Bittersweet in NZ

ウトです。もっとみんなが暮らしやすい国づくりに参加したくて、NZ労働党メンバー・多文化メンバーをしている普通のお母さんです。*政治を考える=生活基盤をつくること*NZの大学で英語講師をするイギリス人夫を支えながら思うこと * 後半期に入ったNZでの3人の子育て*元日本人雇用主の永住権取得と同時に不当解雇されて闘ったこと*子供の聴覚情報処理障害(APD)の改善チャレンジなど、個人的意見と体験を書いています。(the) MelvinsとSleepとHigh on Fireを聴きながら。

NZで、ヘアドネーション(髪の毛の寄付)しました!

「高いポニーテールにして。」と言う
 
娘の長い髪を、いつ切ろうかねぇと
 
ゆったりとかす、新しい年の始め。
 

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「髪の毛、寄付できないかなあ?」と娘が言うので
 
さっそく、調べてみました。
 
というわけで、ヘアドネーションするのは
娘の髪の毛です(^^)
 
***
 
日本でも「髪の寄付」が話題になっているそうですね!
 
 
さて。
私たちの暮らすニュージーランドでの「髪の寄付」ですが。
 
ここでも、ピンクリボン運動でおなじみの
Breast Cancer Foundation(乳がん財団)によると、
 
髪の毛の寄付は、財団では受け付けていないけれど
寄付の受付先として
 
ダニーデンのFreedom Hairという、かつら専門店を紹介していました。
 
 
ニュージーランドでは
毎年200万ドル相当の毛髪を、主に中国から輸入しているそうです。
 
西欧諸国でカツラやエクステの需要が増えているので、
品質基準がきちんと設けられないまま、取引が行われているのだそう。
 
このFreedom Hairでは、脱毛症やガンなどの病気によって
長期的に頭髪に悩みを抱える人たちのために
品質基準を設定して、かつらを提供しているということです。
 
 
 
ちょっと聞きたいこともあったので、お店に連絡してみると。
 
想像してた通り、とても気さくでフレンドリーなスタッフさん。
 
スタッフの中にも、メディカル・ウィッグが必要な人たちがいるそうです。
 
需要が高いのに、ウィッグの提供が追いついていないそう。
今回の寄付に関しても、私たち母娘にものすごい感謝をしてくれたので
娘はとてもいい気分で寄付することにしたのでした(^^)
 
 
<寄付する髪の毛の基準「Freedom Hairの場合」>
 
  • 最短で14インチ(35.6cm)で、それ以上の長さがあること。長ければ長いほど良い。
 
  • パーマやヘアカラーをしたことのない、完全に自然のままの髪。(ヘナ染めも不可)
    
             一つのウィッグを作るのに20人分ほどの毛髪が必要なので、
            時間が経って色が変わってしまったり、
   ヘアカラーで弱った毛は使えない。
 
  • まだらな白髪混じりの髪は、不可。ほとんど白髪の場合はOK。
 
  • 清潔で完全に乾いていて、切り口から1.5cmくらいの部分をヘアゴムでしっかりとしばる。
 
  • 床に落ちた毛は、送らない。
 
 
前出の日本のヘアドネーション、JHD&Cよりも
基準がきびしいです。
 
  • 31cm以上の長さ
  • 完全に乾いていること
  • カラー、パーマ、ブリーチヘアOK
だそうです。
 
 
<髪の毛のカットと寄付方法「ニュージーランド編」>
 

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結んでいたら、知らず知らずのうちに伸びてた髪。
髪の毛は清潔で、完全に乾いている状態で。
よく伸びたねえ〜。
納豆好きだもんね。
 
 
1・頭の後ろの中心を、半分に分けて
さらに耳上を分けて、4ヶ所に分ける。
(髪の量が多い人は、もっと分けたほうがカットしやすいです)
 

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2・それぞれ分けた髪のカットする部分の1.5cmほど下を
ヘアゴムでしっかり束ねる。
 
*ここで
「長ければ長いほど、ヘアスタイルに富んだウィッグができる」そうなので
あんまり短くしたくない娘に、慎重に交渉していきました。
 
後で切りすぎて、せっかくの寄付で嫌な思いさせるのは
嫌ですもんね。
 
「長ければ長いほど、患者さんが喜ぶんだって。(ママ)」
 
交渉の結果、最低限結べればいいよ、ということになったので
そこは守って、カットしていきました。
 
 
3・カットする前に、髪が14インチ(35.6cm)以上あるかを
確認してから切る。
 

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14インチ越えで、18インチほどに。ありがと娘(^^)
4・カットした髪を、プラスチック袋に入れてから
連絡先などを記入した寄付申込用紙も
大きめの封筒に入れて。
 
FreePost用の宛先を、手書きでいいので書いて
ポストに投函。
 
FreePostというのは、受け取るFree Wigsが
郵送費を負担してくれるので
寄付する人は指示された通りに、宛先を書けば届くのです。
 
 
もし送っても、品質基準を満たしていない場合は
破棄するか返送してくれます。
もったいないから送る時は、基準をちゃんと満たしましょうね。
 
18歳以下だと、希望すれば感謝状も発行してくれます。
 
 
そして、日本のヘアドネーションと違うところは
 
 
Freedom Hairでは、送った髪に対して報酬が支払われます。
 
「えー寄付したいんだから、お金はいいのに」という気持ちになるけど
発生した報酬をどうするかは、選べるようになっています。
 
 
(1)報酬を、髪を寄付した人の銀行に振り込む。
 
(2)チャリティ先を指定して、報酬を寄付してもらう。
 
(3)経済的にウィッグの入手が難しい人に援助をする。
 
 
娘は(3)がいいそうです。
 
 
知らなければ、ゴミ箱行きになっていた髪。
 
娘の思いつきで、誰かのお役に立てたし
ママは勉強になった。
 
ありがとう、娘!
 
ずっとロングだったので切る前は、ちょっと心配そうでしたが
 
軽くなった髪は、楽だし
ママのヘアカットでも大満足してくれたので、大成功!
 
メディカル・ウィッグを待っている人がたくさんいるし
 
質のいい髪が不足しているということなので
ぜひこれからも、まわりにも勧めていくつもりです。
 
 
地元NZの高校では、生徒たちの前で頭を剃って
寄付金を集める寄付が毎年あって。
 
息子も高校でやったことあるんだけど
切った髪は短いからか、捨ててたそう。
 
NZ在住でなければ、Freedom Hairには寄付できないそうですが
35cm以上の髪があったら、ぜひ簡単なので
 
寄付したり、声かけてみてください!
 
日本にいる人も、海外にいる人も
それぞれの国のヘアドネーション活動を調べて
やってみるといいですね!
 
***
 
さっき「髪の毛届きました〜」ってメールが。よかった。
 
 
 
新しい年になって、まだ半月プラス過ぎただけなのに
 
「誰かのために」生き生きと活動してる人たちとの出会いやお近づきが
 
すでに、いくつもありました。
 
 
うれしいな〜(^^)何かいいことあるのかな、今年は。
 
 
私も「誰かのために」できること、
もっとやっていこう!
 
勇気づけられた、
 
新しい年の始まりになりました。