Bittersweet in NZ

ウトです。もっとみんなが暮らしやすい国づくりに参加したくて、NZ労働党メンバー・多文化メンバーをしている普通のお母さんです。*政治を考える=生活基盤をつくること*NZの大学で英語講師をするイギリス人夫を支えながら思うこと * 後半期に入ったNZでの3人の子育て*元日本人雇用主の永住権取得と同時に不当解雇されて闘ったこと*子供の聴覚情報処理障害(APD)の改善チャレンジなど、個人的意見と体験を書いています。(the) MelvinsとSleepとHigh on Fireを聴きながら。

イーストウィンド問題に考えさせられる(1)裏切りネットワーク、迷惑なんですけど。

 

 
このブログにも非公開コメントで被害の声が届く
業務停止中のNZオークランドの移住エージェント会社、
 
EAST WIND イーストウィンド。
 
イーストウィンド(NZ)情報掲示板への利用者の書き込みをよく読んで
どういう会社だったのか?
故田中社長とその関係者達が蝕んでいった
被害者達はNZにも日本にも存在している現実
知ってください。
 

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*無資格で、勧誘していた投資案件*
 
<今年2019年1月25日付で募集していた「グループ定期預金」>
 
5000ドルから。でも1年まで(金利1.50%)しか扱っていません。
 
10,000ドルからだと、3年6.5%・4年7%・5年9%。
中途解約はできません。
1999年から、NZ在住の利用者は述べ2000人だそう。
 
 
 
<2019年1月付のランドバンキング募集>
 
4年間運用
最低投資額:75万NZドル又は50万NZドル(諸条件あり)
運用利回り:確約配当年間7%、投資満期時に最大10%の利益分配(確約ではない)
  
<2019年4月2日付?のワーテルロー資産運用>
 
日本円で1000万円以上から申し込み。
運用配当率 1年: 8% 2年: 10% 3年: 12%
 
為替変動に応じて、「日本円→ニュージーランドドル」、
そして「ニュージーランドドル→日本円」を繰り返し、
運用からおよそ 4 ヶ月で、利益率 21.55% が可能 。
 
『限りなくゼロに近いリスク』だそうで。
 
 
『限りなくゼロに近いリスク』???
 
投資資金・預金の行方が分からなくて困っている被害者達は
今、そのリスクで困ってますけど?
元スタッフも関係者も説明してくれないんですね?
 
 
このまま何もなかったように、あちこちらで息を潜める
イーストウィンド商法の継承者達。
 
いい人の仮面を被り、これからも
明るい笑顔で新たなにターゲット近づいていくでしょう。
 
***
 
故トム田中社長の会社、ベスト・インベスト社(現在、会社生産手続中)の主催した
2014年のNZ投資誘致セミナーのパンフレットには
 
 
  • NZ貿易経済促進庁
  • NZ移民局
  • NZ政府観光局
  •  ニュージーランド銀行 に加えて
  • イーストウィンド
  • イーストウィンド提携の弁護士事務所
  • イーストウィンド提携の会計事務所
 のロゴがあります。
 
 NZ大使館がセミナー会場で、
ニュージーランドの国の機関の要人が講演するとなれば、
よっぽど「この投資は信頼性が高い」と思ってしまいますよね。
 
 
ここで取り上げられる
掲示板8chanには、極右主義との繋がりが強く
クライストチャーチ銃襲撃事件の犯人を英雄視する利用者が、数多く投稿。
特に、若者に過激主義が拡がっているそうです。
 
*注意:このニュース内容には、不快表現が含まれています。
このサイトには、襲撃現場のニセの観光マップツアーがあり、
NZ貿易経済促進庁とNZ政府観光局の"100% PURE NZ”のロゴも使われています。

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Screenshot/ Newshub

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Screenshot/ Newshub
 
こんな、多様性を掲げる政府の方針と、まったく異なる過激思想支持者までも
あたかも政府公認のような表記をして悪用しています。
 
私達も昔、移住する十数年前に、
観光局の"100% PURE NZ”サイトにリンクしてあった
NZ人の移住アドバイザーに依頼したことがあります。
 
ところが、その人のアドバイスというのが、
ネットで自分で調べられるものばっかりだぞ?と気がついて、夫に報告。
夫が相手に電話をかけて、会話を録音していることを伝えて問いただすと、
料金15万円をすぐに返金してきました。
 
観光局のリンクだから、信用できると思ったのですが、そうじゃなかったんですよね。
 
あれが「NZのことというのは、できるだけ自分でやったほうがいい」
Do It Yourself の始まりだったかもしれないです。
 
イーストウィンドのサイトにも、
移民局とのつながりがあるかのような表現があります。
 
だけど、移住アドバイザーを管轄するImmigration Advise Authority(IAA)には、
移民局と個人的に関わりがあると言う人物は避けること、と注意喚起がされています。
というかその前に、移住アドバイス無資格の人達でしたね。
 
重要な判断をしないといけない時、
許可とったのかもわからない国の機関のロゴだけで、信用しないほうがいいですよ。
疑ったほうがいい。面倒だけど、もっと真偽を調べましょう。
 
***
 
だいぶ前に、なんかの検索で引っかかって少し読んでみた故田中氏のブログ。
 
日本と日本の社会が相当嫌いなようで。
日本でよっぽど、つらい体験をしたのかもしれない。
 
でもお子さんがいるのだから、
そんなに日本嫌いでどうやって、
子供に母国の良さとか母国を思う気持ちを伝えていくのだろう?
 
どうやって、子供のアイデンティティを健全に育てていくのかなぁ?と
よその家庭ではあるけども、心配になった記憶があります。
  
日本が大嫌いだから
よその国、ニュージーランドに「日本人5万人社会」を作るために邁進した?
 
日本が嫌いだから、日本人を騙すこともなんとも思わないのかな?
いやNZも騙してるよな?
 
 
故田中氏とその関係者達が作った組織に、
財産や希望を吸い取られて、翻弄されて。
人生台無しにされた人達を、罪悪感もなく増やしてきたことは、
なんとも思ってないんだろうな。被害者ほったらかしだもんね。
 
 
<どこの国でも、いいところ悪いところがある。>
 
もちろん、どうしようもなく閉塞的で何もかも拒絶されるような土地だったら、
それは逃げるべきだけれど。
 
母国で自分の周りに暮らしやすい環境を作れなかった、作る努力をしなかった人が
移り住んだ土地に、どうやって暮らしやすい環境を作れるのだろうか?
 
 
東洋西洋混ざった家族のわが家は
日本に嫌気がさしたから日本を離れたのではなく、
東洋西洋の両方で家族が成長するために、日本とNZで暮らすことを選んだ。
 
ミックスのわが子が小さかった頃は、いじめられやしないかとても心配で。
やたらあちこち外に出て、多くの人とふれ合うことでできた
日本での子育て環境は、人々も優しくてものすごく暖かくてよかった。
 
移住して、NZの政治に関心があって活動しているのも、
国のシステムや法整備を改善しなければ
この国の人達全体の暮らしは、よくならないからだ。
自分達だけ、暮らしやすくても意味がない。
周りの人にも、暮らしやすくなければ。
 
日本でもニュージーランドでも、暮らしやすい環境を作るために、動く。
 
 
どこの国でも、いいとこ悪いとこがあるのに
日本の悪いとこは強調して、NZのいいとこ強調していたような、元社長。
(商売に利用するために)
 
放射能汚染が心配だった頃には、イーストウィンドと関連会社はそれは儲かったそう。
でもNZのイジメも若者の自殺問題も深刻だし、アジア人移民差別も強いし
いつまでたってもよそ者感はあるだろうし、
豊かそうな自然も実は汚染がひどい。
 
いいとこ悪いとこは、どこの国にもある。
 
どの悪いとこならガマンできて、どこの環境なら自分に合っているか?
 
よく、家族で幸せに暮らすために、NZ永住しようとチャレンジする人に会う。
そのうち、がんばっている間に、精神的に苦しくなったり
家族の思いに差ができて結束が崩れたり、体まで壊したり
側から見ても、とても幸せそうに見えない、ということもよくある。
 
「家族で幸せに暮らす」=「NZ永住」とは限らないのに。
 
いい国か悪い国かは、人それぞれ。
 
 
故田中氏が、日本ダメ出し連発の陰で、
日本時代に環境を良くするための努力したのかはわからない。
 
悪く言ってダメ出しだけして、改善するための行動をしない人、
文句ばっかりで何もしない実践しない人に、自分の気は向かわない。
 
移民間の搾取は、主に同じ国出身の人の間で起きることが知られている。
 
人の国ニュージーランドで、法律を都合よく解釈して、人も国も騙して。
 
それに便乗する関係者で、搾取ネットワークを作って
それが故人の作りたかった「日本人5万人社会」なのだろうか?
 
こんな搾取ネットワークを残されて。
これからNZで生きていく移民にとって、
これからNZで暮らしたい人にとっても、
大迷惑だ。
 
イーストウィンドと関係の深いことが、国のCompanies Officeの記録で把握できる
NZ情報サイトに、以前、私の不当解雇体験で
移民詐欺への注意喚起してほしいという申し出を、NZ情報サイトは拒否した。
 
移住詐欺に関連する情報は、
公共の利益として公開されるべきであるという国の認識なのに。
 
イーストウィンド関連会社にとっては、
永住者を利用して裏切って移住ビザを取らせる手法は
長い間移住プロセスとして「慣例」となっている「よくある方法」だから
注意喚起なんかする気など、さらさらなかったのだろう。
何のための情報メディアなのだろうか?
 
 
あげられた資料や、Companies Officeの記録を追っていくと。
イーストウィンドと関係者が、
営業停止する1年以上前から資金をせっせと動かしてて。
 
多くの利用者からの投資資金や預金を受け取ってたのに
「もう返金できません」と責任回避するために、せっせと別口座に移してたんだな。
 
そういうのが、何とも、みみっちい。
 
被害者は「見える化」された、
自分のかもしれない金が動かされてるのを見て、
さぞ腹立たしいことだろう。
 
だけど今後の投資被害や移住詐欺、移民搾取、ビザ奴隷の被害を抑止するためには
被害者自身の貴重な経験と情報が、これからも広まってほしい。
 
移住詐欺に関連する情報は、
公共の利益として公開されるべき。
 
もっと生活者が、移民が、賢く阻止する力を身につける。
もっと多くの人が助け合って、搾取を許さない社会を。
 
どうせ「日本人コミュニティ」を作る、というのなら
そういうのにしてほしい。
 
人としてみっともないマネ、してないで。