていました。
頭がおかしいのはどっちでしょう?
少なくとも人間的におかしいのは、どちらかはっきりしています。
 
もっと視界を広げて見てみると、
移民間で起きている不正を放置している、ということは
「ニュージーランド社会システムの搾取」でもあるんです。
そういう、ズルい移民がいくら「移民の権利向上」を求めたって、真の意味で受け入れられられると思いますか?
現在も根強く存在している「アジア人移民への差別」がなくなると思いますか?
現在でも報道されているように、マオリに対する差別もまだまだあるのです。探せばいくらでも
日本でだって、外国人住民が社会的恩恵を過剰に受けている印象があると、反感を抱く人が多いですよね。
ニュージーランドに差別がないなんて、幻想なんです。
差別を見ないようにして、暮らしている人は多くいるでしょう。
その上で、勧誘することで収入を得る日本人移民は、日本人に良いところだけ見せている方が都合が良いのです。
そして何らかの被害を受けても、ちゃんと助けてあげないのです。
 
肩書きのある人達も役職についてる人達も、これまで一体何やってたのでしょう?
 
もっと良いところも悪いところも、現実だから
風通し良くオープンに広めて知っていかないと、
いつまで経っても、古い体質が変わっていきません。
 
「過去の悪しき常識」は、
これからの「新しい時代には非常識」になるのではないでしょうか。
 
***
 
ただ、注意喚起の発信はするけれど、それを聞き入れる選択をするかどうかを決めるのは私ではありません。
知った人が、その後の行動をどうするかまで立ち入ることはできません。
 
これまでの事実を踏まえた上での「気をつけて!」のメッセージを、気にしない選択をする人がいても、それで何かが起こったとしても、残念だけど、それはその人の自由(責任を伴う)です。
 
 
今ニュージーランドにいる人も、
いつかニュージーランドで暮らしたいと考えている人
または、特に海外とつながりはないけれど読んでくださっている人も、
いつかあなたの周りの人が、新たな被害者にならないように、どうか伝えてください。
 
一部の被害者や私のような協力者が知っているだけでは、意味がないのです。
 
そして、「ここがおかしい」ということを考えながら自分なりに伝えていこうと思うので、
できたら、読んでくださる人も疑問点を見つけて、何か感じたこと、アイデアが思いついたらぜひ教えてください。
一緒に考えてくれるとうれしいです。
 
グループや団体組織に頼らなくても、
「個」である一人一人が力をつけていけるように。
決めるのは自分で。
「誰かが、危機回避力・洞察力をつけてくれること」
それをマイペースで目指していこうと思います。
他に利用しやすい発信方法があれば、チャレンジしてみるつもりです。
 
だってね。それおかしいじゃん!ってことがてんこ盛りなんですよ。
面白いのほうじゃなくて、It doesn't  make a sense!!! のほう。
 
 <予告>
どんな風にだましていったのか?をいろんな人が考えてもらえるように、このような資料を使っていくつもりです。
 
無許可で移住ビザアドバイスしていた、イーストウィンド トム田中故社長と移住担当者の音声です。
 
   
 
こういうことを一緒に考えてもいいよという人は、一緒に考えてくれると本当にうれしいです。

「NZ ニュージーランド」に、だまされないために(1)前編

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母国だろうと海外だろうと、
どこにいても、なるべく健全で、風通しのいい環境で暮らしていたい。
 
ニュージーランドには、多くの日本人がいいイメージを持っていると思います。
大自然豊かで、おおらかで。
 
でも実際、ニュージーランド生活に目を向けると、どうでしょうか?
 
以前、移民問題に取り組むMP (国会議員)とそういう内容で話し合った時、
NZでも移民を搾取するのは、同じ国出身の移民が一番多いということでした。
 
 
「海外では日本人が日本人を騙す」とよく言われていますが、残念なことにNZも例外ではありません。
 
もしかしたら、他の国でも同じようなことが起きているかもしれません。
 
よく言われていることなのに、
なぜ「同じ日本人だから」といって、
盲目的に信じてしまう人がこれほどまで多くいるのでしょうか?
 
「日本人だから大丈夫」(誠実な人に日本人かどうかは関係ない)
「日本語対応だから、安心」(安心が日本語でしか得られないのなら、その多文化社会は本当に「自分の居場所」?)
 
母国を離れて、わざわざ海外生活。
というある意味、自由を求めてきたはずなのに、
わざわざ母国出身者同士で固まって、海外生活でそこしか安心できる居場所がなくて
逆に「搾取的な人間関係」にどっぷり浸かってしまう人達。
 
そこは濁ってて不透明だというのに、わざわざ「そこに」飛び込んでしまう人達。
そこではどんなにひどいことされても、
濁った海にいない人には何が起きているのか、よくわからない。
 
 
どうして気づけない?
なぜ自分と大切な人を守るために、
自分の持つ洞察力を使わないのでしょうか?
 
私はものすごく、強い疑問と危機感を持っています。
 
なぜならここ数年の間で、いろいろ隠されてきた真実を知ることになったから。
隠されてきた膿を、懸命に表に出して知らせようとする人達に出会ったことで
逆にその膿を隠し続けて、NZで搾取的な人間関係を続けていきたい人達が、
まだまだこの移民社会に潜んでいることを知ったからです。
 
国をまたがる人々の動きが少なくなっているこういう時期だからこそ、
隠蔽され続けてきた真実を知ってほしい。
そして、だまされない知恵と力をつけてほしいと、心の底から思っています。
 
いいイメージだけで作られた「NZ ニュージーランド」に、
新たに、誰かがだまされないように。
 
今ニュージーランドにいる人も、
いつかニュージーランドで暮らしたいと考えている人も、
または、特に海外とつながりはないけれど、たまたま読んでくださっている人も、
いつかあなたの周りの人が、新たな被害者にならないように、
このことを伝えてほしいのです。
 
***
 
私はこのNZで受けた、自分の不当解雇の体験をシェアしています。
それは、自分と同じような待遇を受けた人が
自分と同じように苦しんでほしくなくて、少しでも得た知識や経験を役立ててほしいからです
 
このころはまだ、移民として不当扱いを受けても、
また永住ビザ取得に利用されてだまされたとしても、
よくあることだから「我慢しろ、忘れろ」という風潮があって、
表沙汰にしないのが普通でした。
 
だけど、私はそういう常識とされていたことが、どう考えても納得できなくて。
 
「おかしい、間違ってる」と、法的に訴える行動し始めると、
よくあることなんだからあきらめて忘れなよ、という意見が多い中で、
逆に、「もっと行動しなさい」と背中を押してくれたのは、
初めのステップで相談した、5人ほどのNZ人の労働局の人達でした。
 
自分が不当扱いを受けたことを、明らかにして証明する。それは
それは最低限認められている労働者の権利です。 

https://www.employment.govt.nz/assets/Uploads/tools-and-resources/publications/0768a9d5d5/minimum-employment-rights-and-responsibilities-japanese-translation.pdf

 
そして新たな被害が起きないように、再発防止のために経験者として注意喚起をする。
「不正を許さない社会」全体のために、社会の一員として役割を全うする。
 それは人間として、ごく自然に湧き上がる思いやりであり、モラルだろうと思います。
 
実際、自分の身に起きると、想像していた以上にダメージを受けることの多い
労働環境での不当行為。
最近になっても、新たに不当解雇されてしまった人から、私の不当解雇体験記を参考にしてくださっているというメッセージをいただきました。
また別の人は、コロナを理由にされたものの不当に解雇されたと感じていて、実際に自分の身に起きると経済面だけでなく、想像以上に精神的ダメージが大きいことを痛感し、憔悴しきっていました。
 
私の不当解雇体験記のシェアが、公共の利益として、
この社会の誰かのために役立っている。そのことをとてもうれしく思っています。
 
これまでも
「ウトさんの行動に頭が下がります。記事にしてくださってありがとうございます。」
「ブログに綴っていただいてありがとうございました。」
「貴重なお話をありがとうございます。本当にご苦労されましたね…敬服するばかりです。参考にさせていただきます。」
「ウトさんに続けるよう、全力で頑張ります。」など、励みになる言葉をいただいています。
 
本当にありがとうございます。
 
***
 
不当解雇体験記を読んで考えたり行動してくれた人達は、
だいたい大きく2つに分かれています。
 
1)このニュージーランドという移住国で、不当解雇を受けた日本人移民。
 
 
このNZのイーストウィンド と関連会社7社というのは、清算手続き中で
無認可業者のことです。
 
<清算中のイーストウィンド関連7社>
  • Best Invest NZ Company Limited (5471092)
  • East Wind Holdings Limited (1175814)
  • East Wind Company Limited (825991)
  • East Wind Nominee Company Limited (5417162)
  • East Wind Medicare Limited (1217865)
  • East Wind Programme Limited (1175817)
  • Japan Business Consulting Company Limited (2199985)
 
( )内はNZ会社登記番号 
 
イーストウィンド と関連会社7社は、
弁護士・会計士・不動産業者その他様々な業種の業者らと「組織的に」
NZ移住コンサルタント業・金融取引業を、無許可で20年以上もの長い間、営業を続けていました。
それが突然、2019年2月末にトム田中(アシカガ マサトモ)社長が死去したということから、会社は利用者に一切の報告もないまま突然業務停止となり、その後、被害者達の訴えにより会社清算手続が開始され、
さらには、現在ニュージーランドのSFO(Serious Fraud Office 重大詐欺捜査局)で捜査中です。
SFO捜査では、捜査対象となる関連事業が上記7社であると限定していませんから、関係者広範囲が捜査対象になることが考えられます。
 
確認できているイーストウィンド被害額は、4,500万NZドル(約30億6千万円以上)。
日本人顧客の被害は、200人以上。
でも報道にあるのは金融関連の被害で(日本の報道はこちらこちら)、
実際は、移民ビザ詐欺もあります。
それを含めると、もっと多数の被害者がいて、被害額もさらに増えるはずだと、
内情を知る複数の被害者達自身が話しています。
 

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「あなた達の夢は叶う」と呼びかけて、集客していました。
問題なのは、イーストウィンドだけで不正行為を続けられていたのではなく、長年の搾取連鎖を可能にしていた組織関係者らが存在していたこと。
 
イーストウィンドと関連会社とスタッフは、無認可業者であるにもかかわらず、20年以上営業を続け、
 
さらに問題なのは、NZ観光庁、移民局、大使館、銀行、弁護士会計士などが、この無認可業者と一緒になって、
日本人にNZ投資と移住の勧誘をしていました。
過去の被害の当局への通報も重視されなかったし、
不正を知っていたのに、隠して傍観し続けてきたり、被害を明るみにしようとする動きを揉み消したりして、
長年表面化させないようにしてきた、日本人移民や利害関係者がニュージーランドには数多くいるのです。
 
関係者らは、報道後も、何事もなかったかのように平然と暮らしています。それどころか、元関係者や模倣者が、手口を現代的に変えて勧誘集客を可能性が高いので、
被害者達・協力者は非常に危惧をしています。
 
長年放置されてきたせいで「組織的に日本人を搾取する構造」ができてしまっていて、
その搾取体質を引き続き持つ人達と、つながりはまだNZに残ったままなのです。
 
今でも機を狙い、あるいはすでに誰かを搾取しているかもしれないのです。
 
<不当解雇を受けた日本人移民>
不当解雇体験記をシェアをしていると読んで参考にしてくれる人だけではなく、中には相談をしてくる人もいます。私は体験者であって弁護士ではないので当然無償で、自分の体験から得た知識を伝えたり、精神的につらい人、ギリギリの状態だった人を励ましたりしてきました。
 
<イーストウィンド の被害者達>
不当解雇体験記をシェアをしていたら、あるつながりに気づいた人達が、私にイーストウィンド情報掲示板を読むように強く勧めてきました。
そこで初めてイーストウィンドと関係者らの長年の悪行を知ることになりました。
同じエリアに住んでいても、まったく気がつかないくらいに、隠されてきたのです。
「どうして同じ日本人にここまでひどいことができるのか!?」と本当に驚きました。
 
ここから私は情報提供や関係機関への通報など、具体的行動に出るよう呼びかけたり励ましたりするようになりました。自分ができる行動も取り、そして警察の捜査から移行して、現在SFO重大詐欺捜査局で捜査中になったのです。
 
そんな中、不思議なことに、被害者の中に、情報掲示板立ち上げがイーストウィンド 関係者によるものかもしれないと疑う人々が出てきました。
イーストウィンド には、疑いもせずに大金を預けてしまった人達が、トム田中の死んだ次の日に彼の妻が会社解散して連絡もなく突然事業停止になったことで、一気に助けようとする日本人のことも疑うようになってしまったのです。それまであった「同じ日本人だから大丈夫」という信用が、一気に崩壊してしまったのかもしれません。
ところが私に対しては、たまたま司法決定の報道内容不当解雇体験記の公開があったおかげで、信じて被害を打ち明けることができて、即行動してくれる人、躊躇しながらも説得に応じてくれる人が出てきました。
そうして当局への通報、重大詐欺捜査局の捜査へとつながりました。
ある人々にとっては、被害に向き合うことが、傷口をさらに広げて深く見つめ探っていくようなつらい行為でもあります。業務停止になって預けた財産が戻ってこないかもしれない事実を、何ヶ月も直視できなかったという人はよくいました。
 
不当解雇体験記の読者からの、この「気づきのメッセージ」をもらっていなければ、私はイーストウィンドによる被害の実態を知ることも、被害者達をこれまでのように支えていくことも、十中八九なかったと思います。もしNZヘラルドで記事を見ても、普段日本人コミュニティと接点がないので「ヘ〜社長(トム田中)ってこういう人だったんだ。」で終わっていたでしょう。
  
 
不当な労働環境への行動の取り方や経過、精神的な葛藤があってもいいことを伝えられて、
 
読者のおかげでNZで第二の被害規模と言われる詐欺被害を知ることになり、
 
被害者達に、自分だったら具体的行動をどうとるか?
ということを全体的個人的にやりとりすることができて。
そうしていろんな人の努力と重なって、NZ SFO重大詐欺捜査局の捜査につながりました。
 

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*無断転載・引用禁止です。

 

不当解雇体験記をシェアしていたから、こういう組織があることを知りました。
イーストウィンドと関係することで、それで生活をしているつながりと、
イーストウィンドと対立を装って生活しているつながりがあったそうです。
この組織図には表記できないことも、まだまだあります。
 
シェアしていると、前出の労働者の最低限の権利である「不服申し立て」をしたことを、
非難する日本人達が出てきました。
黙ってればよかったのに、と。
NZ法律で決められた権利で、行政にも強く勧められた権利の行使を、上の組織図にある関係者やグレーの人達が、非難して
「これまで『隠してきた何か』を隠し通そう」とするわけです。
 

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イーストウィンド 事業運営に便宜を図るために存在していたサポートグループ「シタデル」のイベント。(被害者提供)
例えば、イーストウィンド関係者らが有利になるように働きかけていた「シタデル」という、
イーストウィンドの移住ビザアドバイス利用者へのサポートグループがありました。
 
親切な対応で、和気あいあいとしたグループであっても、
イーストウィンドの無許可業務の継続のために運営されていました。
その記録は数多く残されています。
そして中心人物だけではなく、その身近な人物も積極的に関わっていたことなど、
その他多くの情報が集まるようになりました。
 
それでも、明らかになっているのは「まだ被害全体の一部」のはずです。

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イーストウィンド 事業運営に便宜を図るために存在していたサポートグループ『シタデル』のイベント。(被害者提供)
 
さらに言えば、私が不当解雇にあったことで、弁護士依頼しないで、自分で司法措置に出るために、自分で文書作成したり法を学ぶことができました。
トラブルではあったけど、逆に成長するチャンスだったし、チャンスに変えるために猛進していました。
 
それがあったからその経験と知識と、結果を出すまであきらめない持続力を、誰かのために社会に発信することで、役立ててもらうことができるのです。
 
(長くなるので、続きは後編で)
 
 
 

2021年からも、希望を胸に。

新しい年、そして読んでくださる方、あけましておめでとうございます。
 

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ニュージーランドで暮らす、私たち家族。
 
この年末年始は、ありがたいことに家族全員が集まって
新しい年を迎えることができました。
 
でも、イギリスにいる親戚も、日本にいる息子の友達も、
それぞれの家族と共に過ごすことはできなくて、一人で静かに過ごしていました。
 
多くの国で、なかなかコロナウイルスの感染者が少なくなっていきません。
 
2020年は、自分にとっても多くの人にとっても
経験したことないような大変動の年であったけど
だからこそ個人的には、社会づくりに望むことがよりいっそうクリアになって
「何を選ぶのかということに真剣だった日々」でもあったように思います。
 
自分ひとりの行動だけを振り返っても、真剣だったから、周りも動いてくれた。
 
光のほうへ。明るいほうへ。
 
2020年は、激動すぎて時間の感覚がおかしかった感じがする。
 
ロックダウンをなるべく明るく楽しく過ごそうとして、
始めのうちはステイホームを喜んでいた子供たちも、
そのうちオンラインでの勉強が、思いのほかはかどらないことがストレスになってきて。
大学のオンライン試験は大変だったらしいし
長〜い愚痴を相槌を打ちながら聞くことも、私の日課になった。
ただし普段からよく話をする子供達(と夫)ではあるので、
いつもよりはもうちょっと気を配るのが増えたぐらいだ。
毎日犬散歩に行かなければならないタスクがあることが、なんとありがたかったことか。
ソーシャルディスタンスがあっても外で出会う人々はみんな優しかった。
運動量の多い、うちの犬くん。いてくれてありがとう。
どんなに君の毛が口や目に入ろうとも、君を思いっきりなでまわすことで
どんなに家族がおだやかでいられていることか。

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会いにいくたび近づいてきてくれる、静かな友の、黒白鳥さん。
2020年のNZ総選挙は、いつも通りにいかない選挙活動で忙しくて真剣で、楽しかった。
そうしてみんながんばって、歴史的に圧勝したNZ Labour労働党が
2021年のこれからも引き続き、世界的な大変動の中、政権を担っていきます。
同意することだけじゃなく、同意しないことももちろんある。
だからこそ愚痴ってるだけじゃなくて行動する。
話し合ったり問題提起したり、というような活動は
よりよい環境づくりのために、自分はこれからも続けていくつもり。
 
安心できる社会にするために、どういう政治家やリーダー達を選択していくのか。
自分と周りと誰かの安全のために、自分はどんな行動を取るのか。
何を選んでいくのか。
 
大多数のNZ国民の分別ある行動が、今の生活につながっているけど
気を抜けばまた不自由になるかもしれないし、だから気を抜いたらいけない。
海外に目を向ければ、
国民が努力しているのに、なかなか安全な暮らしにつながらない国もあって、もどかしい。
 
心配ではあるけど、家族がただ一緒に、笑いながらごはんを食べられるということは
なんてありがたくて、幸せなことなんだろうと、再確認できた年末年始になりました。
 

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そういえば、最近。
娘はまたヘアドネーション、髪の毛を寄付しました。よく伸びる子で素晴らしい!
前回と同じFreedom Wigs にお願いしました。
コロナCovid 19でお店まだ続いてるか心配だったけど、大丈夫でした。
 
ニュージーランド在住のロングヘアさんで、やってみようかな〜っていう人は
 
コロナ感染の後遺症で、脱毛症状がある人が少なくないというニュースを見聞きするようになりました。自分が知らないだけで、いろんなことが原因で、
脱毛に悩む人はかなり多いんじゃないかと思う。
よく食べて健康な子の毛髪なので、どうか誰かのために役立ててもらえますように。
 
 
2021年からは、よくなっていきますように。
 
いい方向に変わっていきますように。
 

モンステラ・デリシオーサの水挿し・その後 + NZ新内閣の発表

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Monstera Deliciosa- Propagation in water "5 months later"  
お隣のオーストラリアに、ものすごくかっこいい音楽を作る人たちがいます。
彼らのすばらしく、美しい曲。
 
This is such a beautiful song that I really love. Love from their neighbouring NZ.
 
Psychedelic Porn Crumpets - Denmark / Van Gogh & Gone
 
***

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Monstera Deliciosa- Propagation in water "5 months later"  
今から5ヶ月前。
ニュージーランドの冬空の下。
犬くんとの散歩中に見つけた立派なモンステラ・デリシオーサ。
その親切な持ち主さんから分けてもらった
モンステラ・デリシオーサ Monstera Deliciosaの7株を、
水挿しして発根するかチャレンジしました。
 
5ヶ月経って、結果は
 
7株すべてが発根して、すくすく成長中!わーーーい!
 
発根率100%!大成功!
 
生育期じゃない冬に水挿し開始したので「一つでも発根すれば大成功」と思ってたので
全部成功して、みんなおりこうさんです。
 
I started to propagate Monstera Deliciosa five months ago, which was the winter's dormant period here in NZ. However, all seven cuttings are growing well with new roots and leaves. So I had a 100% success rate. Great!
 
***
ちなみに、ここNZのオークランドでは、
普通なら気が滅入るほどに雨ザーザーが続く冬なのですが
今年の冬は雨がとても少なくて天気の良い日が多かったので、
リビングの窓際を占領する植物たちはすくすく育っていました。
ただし他の地域のように、オークランドの渇水もとても心配なレベルです。
 

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最小の挿し株「チビ(S)」と 、のんびり屋さんだった最大挿し株の「デカ(L)」。

 
水挿し開始してから、
1ヶ月もかからずに一番初めに発根したのは、一番小さな挿し株のチビ(S)でした。
3〜4ヶ月くらいしてから、
一番最後にやっと発根し始めたのが、一番大きな挿し株のデカ(L)でした。
 
このデカというやつは、他のモンス兄弟が順調に発根してる横で
デカときたら、新しい葉っぱは生やすのに、なっかなか発根しないので心配しました。
 

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スクスク成長する他のモンス兄弟。
 
でもできることといえば、元々ついてた大きな一枚の葉をぐるりとカットして
半分ほどの葉量にして、水を1〜2週間おきに変えるくらい。
 
バタバタしてて時々忘れていると、気づけばニョキッと発根し始めていました。
 
一番上の写真が、一番発根が遅く
お母さんを心配させたけどスクスク育っているデカ(L)です。
 
 
チビ(S)のほうは、挿し株に葉がついていなかったのですが
新しく芽吹いた葉は、うちにあるモンステラ・ボルシギアナにそっくり。
 

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一番手前がチビ(S)で、後ろがモンステラ・ボルシギアナ。
そして順調に育つ、他の「モンス姉さん」と「チビ」の新しい葉は
同じ親株から分けられたのに、穴の空き具合が違います。

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チビ(S)と姉さん

 なんというか、子育てに通じるものをしみじみと感じます。
 
The smallest cutting without any leaves (S) was the first one to grow roots in a month. The largest one (L) was the slowest to root. It took for 3- 4 months. All cuttings had nodes and areal roots. I thought this big one wouldn't make it because the thick brown outer covering of the all aerial roots sloughed off. I've heard it's normal but had me worried. It's a good idea being busy and just forget about it for a while :)
 
 
<どの気根なら発根するの???>
 
モンステラを増やす時、よく「気根はつけたままにしましょう!」ってよく言いますよね。
 
私の場合は、豪快にモンステラ元持ち主からノコギリ使って分けてもらい
水挿し用の容器に入りきらないくらいの豪勢な気根群だったので、
気根を短くカットしなければなりませんでした。
 
この気根、どれが後々「発根する気根」なのか
「芯だけ残して溶けちゃう気根」なのかって
前もってわかる人っているんでしょうか?わかんないよねえ??
 
最初にモンステラを譲ってくれた人も、気根つけて分けてくれたけど
その気根も溶けちゃって、育たなかったんですよね。
 

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どれが育つのかはわからなかった
デカの気根は早いうちから全部溶けて、芯だけになっちゃって。
それから発根全然の気配がなかったから、もうダメかな?と諦めかけてたので
みんなが発根してよかったです。
 
これからもう少し暖かくなって強風の日が減ってきたら、土植えします。
 
水挿し始めた時、
 
そうね。その通りになったね。考えないとね。
 
デカは庭かな。
 
Psychedelic Porn Crumpets - Dezi's Adventure
 
Psychedelic Porn Crumpets - Found God in a Tomato
 
 
***
 
<多様性に富んだ新内閣の誕生>
 
NZでは、先月の総選挙で圧勝したNZ Labour 労働党を率いる
Jacinda Ardern ジャシンダ・アーダーン首相が、今週新内閣を発表しました。

theconversation.com

 

選挙結果が全て出揃うのは、6日になりますが
今国会は過去にないほど多様性に富んでいて、女性議員が47%。
労働党幹部に至っては、女性が53%です。
 
労働党と緑の党からの閣僚は、マオリ族の閣僚が増えて、新内閣の4分の1を占めています。
 
国会議員には、マオリやパシフィカ出身者だけでなく
インド、モルディブ、スリランカ、中国、韓国、
調べたらもっといろんな国がありそうだけど、あちこちからいろいろなのです。
 
特に、マオリ女性として初めての外務大臣に起用された、
Nanaia Mahuta ナナイア・マフタ労働党議員。
 
彼女は、Moko kauaeという伝統的なマオリ女性の施す、あごの刺青を入れているために
国外メディアでも注目されたり、無知な人に侮辱されたりしましたが
とても期待しています。

www.newshub.co.nz

それから、
 LGBTQの議員は、国会全体の10%で他国と比較して最も多いそう。
 
そのレインボー議員の一人である
グラント・ロバートソン Grant Robertson 財務大臣に、私は個人的に
すごく首相代理になってほしかったから、
彼が首相代理になったという新内閣発表を聞いた月曜日は、一日中すっごい大喜びでした:)
首相代理に財務大臣が就くのはよくある事だし。
 
ケルヴィン・デイヴィス Kelvin Davis労働党副党首が、もし仮に首相代理になってしまうと、
彼のマオリとしての声が届きづらくなっちゃう。
マオリとしてやるべきことが山ほどあるから、と本人もそう言って前もって辞退していたし。
元教育者として、子供と犯罪者更生に関わる大臣になっているので、がんばってほしい。
 
他にも新内閣には、なるほどな〜と思う部分がいろいろある。
(内輪話になるので書かないけど)
 
とにかく、すばらしく多様性に富んだ思い切った組閣なので
NZ Labour & Multicultural メンバーとしては、
とてもうれしくてワクワクする知らせでした。
 
今、アメリカ選挙開票のハラハラのせいで、寝られないので
期待と希望でうれしくなる事を、書いておきたくなって。
生きていくのには、希望が必要だから。
 
Now, counting the votes in the US.
 
We need hope to live. As a member of the NZ Labour party and the Multicultural Labour, I am so pleased to have our new cabinet full of diversity for the ongoing crisis and hopeful future!

 

2020年NZ総選挙:NZ Labour労働党の歴史的大勝利!!!

RED TSUNAMI!!!
 

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Source: https///www.tvnz.co.nz/electionresults
先週のことですが
2020年10月17日。
 
ニュージーランドでは、この日は総選挙投票日で、
即日開票が行われました。
 
そしてNZ Labour Party 労働党は、国民から歴史的に高い
49%の支持を受けて、圧倒的に勝利しました!!!
やったーーーーー!!!!

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https///www.rnz.co.nz/election-2020/party-vote
 
友達写ってたからこれも載せておこう。
 
 
 
特別枠の投票結果が判るのは、もうちょっと後ですが
通常はGreenや Labourにプラスになります。
 
NZ Labour Party 労働党に、投票してくださったみなさん
本当にありがとうございました。
 
これまでの選挙以上に、今回の選挙活動に関わってきた私。
自分も動いて人にも動いてもらって、というお役目に携わっていました。
 
活動を通して、今回の選挙では
過去に労働党に投票したことない人、
これまでは国民党に入れてきたけど、今回は労働党に投票するという人が
国民党支持のブルーエリアでも多く見られて、変化の流れを実感しました。
 
そんなわけで、投票が終わって開票が始まった、17日の夜。
オークランドのタウンホールのHQイベント会場には、くたびれたままの仲間達と一緒に参加。
そこでは初めての人や、顔見知りと再会を喜び歓声を上げて、
スクリーンに映る開票中継を見ながら(飲みながら)結果を待っていました。
 
今回の会場内は、
前回2017年と違ってちょっと静かめでした。お行儀良くて。
ステージ画面に宿敵マイク・ホスキングが出てこなかったからね。
 
それにしても、会場でいろんな人から、その人の海外にいる家族や友人知人が
ニュージーランドに帰国入国することに決めたっていう話がよく出てきました。
聞いた中では、英語圏ヨーロッパ圏からばかりでしたが
これから、そういう移住者が増えていくんでしょう。
 
労働党のステージはこんな感じでした。
 
*****
 
選挙日直前の意識調査では
National 国民党の得票率32%
 
ところが実際には26.7%っていう想像以上に低い結果だったので
正直びっくり。
 
私の選挙区とその周り一帯は、国民党が牛耳るエリアだけど
政党支持は労働党が上回って、
労働党候補者が当選する選挙区がいくつもありました。
 
元々国民党支持者の多い農業業界、
特に南島で労働党を支持が上回ったことは
特筆すべき結果だと思います。
 
Labourのイベントでは全部観られなかったテレビ中継で
みんなのPaddyがハジケてたみたいです。
うちの子たちも好きなジャーナリスト、Patric Gower パトリック・ガウアー。
 
既存の問題に加えて環境問題に取り組みながら
コロナ危機からの復興という難題を乗り越えていくのは
世界中の国々同様、この国でも同じ。
 
その復興を、「子どもの貧困問題」に取り組みながらやっていく。
子どもに食事を用意できない家族を少しでも減らしていきながら。
できる限り、感染者と死者を出さないようにして。
 
草の根ボランティアで労働党メンバーしていると、
いろんなことを学ぶし見るし、考えさせられる。
 
メディアの情報でわかったつもりになったり、優先順位の違う考え方を取り上げて
伝えられていく言葉もあるけれど。なんか頭だけで考えてる感じの。
 
今私達は、感染に注意しながら
マスクをつけなくても、人に会う事ができる。
 
「赤い海」「赤い津波」と称される今回の「圧勝」という短い言葉の中には、
たくさんの支援者の地道な活動と
Jacinda Ardern ジャシンダ・アーダーン首相の過去3年間のリーダーシップを支持し
NZ Labour Party 労働党に対する国民の期待が込められている。
 
まあ、選挙が終わってもいろいろやる事があるので
がんばった後の充実と感謝とこれからの課題とか、仲間と分かち合いながら
あっという間の一週間でした。
 
 
開票日の次の日、選挙権がまだない子ども達は
学校で「ジャシンダが大勝した」ことに、声が枯れるまで大喜びだったそう。
 
これからの未来を真剣に考え、議論する子ども達はたくさんいる。
 
大人の行動を見抜ける子ども達に、私達大人のするべき行動はなにかを考えさせられる。
 
追記:
<世界で一番LGBTQ議員の割合が高いNZ国会>
 
あまりにも当たり前すぎて忘れていたけど、ニュース見てああそうか!と思って。
 
今回の選挙結果で
ニュージーランドの国会は120議員のうち10%に当たる12議員がLGBTQだそうで
世界で一番LGBTQ議員の割合が高い国会だということです。
よかったよかった。
イギリスの国会と比較すると、ゲイであることを公表している英国国会議員は7%とのこと。
労働党のイベントなんかでも、LGBTQ議員やメンバーがパートナーさんや家族を連れて
楽しく幸せそうなのを見かけます。
 
別にわざわざ取り上げなくてもいいくらいに、もっと自然なことになるといいな。
 
***
 
それから、いろんな国出身の議員や難民だった議員も増えて
多様化が進んでいて、すばらしい!
 
テレビで国会にいる友人達を見るたび、感慨深くて。しみじみとじんわりと胸にくる。
 
選挙、やっと終わってよかった...。
 
 

NZ二大政党リーダーの与える心理的影響

もうNZ総選挙の投票は始まっています。
有権者の人は投票してくださいね!
 
先月Holizon Poll が、二大政党のリーダー
NZ Labourの Jacinda Ardern ジャシンダ・アーダーン首相・ 労働党党首
Nationalの Judith Collins ジュディス・コリンズ国民党党首 それぞれが、
 
NZの成人に「どう感じさせているか」という国民意識調査が行われて
 
9月12日に結果を発表しました。

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Source: https://www.horizonpoll.co.nz/page/596/stark-differ

赤 ジャシンダ・アーダーン
青 ジュディス・コリンズ
 
 
労働党リーダーのジャシンダに対しては、ジュディスよりも
「希望に満ちている」
「誇りに思う」
「安心」
「満足している」と感じている人が多い。
 
 
逆に国民党リーダーのジュディスには、
「怒り」
「恐れ」
「不安」
「心配」
「失望」
「嫌悪感」
を感じる人の方が圧倒的に多い。
 
 
 
 
最近も、国民党は広告費をつぎ込んで露出を増やしています。
前回は国民党候補が勝った、オークランドセントラルの選挙運動では
メディアの前でサクラを使って
いかにも「支持されてます」を自己演出するまでに、落ちぶれてる。
 
政治レポーターは
「今日私達(メディア)が見たのは、国民党がちょっとしたフェイクニュースを作ろうとしてたことだ。」と言います。
 
それに対して、同日のジャシンダはダニーデンとオタゴ大学で人だかり。
 
一緒に写真撮るのも、今は難しいかもしれない。

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数年前だけども、私もすごい待った。
 
***
 
ジュディス・コリンズは、元々Dirty Politicsの人で裏工作で大臣辞めさせられたりしてた。
労働党・緑の党の進めたい公共交通機関の整備よりも、もっと道路を作りたい国民党。
減税して国の回復するって、どうやって?
またあの「問題ほったらかしの国民党政権9年間」でやったように、
医療費や教育費を削るのか。
国民党内にはBluegreens という環境問題に取り組んでるらしいグループがあるけど
(Green党支持者にはお笑い草)
国民党が政権取ったら、環境破壊の海洋掘削をまた再開させ
環境問題には、テクノロジー技術向上に頼るだけ。
 
 
国民党もAct党も、国境を早く開け開け言ってたんだから
もし彼らの政権だったら、感染者も死者も増えてコントロールできない
他の国と同じようになってたんじゃない?
イギリスの友人家族は、精神的ストレスで家族の中でいがみ合っている。
 
今日からオークランドは警戒レベル1に下がったけど、他の国と比べて考えてみよう。
 
世界のあちこちで、環境も経済も精神的にも
これまでにはなかったような困難に直面して、工夫して対応していかないといけないのに。
時代が大きく変わっていくのに。
 
こんなに大切な時に、何でわざわざ国民を
心配させて不安感を与えるリーダーを選ぶの?
 
 
 
NZ Labour 労働党 47%
好ましい首相は?:ジャシンダ・アーダーン現首相 50%
 
National 国民党 32%
好ましい首相は?:ジュディス・コリンズ国民党党首 23%
 
32%のNats支持者の中には、
支持党党首のジュディスを自分達の首相にふさわしいと思ってない人が9%。
 
彼女が党首になってから、NikkiとかAmyとかPaulaとか
 
残りでできたのが "Strong Team"のスローガンだから大笑い。
 
次々経験豊富な政治家が離れていくような
政党支持者にも支持されてないリーダーを、
どうして国民が選ぶの?
 
こんなに大切な時代なのに。
 
個人のセクシャリティの差別問題一つとっても、
労働党が政権になったら、個人の性的指向を心理的精神的介入で変更させる
「転向療法 Conversion therapy」を禁止するけれど
国民党は明確な意思表示をしない。できない。
この記事に出てくる労働党の国会議員も、
この前イベントで
パートナーとの家族みんなでほほえましい様子で、見てるこっちもついうれしくなった。
そういうのが、何で当たり前にできないかな?
彼らはどう見ても幸せそうなのね。変わる必要ないでしょ。
 
今2020年。
 
これから社会はもっと変わらないと。
 
 
いろんな人が、事実の切り口を好きなように見せてるよなあ。
 
それにしても3年ごとの選挙は早すぎる。せめて4年にしてほしい。
 
そしてNZ Labour 労働党の政策に批判・意見がある人は、言ってるだけじゃなくて
実際に行動したらいいですよ。
 
SNSの書き込みでは、その他大勢に埋れて政治家には届かないから
(まして日本語じゃ届くわけない)
  • 市民集会や会議に出席して意見交換や問題提起してみる。
  • ディスカッションに参加する。
  • 正式に陳情書を提出する。
他にも考えたら、いろいろ方法はあります。
 
問題視してるから批判になるわけで、
せっかくだから、それをちゃんと現実に政治家に届ける行動を起こさないと。
 
せっかくの批判や指摘も、行動がなければただのグチの垂れ流しになっちゃう。
文句たらたら言ってるだけで、何にもしない人が多すぎるのでね。
自分は動きたくないっていう人が。
 
そういうのは、
詐欺捜査されてるイーストウィンドの問題でもよく見られました。
困った、許せない。でも自分は動きたくない、っていうのが。笑
 
念じてるだけで状況変えられるのか、サイキックなのかな。
 
問題の指摘か、
なんだか知ってる風に見せかけてただの愚痴で終わってしまうのか。
 
 
その問題点を現実的に改善するために、
具体的にはどんな行動をとっているんですか。
 
「具体的な行動」がないとね。
 
 
 

NZ総選挙、投票しましょう!

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選挙委員会広報 オレンジさんと犬ちゃん
 
 
ここニュージーランドでは、2020年総選挙がありまして
10月17日が選挙日
 
そして10月3日からは、期日前投票が始まりました。
 
 
海外からの投票は9月30日から始まっています。
 
 
前回2017年の総選挙でも、選挙日当日前に投票する人が増えていたのですが、
今回は特に、新型コロナウイルス COVID-19の影響で混雑を避けるために
前回以上に、早めに投票をする人が増えるだろうと予想されています。
 
<有権者登録の義務>
  • 18歳以上
  • NZ国民または永住者
  • NZに1年以上継続して暮らしている、または1年間以上継続して暮らしたことがある。
 
これらの条件をすべて満たす人は、「有権者登録をすることが義務」になります。
 
有権者登録と登録情報の変更は、オンラインでできます。
https://vote.nz からNZ運転免許証やNZパスポートを使ったり
またはReal Meで身分証明をするとOK。

www.realme.govt.nz

 
 
<「終末期選択の権利」と「娯楽用大麻使用」の是非を問う国民投票>
 
今回は、支持政党と選挙区の候補者を選ぶだけじゃなくて
 
● 娯楽用大麻の使用を規制を設けて合法化する
 
 
● 重い病気の回復の見込みがないなどの条件に該当する人が、
人生の終わり方を選ぶ「End of Life Choice Act 2019」への賛否
 
それぞれの国民投票の結果は、どちらかが多数ならいいのではありません。
 
この終末期選択の法案は、すでに国会で可決されていますが
今回の国民投票50%以上の賛成がなければ施行されません
 
大麻使用合法化の場合、賛成・反対のいずれかが50%を超える必要があります。
 
 
<終末期選択の法案について>
 
この法案では
以下の基準を「すべて満たしている」人に限り
合法的に死の補助を求める選択をする事が可能になります。
  • 18歳またはそれ以上
  • NZ国民または永住者
  • 病気の末期症状に苦しんでいて、半年以内に死期を迎える可能性が高い
  • 著しく身体能力の低下が続いている
  • 緩和することができないほどの耐えがたい苦痛を経験している
  • 死の補助について、十分に理解をした上での判断ができる
  • 医師2名の同意が必要
*精神障害や精神疾患を患っている、何らかの障害を持っている、または高齢であるという理由だけの場合は、死の補助を求めることはできません。
 
この法律で「死の補助」とは、患者の医師または看護師が、死をもたらすことによって
その苦痛を和らげるために薬を投与すること、または患者が薬を服用することをいいます。
この法律で「薬」とは、死の補助に使用される致死量の薬物を意味します。
 
***
 
病気末期で苦しむ人の安楽死の選択については、もちろん賛否両論あるし難しいけど
とても重要なことなので
いろいろ情報を得たり話し合うのがいいと思います。
自分だったら、どうしたいだろう。
 
 
<娯楽用大麻使用の合法化・規制法案>
 
 
この法案は、主に個人・家族・地域社会に及ぶ大麻関連の被害を減らすことを目的に
提案されました。
合法化することで、大麻の生産・供給・消費を対象とした規制が設けられています。
 
この法案で、大麻の入手ができるのは20歳または20歳以上の人で
以下の行為が認められます。
  • 大麻販売を許可された店舗でのみ、大麻を購入すること
  • 大麻の購入・消費が認可された店内に入ること
  • 個人宅や認可された敷地内での大麻摂取
  • 乾燥大麻(またはそれに相当するもの)を1日14グラムまで購入すること
  • 乾燥大麻(またはそれに相当するもの)を1日14グラムまで、他の人(20歳以上)と共有すること
  • 家庭で大麻2株まで、一世帯につき4株まで栽培できる
 
NZ Drug Foundation にありましたが
NZ人の8割が21歳になるまでに最低一回は、大麻を摂取したことがあるのだそうです。
 
 
 
これまで違法でありながら、表には出ずに流通はされている。
 
大麻合法化では、賛成・反対のいずれかが50%を超える必要があります。
 
賛成50%以上:選挙後に国会審議が行われ、この過程で国民も意見したり提案ができる。
反対50%以上:現行法のまま「違法」。
 
*医療用大麻はすでに合法で、使用が認められている。ヘンプ、運転時の悪影響や職場での安全確保については現行法の対象になっているので、今回の国民投票の内容には含まれない。
 
NZの大麻の現状については、知らないことがたくさんあるので
NZジャーナリストのパトリック・ガウアー(Patrick Gower)の番組を観ました。
わが家では、子供達も一緒に観て、家族みんなで話し合いました。
子供の友達たちとも、いろいろ話しました。けっこうまじめに。
 
専門家による意見も割れています。
 
 
若い人たちは「アルコールもドラッグの一つ」と学校で教わっているので
「アルコールが合法で、なぜマリファナが違法なのか?」って
いう話になります。
 
 
アルコールが他のドラッグよりも極めて危険であるとされています。
 
合法じゃないから闇市場で、作られ売られて買われてて。
それで大麻よりもっと作用の強いが取引されてて。
他の犯罪の温床になったり、合成大麻やPとかMethとか恐ろしいのが手に入っちゃう。
 
多くの人々が中毒に陥らないようにするには、
貧困や精神的苦痛から抜けないといけない、という問題もあるし
どうしたらいいんだろう。
 
もし、国民投票結果が賛成多数でも
その後法案成立までに、国民の意見や提案を審議する過程があるので
修正されていくんじゃないかと思います。
 
知らないといけないことがいっぱいあるけれど
いろいろ学んで、自分の考えで投票しましょう。
 
***
 
前から何度も言ってるんですけど
移民でも移住国の有権者になれる国って、なかなかないんですよね。
 
せっかくの大事な権利だから、選挙行って投票してくださいね。
 
 
私は、NZ Labour 労働党のメンバーをボランティアでしているので、
もちろんたくさんの人にLabourに投票してもらって
引き続き、Jacinda Ardern ジャシンダ・アーダーン首相・労働党党首
これからもNZを率いてほしいです。
 
NZでは、労働党ベースか国民党ベースしかありませんから。
 
それぞれの選挙区の労働党候補者への投票を、ぜひよろしくお願いします。
 
 
今回の選挙活動は、ロックダウンで延期になったからか、長く感じるなあ。
 
地域の活動の中心で、人に動いてもらったり、自分もいっぱい動いてて
体は疲れてるけど、すごい充実感。
いろんな人、新しい人と出会って。いい人がいっぱいで楽しい。
突然エンジンかかる人や、才能開花する人もいて、すごく面白い。
 
ここは元々が、対抗する国民党支持のブルーエリアだから、結果がどうであれ
今できることを精一杯やっていこう。
 
いつものように、日本人ただ一人だけども
そんなの関係なくすごく楽しい。
 
それから
他のエリアで、Labourメンバーになってくれたりボランティア参加してくれてる
日本人移民の方々へ。
ありがとうございます。お疲れさまです。
 
それぞれのエリアで、自分が参加できる活動を
できるだけでいいので、何かやってみてくださいね。
 
いつか会える日が来るかわからないけれど、いつか会えたらいいですね。
 
 
今日、Jacinda Ardern ジャシンダ・アーダーンNZ首相
今週8日(木)から、
オークランドのCOVID-19の警戒レベルを
レベル1に引き下げると発表しました。
 
レベル1ってどうだったっけな?
 
イギリスやアメリカの親戚友人たちから、NZ移住しようかな(したい)の声がチラホラと。
そうだよね、もっと大変なんだもんね。
 
 
私たちも選挙活動もあとちょっとだから、もうひと踏ん張り。がんばろう。
 
 
あともうちょっとで、打ち上げ:)
 
 
大麻を吸いたいとは思わないけど、
SLEEPの DOPESMOKER は大のお気に入りだ。
これの大音量があれば、大満足になれるのに。


Dopesmoker