Bittersweet in NZ

こんにちは、ウトです。家族とNZで暮らしています。移住して10年近くは、多くの怒りやフラストレーションを感じていましたが、おかげで行動・経験・学びができて、最近はおだやかな日々がとても増えています。いろんな変化の流れが強いので、大切なのは何か?ということにも向き合っていたい。ここには、体験や感じたことを言葉にしておきたくなった時に綴っています。 Thanks for being here.

「風化」と「教訓」と、Helen Kellyの生き方と。

とてつもない大惨事や、つらく重苦しい問題が起きると
繰り返さないように、
今後起きないように、
「教訓にしよう。」ってよく言いますよね。
 
「過去のひどい出来事を、教訓にする。」
 
どうやって?
 

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*****
 
 
ここニュージーランドでも、昨年末のクリスマス前に
NZの重大詐欺捜査局、SFO (The Serious Fraud Office )が
 
でも。
前回2014年に、イーストウィンドと
当時のアシカガ・マサトモ(トム田中)社長に対する
2件の詐欺クレームが提出されたものの
2015年にSFOは、移民局に投げる判断をして、
「難しくて非効率だから」捜査が継続されなかったのですよね。
 
捜査するのが責務の人たちが、責務を最後までまっとうに遂行しない。
 
だから再捜査になったからって、よかったけど、安心はしていません。
 
今回の捜査の行方がどうであれ、被害者も教訓にしなければ、という人たちは
  • イーストウィンド グループのしたこと
  • 関係者らが日本人移民社会を中心にしてきたこと、今も続いていること
 
これらのことを
どうやって、教訓にするのか?具体的に考えていますか?
 
教訓にするって、日本人移民同士で会った時に、話すことですか?
 
内輪だけで「知る人ぞ知る話」として。
 
そのコソコソ話は、
これから将来、ニュージーランドのいいとこだけ見ている人や
夢を描いている人に、実際に届くのですか?
 
それで本当に「教訓」なりますか?
 
自分は悪いことしてない、みたいな顔して
詐欺搾取の罪の意識もなく元関係者は、今も平然と暮らしているかもしれないですね。
生ぬるい被害者の反撃に腹の底では、想像通り。と思いながら。
 
 
イーストウィンド の故?トム田中社長だけではなく、
そのスタッフ、関係者も人を騙して裏切って、私服を肥やしていたことを
知っていた人たちはいたんですよね、何年もの間。
知っていた人たちは、
その時点で誰かが受け続けている被害も、これから起こるかもしれない被害を
止めようとするまでの行動に出なかったんですよね?
 
「イーストウィンド 、ひどいよね〜」と口では言いながら、
実は繋がってる人たちが、いっぱいいるのです。
もうその名を連ねたリストを持ち歩かないと、覚えきれないくらい大勢が。
 
その事実を、辛辣な言葉で長年、警告を発信し続けた人もいたわけですよね。
 
どの国でも、いいところも悪いところもあります。私はそう思います。
 
正直、私はEast Windのウェブサイトの内容や社長のブログを見て
「胡散臭かった」から、利用する気はちっとも起きませんでした。
 
だって、日本のネガティブはてんこ盛りなのに、NZの悪いとこは、つけ合わせ程度。
 
「だまされて金を出してくれる人」に向けられた
偏った日本悪は、それを信じたい人に染み込んでいっていたし
NZシステムを欺すために身勝手に解釈することで、
過剰サービスの便利に慣れすぎた日本人を取り込んでいった。
 
どうしてこれだけ多くの人が、だまされたんでしょう?
 
被害者からは「発信されていた苦言」を知らなかった、という声が
少なくありませんでした。
 
「発信されていた苦言」は、だまされてしまった人に、
どうして届いていなかったのでしょう?
 
それが、残念でしょうがないです。
 
 
***
 
 
Helen Kelly - Together という
ドキュメンタリー映画が、NZで公開されています。
 
Helen Kelly(ヘレン・ケリー)は、ここニュージーランドで
林業や工場、映画業界など様々な業界での、
労働環境の安全性や労働者の権利を確保するため闘い、尽力した人です。
 
2010年に起きた
パイク・リバー炭鉱での
メタン爆発による大惨事(Pike River Mine Disaster 以降にも、
17歳から62歳までの29人の犠牲者の家族に寄り添いながら、
喫煙歴が無いにもかかわらず、肺ガンの診断を受けた2015年から
2016年にこの世を去る直前まで
労働安全基準の改善と司法の拡充に力を注ぎました。
 
このドキュメンタリーは、ニュージーランドの歴史の一部と
末期の病を告知されてから命尽きるまで、彼女が生きた記録。
 
ニュージーランドを、もっと知ることができるので
機会があれば、できるだけ多くの人に観てもらいたいです。
 
NZに暮らすNZ人であっても、
安全や正義や命のために、
これほどまでに闘わなければならなかったことを。
 
 
安全基準の整備が不十分があったのに、事故の責任を亡くなった作業員に課す、
当局の調査官たち。
 
4度の爆発後、炭鉱内に残されたままの息子・夫・兄弟・父・家族・友人の
身元確認ができないまま
17歳から62歳までの29人の犠牲者の家族友人らによって行われた式典で、
なぜか笑顔を浮かべる当時の国民党大臣
 
責務を最後まで、まっとうに遂行するべき人たちが、そうしない現実。
 
 
2010年の事故から、ヘレンと被害者家族は共に闘い
2016年からヘレン亡き後も、
被害者家族は、炭鉱内から遺体の回収されないまま、
コンクリートで証拠隠滅されそうになるのを必死で抵抗し
2017年には、最高裁により
 
炭鉱再入抗を公約していた労働党政権になってから、
 
事故から、9年近くが経っていました。
ヘレンには、もちろん感心するのだけど
当事者の被害者家族の「事実と正義」を求め続けて行動し続ける姿を見て。。。
 
イーストウィンド の被害者は、ここまでできるのかな?
そういう覚悟があるのかな?
 
多額の財産や、人生の大事な年月を詐欺集団に食い潰されても、
複数の命の犠牲が出なければ、ここまでの行動が取れないのかな、と。
 
イーストウィンドのやってきたこと、
それを許してきている日本人コミュニティに対する
憤りや失望とか虚無感とか、
いろんな思いが、いろんな人から、私にも届きます。
 
でも、ヘレンが支援してきた人たちが見せてきた「底力」みたいなものが
イーストウィンド 被害者とそれを知る人たちに、どれほどあるのかな。
 
 
このままだと、風化していきますよね。
それを望んでる人は多いでしょう?
関係者や、資格基準に満たない・ギリギリでなんとかやってもらって
永住ビザにこぎつけた人とか。いろいろ。
 
トム田中が亡くなって、もうすぐ1年が経とうとしているけれど
やるせない、教訓にしなければと思っている人たちがどれほどいるのかは、
未知数。
 
***
 
本当だったら、被害者のみなさんが
オークランドで開催されるジャパンデーとかのイベントで
ブース出して
「イーストウィンド のような詐欺に遭わないための
再発防止キャンペーン」
来場者に呼びかけて、情報拡散活動を、どんどんやるべきだと思うんですよね。
 
….って、今年のは先週終わっちゃったみたいで。
そういう活動をちゃんとしたのでしょうか?
 
「イーストウィンド グループの元スタッフと組織は、残ったままで、次に騙されるカモを探していますよ!」
 
「ワーホリやガーディアンビザの人!『3万ドルでワークビザやその他のビザを取らせてあげますよ』などど勧誘されていませんか??」
 
「違法な方法のビザや投資の勧誘に、乗らないでください!」
 
「初め良くても、そのうち『オークランドの海に沈む』となどど言われて、操り人形のような人生を送ることになってしまいますよ!」
 
新たな被害者を出さないために、
被害に遭った当事者体験をどんどん伝えていったらいいと思います。
 
今回やっていなかったのなら、次回からどんどんやったらいいですよ。
 
「教訓」にすることは「公共の利益」ですからね。
 
「いろんな場で被害の実態を大きく広めてください」という言葉を
いくつももらうのですが
 
はたして、ご自身はどれだけやっているのでしょうか?
 
私はイーストウィンド 被害者じゃないし、
見過ごされがちな移民間で起きたことに注目してもらうには
 
被害者のみなさん自身が被害を訴えないと
「深刻さ」が人にちっとも伝わらないんですね。
 
ああ、たいして辛い思いしてないんだな〜って思われるんですよね。
 
だから「Helen Kelly - Together」観てほしいんです。
現地のNZ人は、ここまでやってますよ。
 
 
イベントや、ジャパンデーなどで、
ブース出して呼びかけ活動、やってみたらどうですか?
いいと思いますよ?
 
人に頼んでるだけじゃなくて、
被害者のみなさんも
自分のことだから自分でも、ちゃんと動いているのを見せてくださいね。
 
トム田中が亡くなって、もうすぐ1年が経とうとしているけれど
まだ、あんまり見えてこないので。
 
それじゃ、だます側の人たちは、大喜び。
 
それでいいのかな?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

百毒下し

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KING BUZZO - This Machine Kills Artists

2020年になりました。
 
 
個人的に思うことを綴っていたら
いつの間にやら、私記の数は100を超えていました。
 
100を超えてて新しい年にもなって、おめでたいから
好きなものを。
 
 
 
厄除けなのか、解毒なのか。
 
 
犬歩きしたり、書いたり、家事したり、日々欠かすことなく。
 
ちゃんと立派な音量で。
 
聴けば聴くほど、心おだやかに。
 
 

High On Fire - The black plot

 
 

High On Fire - Electric Messiah

 

High on Fire - Brother in the Wind

 

High On Fire - De Vermis Mysteriis

 
 
High on Fire のフロントマンで
SLEEPのギタリスト、お腹の冷えない Matt Pike 。
 
かっこ良すぎる。

SLEEP live at Hellfest 2013 

 

SLEEP live at Regency Ballroom

 
 
これまでいっぱい書いてたのに、Buzz LOVE少なすぎた。
 
大好きなthe Melvins の
Buzz Osbourne (King Buzzo)

THE MELVINS Live

 
 

(the) Melvins - "The Talking Horse"

 
 

Melvins - Hideous Woman

 
 
ものすごく疲れて、ぐったりした日には
 
好きすぎるBuzzを、寝る前に。
好きすぎて涙が出て、癒されます。
 
曲は「ダークブラウンの歯」だけど….
 

King Buzzo - Dark Brown Teeth

 
 

Buzz Osborne Performs 'Dark Brown Teeth'

  
すごい好きだ。
 
そして、Melvinsといえば、Boris。
Boris のアコースティックバージョンもかっこいいので。

King Buzzo (Acoustic)- Boris

 
 
 
<おまけ>
今年「TOOL」ライブがあるそうで、先日チケットの先行販売がありました。
 
息子2人と電話越しの友達は、大奮闘するも
Ticketmasterサイトがトラブル続きで、しょっちゅうダウン。
 
普段、温和な息子たちの見た事ないような
怒声と罵声とイライラピークのリビングに、
「ママも昔はウドー音楽事務所によく電話したな〜」なんて言葉がけも虚しく。
犬と外へ、そそくさと避難しました。
 

TOOL - Fear Inoculum

*ママはもっと重音が好きなんだけどね。
 
帰ってくると、無事チケット取れてて
息子念願の7年越しライブには、行けることになりました。
リビングにも平和が戻って、一安心。
 
チケット入手。
時代はこんなに変わったのに、ネットでも黒電話でもイライラは変わらないようです。
Ticketmasterさん、改善をお願いします。
 
***
 
は〜 Melvins、NZに来てくれないかなぁ。。。
いつ来てもいいように、体力つけておかなくちゃ。
 
それにしても、
 
かっこ良すぎる
好きすぎる
 
って、それ以上言いようがない。
 
もっと言葉つけ足そうとすると、私の場合、どんどん嘘くさいっていうか
愛の「芯」から遠ざかってしまう。
 
好きだから、好きなのだ。
 
***
 
 
2020年は、新しく変わっていくらしいですね。
 
「いろいろ」と。
 
 
楽しみ(^^)
 
 
 

息子とAPD12。息子のチャレンジは、続く。

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息子の盟友。


あっという間に11月が過ぎて、12月も終わりです。
 
 
思春期やお年頃の子供がいるNZ生活で、
10月〜12月というのは、いくつもの課題や試験が続き、
進路を考える時期でもあるので
 
子供(と親も)ピリピリしてるおうちも、あったのではないでしょうか。
 
わが家はそうでした…(苦笑)
 
***
 
2年前のちょうどこの時期。
 
息子のひどい中耳炎で、手術後3年以上難聴に悩まされていて
高校生活あと残り1年、という時。
 
モヤモヤしている中で
息子に、APD(Auditory Processing Disorder、またはCAPD, Central Auditory Processing Disorder ) 
聴覚情報処理障害の診断が下りました。
 
ハッキリしたから、スッキリした。
 
だけど学校や国からはサポートが受けられないことがわかって、
途方に暮れながらも血眼になって、必死に解決策を探っていました。
 
1年前のこの時期は。
専門機関と学校の協力で、障害の症状を軽減するためのトレーニングを続けて
高校最後の学力試験に臨んだ。
結果次第で、彼の進みたい進路を選べるかどうか?の大事な試験。
 
そして今年のこの時期は、次のステップへ進めるかどうかの試験。
 
 
2年前には、日本語でAPDを検索してもあまり出てこなかったけど
最近では日本でも知られるようになってきたのか、
調べられるようになってきてますね。
よかったです(^^)
 
この2年はあっという間に過ぎたのだけれど、ここまで来れたのかと思うと
感慨深い。。。
 
このブログでは、聴覚情報処理障害のこともアクセスが多くあるので、
この1年を振り返って、アップデートしますね。
 
***
 
2年前に、聴覚情報処理障害の診断が下りた時
勉強の努力がなかなか結果に結びつかず、落ち込み悩んでいた息子。
 
NZの高校では、NCEAという全国統一の高校教育認定資格を取得しますが
一つの教科でいくつもある試験で
結果のとても良いのと悪いのの差が大きかったんです。
 
勉強の心配もあるけれど、APDのことを知った母親の私は
息子が例えば、肉体労働の仕事をやるかもしれないのに
「現場で指示がちゃんと聴こえてなくて、事故に遭ったらどうしよう!!!」と
大怪我の可能性の方を、ものすごく心配していました。
 
それで診断が下りてから、ものすごくジタバタしたおかげで
訓練を1年がんばる事ができました。
高校卒業時には、進みたい進路の大学入学資格もクリア。
 
そして高校卒業時に、案の定「肉体労働の仕事」の話がきました。
武道の有段者として、道場で先輩として後輩を指導している息子を知る人からの
お誘いでした。
なので、大学生活資金を貯めようとその仕事のために、進学を遅らせて。
上の兄ちゃんも仲良く一緒に、力仕事でいい汗をかいていました。
私の心配だった「聴こえてないから、大怪我」もありませんでした。
 
その仕事場では、南アフリカ人・NZ人・イギリス人がほとんどで、
アジア系はうちの子達だけだったのですが
 
ある日息子が
トマティスとか補聴器(遠隔マイク補聴器)のトレーニングやって、
本当によかったよ〜」
嬉々として仕事から帰ってきました。
 
トレーニングのおかげで、仕事場の人たちの「ビミョ〜な」ジョークが
よく聴こえるようになって
ものすごい笑えて、面白かったそうなのです。
 
トレーニング効果を勉強の成果で、というよりは「周りの人との日々の会話」から
本人は実感していたようです。
 
ちなみに「勉強の方は?」と聞くと
 
トレーニングしてから、先生の授業にコミットするようになったけど
それは自分にAPDがあるって分かってから、精神的に変わったり
自分に効果ありそうな勉強方法に変えたりしたから
「トレーニングだけで、勉強ができるようになった」のかは、わからない
 
のだそうです。。。
 
でも、トマティス遠隔マイク補聴器の聴力トレーニングを始めたおかげで
彼の意識が変わったことは、事実なのでしょう。
「このままだと、ヤバイぞ。」と。
 
その仕事場の人達は、本当にいい人ばかりで。
30歳代で子供が生まれたばかりのあるマオリの先輩が、
「数年後に、お前がここで働いてるのを見つけたら、ブッ飛ばすからな!」と
進学予定の息子を、激励してくれたそうです。
 
息子達にとって、とてもいい経験でした。
 
*****
 
 
<トマティストレーニングの流れ(息子の場合)>
 
 
 
トマティストレーニングでは、通常は3〜4回のセッション
 
…..なんですが、息子は今年も続けてやっていて、数えたら、計8セッション
 
トマティスの先生によると、息子は中耳炎からAPDにかかった可能性が高いので
トレーニングの成果が出るのに通常より時間がかかっていたのだそうです。
 
私は先生と仲良くなっていて、大学の勉強の心配をよく話していました。
息子がトレーニングを真面目に文句も言わずやっていたこともあって
先生のご厚意で、結局、8セッションも続けてくれたのでした。
 
大学の授業では、(女子のおしゃべりで聴きづらい時などに)
遠隔マイク補聴器をつけた方が理解しやすいそうで
サッとメガネをかけるくらいの気軽さで使っているそうです。
遠隔マイク補聴器をつけていると、脳の聴力トレーニングになります。
 
もし、これらの脳と聴力のトレーニングをしていなくても
もしかしたら「ちょっと見づらいから、メガネかけようかな?」くらいの不自由さで
暮らしていけたのかな?と、ふと思う時もあります。
 
でもAPDは、例えば他の発達障害のように
人とのコミュニケーションが苦手さが表に出るというよりも
聴こえてなくて理解ができないことが、他人にわかりづらいので
劣等感が心の中に閉じこもりがちになる、ということがあるんじゃないでしょうか?
 
これは、APDや学習障害(LD)のある子の親御さん達(NZ人・ヨーロピアン)も、
あるあるって同意していました。
成人男性でも苦手なのを必死に隠そうとする人が結構いるよ、とも。
 
明るい息子が、APDがあることについて、ハッキリと
「オレがバカだと思われる。」と辛そうに呟いたのは、これまでに2度ありました。
 
***

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遠隔マイク補聴器(Remote Microphone Hearing Aids “RMHA”)。もう必要がなくなったら、今度は誰かのために寄付するつもりです。
<APDのあった息子の現在>
 
脳と聴力トレーニングをして、2年ほどが経ちました。
 
現在の息子はどうなったのか?というと
彼に、聴力障害があると思う人はなかなかいないと思います。
それくらい、人にはわからないです。
 
それ以上に、息子本人が、
 
APDの症状である
  • 何度も聞き直す
  • 背景の音があると、話が聴き取りづらい。
  • 言われたことを間違って理解している。
  • 聞いたことを覚える「ワーキングメモリー」が弱い
  • 計画を立てる、プランニングが苦手
 
ということを
日々の生活上、困難に感じることがとても少なくなりました。
 
劣等感が小さくなって、あるがままの自分を受け入れて
いろんなことにチャレンジしようとしています。
 
本人はそれを淡々と受け入れているのだけど、
親の方が、その変化にとてもうれしいです。
それは家族から見てもよくわかるほど。
 
普段は、便利なツールや周りに伝えて知ってもらうなどして
自分で工夫しているようです。
 
学校では、APDに理解があるけど
仕事先など社会に出ると「APDだから」という言い訳が
NZでも残念ながらあまり通用しません。知らない人もたくさんいるし。
 
APDだと、「聴いて理解する」ことに人一倍集中するので
脳が、夕方ごろまでにはかなり疲れてきてぐったりして
しっかり睡眠が必要です。
長寝だったのが、少し短くはなってきました。
 
 
APDは、聴き取りが悪いので、注意力散漫に見えるADHDと間違えられやすいし
APDは、読み書きに問題を抱えやすいので、
学習障害(LD)のディスレクシア間違えられやすいです。
 
特に、薬の効かないAPDですが、
ADHDでは薬物療法もあるので、
ADHDと誤診されないように、的確に診断される必要があります。
(息子の場合は、学生だったのでAPDの専門機関と教育心理学医の診断が必要でした。)
 
APDだけではなく、
ディスレクシアなどの学習障害(LD)・自閉症・自閉症スペクトラム(ASD)
・ADHDなどの症状がある場合、トマティスを利用しているようです。
うちのお世話になった先生の受け持つ、
ADHD・LD・ASD(あるいは混合)のある生徒にも、トマティスは使われています。
 
もちろん、このブログで伝えているのは、個人的体験と感想なので
合う合わないは、ご自分達で判断してくださいね。
 
 
*****
 
今はもう
息子とAPDをつなげる必要がなくなった、といえば伝わるでしょうか?
 
「もうAPDを言い訳にできないね。」と笑い合っています。
 
それよりもこれからも続くチャレンジの方が、大事で。
 
自分がチャレンジしたい方向に、これからもチャレンジできそうだということ。
 
それが大きな収穫です。
 
*追記ですが、APDには楽器を演奏するのがいいそうですよ。
専門家の先生たちが言ってました。
そこで息子はバイトで貯めたお金で、気に入った楽器を買っていました。
 
 
息子のチャレンジは、これからも続きます。
 
親もがんばらなくちゃ….
 
 
 

NZ Labour Party 労働党「オークランド・ノースランド地区女性会議」

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ちょっと前になりますが
先日、NZ Labour 労働党のオークランド・ノースランド地区女性会議
(Auckland-Northland Women's Regional Conference)が開催され
出席してきました。
 
こういう場では、
いつも様々な権利のために、
すでに20年30年40年と活動している人が数多く参加しています。
 
…… 圧倒されます(笑)
 
自分はまだ尻が青いのに誘ってもらうので
誘われる度に「自分が出ていいのかな…」と、最初はとても躊躇してしまいます。
見渡しても他に日本人はいないので。
 
 
だけど、たった一人の日本人移民でも、自分が参加することで
「(移民であっても)NZ社会全体と生活環境を少しでもよくしていきたい」という
意志が、伝わればいいかなと。
 
それに、娘がいるので
「女性がNZで生きる上で受ける、社会的圧力や抑制」を知って
何ができるかを考えて「行動している」ことを
お母さんは、見てもらいたい。
先を生き歩む女性として、見ていてもらいたい。
 
そんな感じで、参加することにしました。
 
***
 
この会議では、講演のほかに
 
  • ジェンダー間の平等
  • 男女間賃金格差
  • 女性の健康と福祉
  • 女性に対する暴力
 
などのテーマについて、話し合うなどのワークショップがありました。
 

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すごく明るくて楽しい、アナヒラ議員。ありがとう!
講演者の一人、トンガ出身で
パパクラとタマキ選挙区のMP(Member of Parliament 国会議員)、
アナヒラ(Anahila Kanongata'a-Suisuiki)は、パシフィカ支援だけではなく
家庭やコミュニティにおける社会福祉の充実に、長年尽力している専門家です。
 
今回は、ジェンダーギャップについて語りました。
 
「いつも話が長いって言われちゃうのよね。」と言いながら止まらない話が
コメディ観に来たのか私と思うくらい、おかしくておかしくて大笑いでした。
 
他にも、マオリ、パシフィカ、多文化移民、専門家、障害者、性的マイノリティにからの視点なども話し合われて、丸一日でもとても終わらない….
 
いつもの会議のように、今回も終わるころにはみんなグッタリ。
 
日本人一人で参加していたので、会議が終わると
マオリ代表者とパシフィカ代表者が、それぞれ別々に話に来てくれて
それぞれのコミュニティが抱える問題や個人的な話をしてくれました。
 

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男女間賃金格差についてだと NZ労働者全体の賃金格差より、マオリで広がり、パシフィカではさらに拡大。
 
再会と協力を約束して、解散。
 
 
***
 
 
こういう場には、いつも勉強させてもらうつもりで行ってます。
周りにもそう言っているので、行くといろんな人があれこれ教えてくれます。
 
家族がいるアジア人移民だから、
その国の政治に関心を持つことは、
安全のための情報や災害情報をチェックしておく位に
私にはごく自然のことです。
 
政治に全く興味がなくても
移住国で子育てができる人は多いのでしょうが、それが自分にはできません。
 
政治が
教育・医療・住宅供給・インフラ整備よりも経済重視なのか
教育・医療・住宅供給・インフラ整備も経済にも力を注ぐのかは、違います。
 
ニュージーランドは、移民として入ってきても永住権か市民権があれば
投票できるし、政治参加ができる国です。
 
せっかくチャンスがあるのに、政治に興味ないなんて「もったいないな〜」と
いろいろ楽しんで勉強させてもらっている私は、思います。
 
嫌なところあったら、変える努力したらどうかな?
 
おもしろいけど。
 

NZ重大詐欺捜査局のイーストウィンド捜査、開始。

 
 
先週、クリスマス前に
NZの重大詐欺捜査局、
SFO (The Serious Fraud Office )が
NZイーストウィンドに対する捜査を開始することを
正式に発表しましたね。
 
 
 
この新たな動きは、NZだけではなく日本でも報道されたようです。
 
 

digital.asahi.com

 

*****

私は、ある方々から「とにかくSFOを動かすように」早い段階から言われて動いていたので
被害にあった方々が途方に暮れてどうしていいかわからない様子だった状況から
ここまでの形になってきたことが、正直にうれしいです。
 
でも、ほっとして気を抜いてはいけません。
 
SFOがサイトで伝えているように
この捜査に関連する情報をお持ちの方は、
eastwind@sfo.govt.nz に情報提供をしましょう。
 
被害に遭った人も、そうでない人、関係なく
「情報を持っている人」
「複雑な関係を捜査関係者にわかるように説明できる人」
ぜひ、SFOに引き続きメールを送ってください。
 
被害に遭った人も、そうでない人も
この年末年始を機に、いろいろ思い出したり整理して
この複雑なケースを理解してもらうために、
「気を緩めずに」SFOに情報を提供しましょう。
 
理解してもらえるように、根気強く
わかってもらえるような説明をしてください。
 
(East Wind Company Ltd 190837)
 
真実はどうなのかわからないけど
トム田中は亡くなったことになっていますから、
彼以外の有力な情報の提供は必要です。
 
FMA(金融サービスアドバイザー)やIAA(移住アドバイザー)は
資格がないのに業務を行うこと違法なのですから、
 
これらの通報は「必須事項」です。絶対にやってくださいね。
 
 
他の方々の提案する行動も、ぜひやってください。
 
いろんな方のおっしゃる
注意事項(かさむ弁護士・通訳・翻訳費用)にも気をつけましょう。
 
行動は一つだけじゃダメなんです。
 
NZ在住の日本人には、
まだEW詐欺問題を知らない・関心がない人もいるのだそうです。
まだまだNZ・日本ともに周知させなければなりません。
 
本当に、騙された人だけが悪いのか?
 
違いますよね?
無関心を貫けば「泣き寝入り」してそのうち風化するだろうと、
忘れてもらおうとする人達がいますよね?
 
NZの売り込み、勧誘、金を落としてもらうのには熱心なのに、
日本人がいざ困ったら、掌返したように「無関心」「見て見ぬふり」。
 
そういう人達の作る環境が、
騙す人たちのメンタルと行為を「常態化」させていったんじゃないですか?
 
トラブルや困った時には、なんらかのサポートをしてくれるのだろうと
思われるような組織が
実際には見て見ぬふりで、ただ「助けを求められても、助けない」ことを露呈した。
 
いつもは日本人を売りにしてるのに、いざ日本人に助けを求められても「助けない」。
 
冷たくない?
汚くない?
日本人ってそんなだったっけ?
 
無視しておけば、この事実がいつまでも隠し通せると思っているのでしょうか?
 
時代の流れはそうはなっていないのに?
 
「被害者の泣き寝入り」を望む人達がいようとも、現実にはその意に反して、
事実の解明のための捜査開始まで、こぎつけられたじゃないですか。
ずっと呼びかけてきて、ここまで来た。
 
だから、
 
情報提供と、
 
この事実を今よりももっと多くの人に拡散して知ってもらうことを
 
手を抜かずに、それぞれができることで、
 
これからも着実に実行していってください。
 
私も、自分ができることをやっていますから。
 
 
がんばりましょう。

NZの大臣への手紙の一例を配布します。

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<NZの大臣に手紙を送りたい方へ>

 

以前お知らせした通り、

NZの大臣に手紙を送りたいけれど、どう書いたらいいかわからないという方のために

手紙の一つの例を作成しました。

 

できるだけ、被害者、そうでない人、投資被害、移住ビザ被害、居住地に関係なく

いろんな状況の人にも合うように書いたつもりです。

 

参考にしたいという方がいましたら

「手紙例希望:(ニックネームか名前)」をタイトルに書いて

 

utohello3@gmail.com まで、ウト宛にメールを送ってください。

 

ニックネーム・実名どちらでも構いません。

匿名さんが複数だと混乱するので、区別できるような呼び名でお願いします。

 

詐欺に関わったりEW元関係者などは、しでかしたことの後始末もせず

何事もなかったように暮らしているそうですが

過去を振り返って「被害者達には、大したことはできない」と、

思っているのかもしれませんね。

 

だったら、過去にはなかったような動きをしてみませんか?

そうしたら今後どうなるか、わかりませんよね?

わからないんだから、やるしかないですよね?

 

+++++

 

手紙例希望のメールを送ってもらう際に、お願いがあります。

 

私の手紙例を提供する代わりに、

みなさんからも「言葉」がほしいんです。

「許さない」ことを、可視化するための言葉が。

 

EW問題について、日本人が日本人を騙すことについて

どう思っているのかを、私に教えてください。

みなさんの体験やストーリーを知らせてほしいのです。

そして多くの人にシェアさせてほしいんです。

誰にでも読めるように、現時点ではブログでの掲載を考えています。

 

移民や被害者でなくても、EW問題をきっかけに湧き出た思いがあったら

それも教えてもらえませんか?

 

それぞれの体験やストーリーは

被害者の怒りや失望感、恨みを無視して暮らす関係者達、

EW問題に触れないように口を閉ざして風化させようとしている人達、

日本人だから信用できるだろうと勘違いしてしまう人が、

今後なんらかの被害に遭わないように

NZに関する重要な情報として広め、多くの人に知ってもらう必要があると

私は考えています。

 

*被害者の方*

  • 関係当局への通報の時期と受付番号:通報した事実をできるだけまとめて、然るべき場へ持っていきます。デタラメは絶対にやめてください。
  • 通報していない場合は、なぜ通報していないのか理由を教えてください。
  • どうしてEWを利用するようになったのか?EWが信用できると思ったのは、どういう理由だったのか?
  • EW問題と現状を、どう考え感じているのか?

 

*被害者じゃない方*

  • なぜEW問題を知るようになったのか?
  • EW問題と現状をどう思っているのか?今後どうしたい、どうなってほしいと考えているか?
  • なぜNZの政治家に手紙を出そうと思うのか?
  • NZ政府と行政に何を望むのか?

 

*共通のお知らせ*

  • いただいたストーリーをブログで公開する際に、個人名は報道で公にされているもの以外は匿名にします。
  • いただいたストーリーをブログで公開する際に「全文公開可能」「この部分を除き、公開可能」など、明確な指示をお願いします。個人が特定できないような文章で公開できるよう、ご協力をお願いします。
  • 日本在住かNZ在住かを教えてください。どうしても公開したくない場合はお知らせください。
  • 手紙例希望メールを送ったのに1週間経っても返事が来ない場合は、申し訳ありませんが「まだ届いていません。(お名前)」をタイトルに入れて、再送してください。

 

特に被害者や移民ではないけれど、たまたまEW被害を知って

問題解明と被害防止の主旨に賛同してくれる方の言葉も、

送ってくださるとうれしいです。

 

届いたメールは読ませていただいてから順次、手紙例を送ります。

ZAWAZAWA掲示板に掲載して黙ってシェアされるのではなく、

このような形にする意図をどうぞご理解ください。

 

誰かを頼るのもいいけれど、有力者や日本人団体は沈黙を続けているようですから

自分でできることをやっていきましょう。

 

よろしくお願いします。

 

*****

 

多文化グループの活動もしているのですが、他の国出身の移民は

それぞれのコミュニティが抱える問題をNZ政府に訴えて改善してもらうために、

政治活動にも積極的に参加して

問題提起をしやすくできるよう土台を作る努力をちゃんとしているんです。

 

そして、問題を訴える声もそれはそれは力強い。

結果も出せている。

 

だけど日本人移民は(どこかにいるのかもしれないけど)

周りをどれだけ見渡しても、まだ自分だけです。

そして日本人は好印象を持たれていることが多いけれど、

裏を返せば「いい所しか見せてない」。

ええ格好しいなんでしょう。

 

自分が不当解雇をされた時、

あちこちの行政相談で「ひどい。その元雇用主は中国人じゃないのか?」とすぐに

日本人同士のことだと信じてもらえませんでした。最近でもです。

 

他の移民に比べて圧倒的に不当行為を訴えるケースが少ないようです。

イーストウィンドから発生された人を騙すことで作り上げられた移民村社会

向き合うということは

日本人移民も人や国を搾取していることが、十分に知られていない時点からの

スタートだろうと思うんです。

日本でも移民の抱える問題など後回しでしたから、

まず当局や政府に知ってもらわないといけません。

当局や政府への不満は、苦情として過去に届出がされたのでしょうか。

日本語で不満を並べるだけでは、何にもならないんです。

そういう行動をして知らせていかないと、

ただ単に国は知らない、で終わってしまいます。

 

自分の不当解雇が法的に認められてから、

この体験「新たな被害防止のために体験を広く伝えるよう」に

後押ししてくれたのは、当局をはじめ、NZ人達と日本人以外の移民達でした。

 

逆に「善意と親切を利用されて騙されたんだから、黙っていろ」と

あの世まで持っていけと、口封じの圧力をかけてきたのは、

EW利用者と思われる日本人移民でした

 

EW被害者の方は、日本人だから信用したのでしょうけど、

現実は、不都合な真実をこんな風に躍起になって消滅させようとするのは

私の体験では、日本人だけでした。

騙されても黙ったまま、忘れろと。

NZ大好きも私のケースを取り上げるのを拒否したし。

 

でも「桜の会」の件を見ても、みっともなく隠そうとすればするほど

人々は真相解明を求めます。

もう世界中で、そういう時代の流れになっています。

隠し通そうと抵抗し続けること自体に、無理があります。

 

トム田中がいなくなって、このまま無かったことにしたい人が少なくなくても

問題解明したい人の方が多くなればいいんじゃないでしょうか。

債権者、ビザ被害者、移民だけじゃなく、NZの自然やラグビーなどが好きな人の中にも

「こんなのおかしい、残念だ」と思う人が、もしかしたらいるかもしれないから。

 

この掲示板の管理人さんもリスクを負っているとは思いますが、

ありがたいことに、こうして続けてくださっています。

 

だけど、もっといろんなところでなるべく多くの真実を表面化しないと。

 

本来なら立場上、協力してくれてもいい人達が、動いてくれていないですよね?

なんででしょう?実は昔の付き合いでつながっているのでしょうか?

 

投資やビザで被害にあった方。

みなさんの担当者は無資格で

ファイナンシャル・サービス・プロバイダー(FMAへ通報)か

イミグレーション・アドバイザー(IAAへ通報)をやってたのですから

通報はしてくださいね。必ず。

 

 

uto87.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大臣への手紙

f:id:uto87:20190124083222j:plain

 
できるだけ多くのレターをNZの大臣や首相に出したいけれど
どのような内容で書いたらいいかわからない、という
 
イーストウィンド(NZ)情報掲示板にあった、お願いについて。
 
このブログにも載せておきます。
 
*****
 
NZの大臣や首相への意見・要望の手紙は
個人のケースから導入したとしても、政策へ繋げて書くといいのですが
難しいと感じている方がいるようなので、
近いうちに、一つの例を作成するつもりでいます。
 
もし私の書いたものでも良ければ、希望する方に送ります。
 
EWの長年の詐欺行為は一部ではありますが、やっと報道されました。
ですがこれは、あくまで提供された情報によるもので
当局が捜査し処罰が下されたからではありません。
 
自分のブログに書いていますが、
私は以前、EWを利用していた元雇用主の永住権取得と同時に解雇されました。
弁護士を頼らずに当局に訴えて、不当解雇の違法行為が認定され
注意喚起のために当局の指示で、メディア報道されました。
 
相手には弁護士もついていて、自分は初め右も左もわからず一人だったけれど
不当行為を認めてもらうのは数年かかろうが、不可能じゃないことを知りました。
 
EWによる被害は、私のケースとは違い
被害額も被害者の人数も規模も大きいけれど、当局の調査で事実解明されるまでは
可能性がある限り、被害者ができる限り動く必要があります。
 
自分はEWの被害者ではありません。
それでも、これはあんまりだと思うから、リスクがあっても協力しているうちに
生活に支障が出るほどの負担になると、
協力者の時間と労力はタダ同然、と思われているのかもしれないけれど
自分を頼る被害者当人は、どれだけ努力しているのだろう?と思うのです。
被害者自身が一番動くべきだけど、
自分が動いていたように「本気で実行」実行しているのだろうか?と。
 
ですからNZの政治家への手紙の参考例を希望する方には、
NZ在住か日本在住かということも含めて
体験やストーリーを知らせてほしいのです。どれだけ本気なのか、知りたい。
どう考えて、どれだけ本気で怒り悲しんでいるのか?
共有して、可能な方は匿名で公開させてほしいのです。
 
<被害者の方>
「関係当局への通報の時期と受付番号」
「(通報していない場合)通報していない理由」
「どうしてEWを利用するようになったのか?」
「現状をどう思っているのか?」
「NZの政治家に何を望むのか?」
 
<被害者じゃない方>
「なぜEW問題を知っているのか?」
「現状をどう思っているのか?」
「なぜNZの政治家に手紙を書くのか?」
 
どうしてかというと、
EW関係者や利害関係者は、
「被害者の怒りや憎しみを無視して」生活を続けていくことができているからです。
 
私の被害でも、注意喚起のために報道して広めるようにとNZ当局の意図があるのに
NZの日本メディアは、お願いしても拡散を拒みました。
日本人会は最近、安全情報の共有などでNZ警察から表彰されたそうですが
EW詐欺に関しては安全情報に入らないのかもしれません。
逆に触れないようにしていると聞いています。
都合の悪いことは、残念ながら広まらないような環境になっているのです。
私に圧力をかけて、黙らせようとするように。
 
だけど、
「被害者の怒りや憎しみ」も「誰が信用できるのかどうかわからない不安・疑心」も
誰でも知ることができるように可視化して
「日本人が日本人を当たり前のように人を騙すコミュニティを、許さない」という
強い意思表示を続けていく必要があると思うのです。
「被害者の怒りや憎しみ」は、加害者にもっと伝わるべきだと。
 
誠実に日本人相手にビジネスしている在NZ日本人もいるでしょうが
誰が誠実なのか誰が騙そうとしているのか、混在してわからない状況です。
実はつながってるのに、EWを非難することで無関係を装ったり。
 
「詐欺を許さない社会」を示せなかったら
留学・移住・投資する人も、それらのビジネスする人も、国益にも悪影響がでます。
 
これまで私に体験談を伝えてくれる人は、未公開希望がほとんどです。
ですからストーリーの共有では、一部のみの公開ならOKなどお知らせください。
 
後日、一例が作成できましたらご報告します。
 
その時にご希望の方はお知らせください。
 
ウト