Sparkling* 光ってるのどうする?

こんにちは、ウトです。こちらは 以前のBittersweet in NZ の続きです。主に、NZ暮らしでの体験や思いを言葉にして発したくなると綴る私感ブログです。

NZ不当解雇体験記7。Personal Grievance 不服申立を書いてみた。

見直してみたら、不当解雇体験記7と8が消えていました。すみません。

不当解雇体験記6の続きです。
元雇用主との話し合いは、不調に終わりました。

 

会社都合で「雇用関係を終了の提案(Proposal)」する場合は、
会社の都合な訳ですから、従業員が納得するまで話し合い、
納得できる条件を提示しなければなりません。
 
ですが私との雇用関係を元雇用主は、一方的に強制終了しました。
 
それは、話し合いではなく
元雇用主はとにかく、何が何でも雇用関係を終わらせたい。
ただそれだけ、でした。
 
元雇用主には、自分がやっていることが、「間違っている」と管轄機関に言われているのに
正しいのか確認をする冷静さは、まったくありませんでした。
それどころか激昂して、話し合いになりませんでした。

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私の場合は、
不当解雇 (Unjustifiable dismissal)を主張するので
Employment NZ(元Department of Labour)の指示通りに
「雇用関係を終了の提案(Proposal)」を受け取った日から、
90日以内(不当解雇の場合)に、不服申し立てを相手に送らないといけません。
 
なので、前もって連絡しておいた
Community Law Centreでは「不服申し立て(Personal Grievance)」の書き方を
教えてくれました。
 
不当解雇ではなく、賃金未納とかの場合はプロセスが違うみたいなので
きちんとCommunity Law Centreなどで確認しましょうね。
 
私たちの時は、賃金未納には90日以内に期限はないと言われました。
 
 
もしこれを読んでいる人の中に、
ひどい目にあってPersonal Grievanceを出さなければいけない人、
または周りにそういう人がいたら、伝えてあげてください。
 
ひどい目にあってとても傷ついていると思いますが、
ここはなんとか、力を振り絞って、証拠をできるだけ集めて
申し立ての作成に入りましょう。
 
90日以内です。
 
もし英文を書くのが苦手であれば、翻訳してもらう時間も考慮しないといけません。
 
これまでこのブログを通して私に不当解雇の相談や話をしてくれたみなさんは、全員が全員傷ついたり強い怒りを持っていました。
 
その感情は人として当然なので、決して自分を責めないでください。
 
どうか今は感情的な自分を受け入れて、一旦、ぐっと冷静になってください。
 
90日以内に、事務的な行動を起こして決行しなければなりません。なるべく早く、頭を冷やして鋭くクリアにしてください。
 
Personal Grievance(不服申立)には、
どういうことがあって、日にちや時間がしっかりわかれば
そういう事実を事細かに記載して、どういう部分が不服なのかを書いていきます。
 
ここも読んでみてくださいね。
 
 雇い主の解雇方法に異議があるのなら、だいたいこのような点だと思います。
 
·      Injury to my feelings(感情を傷つける行為)
·      Humiliation(侮辱行為)
·      Lost wages(賃金損失)
 
    そしてなぜ不当だと主張するのか、
  Employment Relations Actの該当する部分を書きます。
 
   読んでいくと、Section 123のあたり。
 
·      Compensation for hurt and humiliation under section 123(1)(c)(i) of the Employment Relations Act
 
この不服申し立て(Personal Grievance)の時点では、 
損害賠償金(Compensation)の金額は書かないそうです。
 
そして終わりに第三者を入れて調停で話し合いをすることを提案します。
 
 
Ministry of Business, Innovation & Employment (MBIE)
Mediator (調停員)を第三者として、
調停するのがいいと思います。
 
MBIEはEmployment NZを管轄しているところです。
 
ほとんどの場合、相手側も調停に出席するそうですが
出席を拒否したり、
来ると言ったのに欠席や中止をしたり(元雇用主はこれをした)された場合は、
 
次のEmployment Relations Authority (ERA)で
Investigation Meeting(審判)に進みます。
 
調停は無料です。
 
でも次の、ERAに問題解決の審判の申請をするのには
$71.56NZDかかりました。。。
 
おかしいですよね。相手がダラダラ真剣に取り合わないのに、
解決するには、被害にあったほうがお金払わないといけないなんて。
 
でも何と言っても
調停は無料なので、ぜひ行ってみることをオススメします。
 
法律は、変更や追加があるでしょうから
法律相談などする方は、私の時とは変わっている可能性があるので
 
必ず自己責任として、ご自分で確認してくださいね。
 
行く人は、がんばってください! 応援します!