Bittersweet in NZ

ウトです。(the) Melvins を聴きながら。NZの大学のイギリス人英語講師の奥さん目線 & NZ移住して3人の子育て後半戦に挑む奮闘記 & NZで元日本人雇用主の永住権取得と同時に不当解雇された体験記、息子のAPD(聴覚情報処理障害)との奮闘レポートなどなど。

続けて、ありがとうございます!

ちょっと前に。
 
2015年に不当解雇されて、
2016年にERAが$15000の罰金の支払い命令を下したのに
未だにまったく支払いを受けていない男性のニュースがありました。
私と似たような状況です。
 
 
ERAには法的裁決を下せても、
支払いを強制執行させるための権限がないからです。
 
私も、ERAで勝訴の裁決が出た時今後どうすればいいのかを聞いたら
「とにかく地方裁判所に行って聞くように」と、言われ
何が起こるのかちっともわかりませんでした。
 
みんな自分の職権内のこと
部分部分でしか教えてくれないの。全体像を見せてくれないんですよね。
 
地方裁判所に行くと、支払いを執行させるためには
「また裁判を起こさないといけない」ということで
裁判費用と、会社に支払える資金があるのかを、法律専門家と相談して決めた方がいいと。
 
正直に言います。
地方裁判所の窓口の人は、ERAの出した私の「裁決証明書」を手にヒラヒラと持って
「これはただの紙切れなんですよ。」言い切りました。
 
やっと、あんなに険しい道のりを超えて、私の気がおかしくなってるのではなく
主張したことは正しかったのだとERAは、認定したのに
またどん底に突き落とされました。
 
そして、負債取り立て業者に連絡して
雇用主の会社清算の申請をHigh Courtにしました(高額な出費あり)。
会社は雇用主ただ1人の会社で唯一の株主でもあり、清算人が会社資金の調査に入りました。
 
前回の記事で後述するとしたことですが、
松野氏は夫との調停に出席をすると言いながら、半年もの間、多忙を理由に
何度も調停を延期しました。
そこは、Markさんの雇用主と違いますね。
 
そして
  • 3月末日の税制年度末で、会社配当金を取得。
  • ERAに私と夫それぞれ The statement of problem(陳述書)を提出するが、夫との調停が5月末にあるのでInvestigation Meetings(審議)の日時は、調停後5月末以降に保留される。
  • 5月末の調停「前日」に、松野太郎氏が調停をキャンセル。この時期に会社配当金を使用したとの情報あり。
  • 6月初めに、ERAでInvestigation Meetings。不当解雇で賠償金支払い命令と、夫と松野氏との仕事上の関係が認定される。
 
3月末日の税制年度末に出た会社配当金を、ERAの賠償金支払い命令前に使われてしまったために、清算手続きをしても回収ができなかったのです。
 
これは、大した理由もないのに松野氏が調停に出席すると言い続けて、
延々と延期してERA審議を遅らせることができたからです。
 
だから、ERAに行く人は会社の資金を使われてしまう前に
ERAで裁決が出るように、早め早めに行動してください。
 
こういう法の不備も改正案が出されて、審議されて新法案になるのは、
時間がどうしてもかかるんですね。
だけどあきらめずに、大臣に教わったことをやっていくつもりです。
 
会社清算をして、今はもう会社がなく
ERAの裁決という法的判断が出ているので、松野氏個人の資金から賠償金を回収することは、さらに裁判を起こすことで可能だそうです。
裁判費用と回収できる分と天秤にかけることになりますが。
賠償金を回収できるのは、結局、裁判を起こせる費用のある人ですよね。
 
前出のニュースにありましたが、ERAに行くと裁決は公になってしまうため
「勝訴したのに、グーグルで名前を検索すると出てくるので『ボスを訴える人物』とみなされて誰も自分を雇用しようとする人がいない。」と悩む人が多いのだそうです。
 
だけどそれは、
「お互い誠意のあるフェアな雇用関係」を持つ意欲の欠けている雇用主だったら、
こっちだって雇われたくないよなと思うんですけど。どうでしょう?
ニュースに出た男性のように塗装業とかだと、そうも言っていられないのかもしれないけど。
難しいですね。
 
このニュースのFacebookには、
移民かどうかに限らず、不当解雇にあった人たちの反響が多くあって
不当解雇した雇用主の実名をどんどん載せていました。
みんな頭にきてるんですよ。
 
ニュースに出た男性もなぜ、元雇用主の実名を公表しないのか?という意見もありました。
 
*****
 
この前、Northcoteの補欠選挙で、Labour党の Shananのお手伝いに行った時
「子どもの貧困?自分には関係ない」と言い切った
National党支持者の大きな家を後にして、
集合住宅に行ったのですが、
 
そこには不当に解雇されたばかりで、選挙どころではないという
ヨーロッパ系移民の方がいました。
 
私自身が、不当解雇されて闘った張本人なので
話をよく聞いてくれて、自分の権利を主張するならどうしたらいいのか
伝えることができました。
こういう時に、つらい経験でも役立てることができてよかったと思えます。
 
でもその人は、調停がどうとかいうよりも
明らかに「精神的なサポートが必要」な不安定な状態でした。
 
なので「必ずここに行くと約束してくださいね。」と雇用サポートと一緒に
メンタル面も気づいてくれるだろうという場所を伝えました。
 
不当解雇が、労働者に与える精神的影響
目の当たりにした日でした。
 
*****
 
かく言う私も、ちょっと前に不当解雇を語る機会があって。
雇用主の永住ビザ取得に利用されたのは、私だけだったのですが。
 
聞き手が
「もしここで、元雇用主と面と向かって話をする、ということになったら、対面できますか?」
という質問をしたんですね。
 
私以外の男性2人は、感情露わにブン殴ってやるとか言っていました。
 
私は、その質問を聞いた時に、本当にここに来たら…と思ってしまって。
男性たちの様子もわからないくらいに。頭がジワーッとなって。
急に胃を強い大きな何かでグーッと押されるように、苦しくなって
すごい吐きそうになって、えづいてしまったのです。涙目になって。
 
後になって、すごい落ち込みました。すっごい凹んだ…
 
もう何年も経ってるのに。なんなんだ、わたし。
この経験をしたから、少しでも改善できるように
国の首相やいろんな大臣、政治家にまで会って話しに行くまで
活用しようと動いているのに。
なんでまだこんな反応するんだ。
 
何をすれば、この気持ちは完全になくなるんだろう?
 
初めて会った日に、ちょっとイヤな感じがした。だけど、乗ったほうがいいと強く感じた。
 
あの時の勘は、正しかったと思う。
 
こうやって注意を呼びかけられるし
裏切る側の手口を公開して
活用したい気持ちが、
消えることはないだろうから。
泣き寝入りしない私だから
起きたことなのかも、とすら思います。
 
もう今は、いつもこのことを考えているわけではなくて
大家族で大わらわなので、やる事楽しい事に囲まれているんです、普段は。
 
でも、ポジティブパワーに変えようとしても、まだ埋れてあるみたいなんです。
 
賠償金が支払われていたら?
もらってないからわからない。
 
謝罪の言葉があったら?
いや、ちゃんとやってます感を示すために心ないうわべだけの言葉が出る人物だから、それは響かない。
 
それが「罪」という認識がないこと
自体、罪である。
 
という言葉を聞いたのだけど、
Markさん夫婦も私も、相手が反省していない、悪いと思っていないから
苦しいんじゃないだろうか。
 
私にとっては、お金がどうこうよりも法的にERAが
「私の言ってることを正しい。」と認定したことがとても大きいんです。
 
だから、Markさん夫婦もERAに行く気なら、行ったほうがいいと思います。
気がすむまで。
私は、死ぬ時絶対このことで後悔しません。
 
(ママはいつもこうだけど)子供たちも、
納得いくまで行動するママの背中から、何かを感じてはくれているんですね。
 
このことがあるから、いい国にしたいという思いが伝えやすいし
政治家とも話しやすいことは、確かなんです。
法の整備や、社会のシステムを変えるために。
 
日本で、親に虐待された亡くなった5歳の女の子も
残した反省文があったから、たくさんの人が悲しんで怒っているけど
今までも、書かされた反省文がなくても亡くなってしまった子たち
たくさんいたのに。
 
もう真っ先に子供の安全を確保するのが最優先になるように
法の整備や、社会のシステムを変えなくちゃだめでしょう?いい加減に。
もっと怒って、動かさなくちゃだめだよ、大人たち。
 
Northcoteの補欠選挙では、善戦叶わず。とても残念でした。
政権に影響があるわけではないけれど。
Northcoteは、North Shore全体がそうですがNationalが牛耳った地域です。
「子供の貧困?関係ないね。」と口にできるような支持者層を持った。
一部だけじゃなくて、みんなにいい方向に変えていくのは難しいです。
だけど、あきらめず、もがき続けます。
 
Markさん夫婦がERAで主張すれば、NZ人雇用主のしたことが実名で公開されます。
その卑怯さが。
 
私も、松野太郎氏は精神的苦痛を与えたのに謝罪をしようという気すらなく
利用して卑怯なままなので「権利の搾取」が減るまでずっと、
伝えて続けていこうと思います。
 
不当解雇体験記は、追い追い手直し書き足ししていくので、参考にしてください。
 
Markさん夫婦の、健闘を祈ります!