NZ不当解雇体験記8の続き。
そして、後日。
調停(Mediation) の話し合いをしました。
調停の一週間前くらいに、関係書類を前もって提出するように
Ministry of Business, Innovation & Employment (MBIE)から連絡がきます。
ここで証拠書類をしっかり提出しておきましょう。
調停Mediationは、
近くのMinistry of Business, Innovation & Employment (MBIE)内で行われます。
Mediator (調停員)が中立の立場で、法律への質問に答えてくれながら、
丸く収めようとなんとか頑張ってくれます。
調停には、知人や弁護士など、付き添いの人も連れて行っていいそうです。
精神的にダメージを受けている人の中には、相手に面と向かうのも、かなりつらい人もいるでしょう。
私は、それまで理由があって何度か会議に同席していた夫に一緒に来てもらいました。
通訳はお願いする必要がなかったのでつけませんでした。まあ、それまで電話でやりとりしていたMBIE職員も「あなたはいらないでしょ」と、すでにいらないことになっていました笑。
私もMBIE職員も小さく驚いたのですが、特許翻訳者である元雇用主が通訳をつけました。
それから、元雇用主はMBIEから、事態の深刻さのために弁護士を同席させるよう言われていたのに、調停当日に弁護士を連れてこなかったので、またまた驚かされました。
政府機関のMBIEに「弁護士同席要請」されているのに、平気で無視しているのか、事の深刻さを理解していないのか、本当にこの人には混乱させられました。
調停で話された内容は、
残念ながら外部に話すことができないのでここで書くことができません。
次に進む、Employment Relations Authority(ERA)の話し合いにも、
調停の内容は使うことはできません。
これは、本当にもったいないし、おかしなことなんですよね。
だって、話し合って、調停して
それでもダメだからAuthorityに行く、という流れがあるのに。
もう非常に残念です。
残念。。。。ああ面白いネタがあるのに。。。!
でもこれは言えます。
Mediation(調停)に行く人へ。
Authorityでは「真実を述べる」という宣誓をするんですけど、
Mediationでは、それがありません。
どういうことだかわかりますか?
相手が、あなたの主張に対して「嘘をつかない」という保証がないってことです。
ですから、あらゆるシミュレーションをして、
「嘘つかれても、全部たたき落とせるだけの証拠」を、調停前にMBIEに渡しておきましょう。
これ絶対やってくださいね!
そうであっても、相手があさっての方へとんでもない、想像もしていないような方向へ飛んでいく可能性もありますからね。
そのおかげで、こっち側では、もう笑いをこらえるのに必死で必死で、
手をギュウギュウつねってました(笑) いいネタなんだけどな〜。。。残念。
内容は言えませんが、調停は不成立に終わりました。