新しくなったパスポートを、手にした時のこと。
あれ?永住ビザのピカピカは、もうついてないんだ。。。
ちょっと、さみしい。
その永住ビザステッカーについては
Immigration NZ (移民局)に聞くものだそう。
*
そしたらニュージーランドでは、去年から
電子ビザ、eVisaの制度になったんですね。
ネットで申請できるのだそうです。
Immigration NZに知らせてビザの移し替えをするんだそう。
<ビザの移し替えの費用は?>
これまでのパスポートに、ビザのラベルがついてても
新しいパスポートをeVisaにすると、費用はタダだそう。
新しくラベルをつけてもらうのは、いくらかな?とチェックしたら、
$130。
やめやめ。
みんなでおいしいもの食べに行ったほうがいいよね。
でももし、新しいラベルつけてもらった人がいたら
「ピカピカ」かどうか、教えてください!
<ラベルがなくても、本当に大丈夫なのかな?>
eVisaは念のためにプリントアウトしておくようにね、と
移民局の人に言われていた私。
先日、日本からNZに戻ってきた時も
パスポートを見せる時に心配だったので
しつこく、プリントしたものを見せてたんだけど
(子供みたいに)
担当の人たち、全然見てない感じ。
ラベルがなくても、大丈夫なんだな。
<2018年で、変わったなあとしみじみ思ったこと>
去年も、ニュージーランドにやって来た
いろんな人に会いましたが
eVisaになったからなのかもしれないけど
エージェントなしで来て、自分でいろいろやっている、という人が多かったです。
しかも、去年出会った来NZの日本人のみなさんは
全員が、エージェントなしで来てました。
全員が、っていうのは2018年以前にはなかったから
その変化に、へえ〜と感心しました。
*
私たちのビザも昔は、自分たちだけでやったのですが
ワーホリも留学もその他も、今はネットで調べて自分で決めるそうです。
英語自信ないけど、eVisaはできた〜っていう人も。
そういえば、息子の日本時代の友だちが
大手代理店の語学留学パックみたいのでNZに来た時のこと。
語学学校の生徒の半分が日本人で、半分が韓国人だったので
不満爆発の日本人の子たちを、息子の大学の講義に連れて行った
ということもありました。
夫の韓国人の生徒さんは、エージェントが韓国にあって
しかも今時、連絡方法が「郵送」なので
やり取りが遅すぎるし、勉強が本当に続けられるのかわからない、と
しょっちゅう心配してたそうです。
そんなとこすぐにでも変えたほうがいいよ、とアドバイスしてたそうですが。
私たちもその昔、永住ビザ取るのに
怪しいNZのエージェントに引っかかりそうになったことが。
払った15万円はちゃんと返してもらったけど。
どの国の人からも、困った話を聞くから
誠実なエージェント選びって、難しい。
移住エージェントとか弁護士とかその道のプロに、お金出してても
不正につながっちゃうこともあるから。
とにかく。
「自分でできそうなことは、自分で」する人が、増えたみたいで
頼もしく感じた2018年でした。
<入国してからのほうが、大変。>
っていう声を、多く聞きます。
仕事仲間。
旅仲間。
勉強仲間。
子育て仲間。
困った時に、ピンチ回避のアイデア出してくれたり
こうしたいって燃えてるのを、大丈夫だよ!って背中押してくれる
「仲間」がいると、
「仲間」を見つけると、うまくいくんじゃないかな。
ただでさえ理不尽がふりかかってきやすいから、ニュージーランド暮らしって。
海外暮らしは、とも言いかえられるかもしれないけど。
「わからないことは、なんでも聞いてね。」って自分はよく人に言うんですが
自分で何がわかってないのか、わからない人も多いと思います。
気をつけていないと、マズイことにも
気づかないで、スルーしちゃうことも。
子育て中だと
自分一人生活よりも、もっとわからないことに遭遇するでしょう。
学校なんかは、あれでも説明しているつもりだけど
初めての人には、わからないこといっぱいだと思います。
もっと無駄を省いて、ややこしいシステムをやめて
わかりやすく説明すればいいのに
学校だけじゃなく、NZ暮らしの中で
「シンプルでいいのに、わざわざ複雑にして悦に浸ってる」現象を
いろんなところで遭遇しませんか?
たまに耐えきれなくなって、ついNZ人に訴えることがあるんだけど
すごく同意してくれて
彼らのイライラ話を、ぶちまけてきます。
トラブル回避の方法を教えたり
これは気をつけておくといいよ、
こういうのは気にしなくて大丈夫だよ、っていうのを
新しくやってきた人にも、
もっとシェアしていってあげたらいいのに。
それで、それぞれのニュージーランド暮らしが、もっとうまくいったらいいのに。
*
普段、子育て仲間とは
NCEAやらCambridge、
IB (International Baccalaureate)のこととか
よく話し合います。
どれがいいかは、その子の特性や性格にもよってて。
それと同じように、トラブルに遭う人にも
いろんな人がいて、解決方法もいろいろある。
大多数のやり方が、その人の「困った」に合うとは、限らないわけで。
*
これまで
NZでは、幼稚園から大学まで3人の子育てをしてきて
先生とはよく交流をするし、夫も長年教育現場にいるから
実際してきた経験や視点やアイデアが、
自分の中にいっぱいいっぱいつまっています。
それをご縁があって出会った人に、役立ててもらったり
一緒に考えて、力になることは、とても楽しい。
2018年を振り返ると、
誰かのお役に立つことができたことが
やっぱり、うれしかったです。
お人好しなのを利用されて、裏切られて
お人好しな自分を卑下して、追い詰められたこともあったけど
誰かのお役に立てて、やっぱりうれしいから、いいんだこれで。と
思えた2018年でした。
これからニュージーランドにやってくる人も
がんばりすぎて、疲れてしまっている人も
世話好きな人や、仲間をぜひ見つけてほしいです。
私を見つけたら、ぜひ声かけてほしいです。
まず、話を聞くことは、できるから。
これからの2019年も、ご縁のある人たちと
やさしい気持ちを分かち合いながら、暮らしていきたいです。
*
ビザは、光らなくなったけど。
海外で暮らすのに
自分で試行錯誤しながらやってもいいし
誠実なエージェントのお世話になってもいいし
味方を探して前進するのでもいいし
「ニュージーランド移住」もいろんな方法で
自分に合う方法で、やる人が増えてきて。
なんだかいいなぁと
しみじみ感じた新しい年の始まりでした。
*
eVisaでいいのに、ラベルをつけた太っ腹な方へ。
そのラベルは、どんなラベルか?ピカピカかなのか?
気になるので、ぜひ教えてください!