Bittersweet in NZ

NZの大学のイギリス人英語講師の奥さん目線 & NZ移住して3人の子育て後半戦に挑む奮闘記 & NZで元日本人雇用主の永住権取得と同時に、不当解雇された体験記などなど

9月23日は投票日!がんばれ、NZ Labour 労働党!!

『政治=毎日の暮らし』
 
日本でたくさんたくさんお世話になった、
幼稚園、小学校、ご近所さん、ママ友達とその家族、
たくさんの友達、そして家族。
 
すばらしい環境に別れをつげて、子育て後半に選んだ国、NZ。
 
ここは思っていたほど暮らしやすくもなく、
やさしい国ではなく、
教育事情も表向きとは違っていて、察しの良い子供は徐々に気づいていった。
 
ビジネス畑出身の国民党ジョン・キー元首相は、
弱者はろくに相手もせず、一部富裕層の富をさらに増やしていった。
 
教育費や医療費を減らし続けて、現場は悲鳴をあげているのに、
質問にまともに答えられないことがほとんどだったのに、
なぜか人気があった。
 
 
ここでは、NZで幼稚園から大学までの子育てや暮らしを
「正直に」つづっています。
 
なのでNZの嫌いなところも、ぼかしません。
 
でもイヤだイヤだと言ってるだけではなく、
好きな場所にするにはどうしたらいいかなと、考え行動もしています。
 
子ども達を連れて来た責任がある。
 
イヤなとこなら、いいとこにする。
 
自分が動く。
 
住んでて気持ちのいいところとは、
自分たちだけでなく、なるべく多くのみんなにも
暮らしやすいところのはずだ。
 
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そんなわけで、
先日の日曜日、オークランドのWaterfrontに行ってきました。
 
 
それは、
NZ Labour労働党の新リーダー、Jacinda Ardern 、
ジャシンダの初めての政策発表を聞きに行くためです。
 
幸い雨も降らなくて、時間が近づくにつれて人もかなり増えてきました。
 
党本部は300人かそれ以下を予想していたそうですが、
告知が数日前だったにもかかわらず
集まったのは500人を超えていました!
 
 
オープニングスピーチはグリーン党の、Robyn Malcolm、ロビン
 
どっかでみたことあるなあと思ったら、女優さんなんですね。
 
政党は違っても、ジャシンダとはとっても仲良し!

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ロビンの話がまたそれは痛快で、
オークランド住民の日々のイライラを見事に言ってのけました。
 
「車で延々と続く渋滞に巻き込まれて、横からさらに進入してきて、ワタシ何のために待ってるの?」
「NZは全然グリーン&クリーンの国じゃないでしょ!」
 
本当にその通りだ!!!
 
やっとエイリアンじゃない、現実の人間の話を聞いたような感覚でした。
 
スカッとしました。
 
 
そして、集まった大勢の声援と拍手に迎えられて、Jacindaが登場!
 
ジャシンダの生スピーチを聞いたのは、私は今回で二度目。

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彼女のクリアな視点と、
投げたナイフが鋭くターゲットに次々と、刺さっていくような
言葉とその意志は
ザクッ、ザクッと、心地がいい。
 
 
そしてジャシンダが、
オークランドをワールドクラスの都市にするための、
交通機関プランを発表しました。

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  • South Auckland、CBDから空港までのライトレール(路面電車)線を10年で建設。
  • Nationalの30年プランに比べ3倍の速さ。その後、ノースショアまで路線延長。
  • Howickから空港までの急行バスの運行。
  • ウェストフィールドからパパクラまで、第三の電車本線の建設。
  • バス運行の増加。
  • 財源確保のため、ガソリン1リットル当たり10セントの税金を導入。
 
 

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続いて、オークランド問題・交通機関・建築のスポークスパーソン、
フィル (Phil Twyford)のスピーチ。
 
これまで国会答弁などで、National 国民党にオークランド問題を提示しても
無視され続けてきた怒りを、フィルはぶちまけていました(笑)
 
なんか写真まで、大きいな。怒りのぶんまで大きくなったんだな。
 
そうでしょ。そうでしょ。
 
国会TV (Parliament TV)で、
国会答弁を私たち夫婦はよーく観てて
フィルとおんなじように、何年も腹立ててきたんですから。
 
誰が国のためにしっかり考えているのか、
誰がのらりくらりと答弁したり、
痛くもかゆくもない質問してるのか、
ちゃーんとチェックしてて、わかっているんですよ。
 
 
副リーダーのケルヴィン (Kelvin Davis)の大きな姿は、
今回見かけませんでした。
 
Kelvinは、学校校長・教員としてひどく荒れていた学校を立て直し、
マオリの抱える問題や矯正に尽力する、教育熱心な素晴らしい人なのです。
 
彼なら、教育現場の怒りを痛いほどわかっているはず。
 
夫の怒りとも、共通してるはずだ。
 
 
 
National 国民党もこの日、パパクラ駅で交通プランを発表。
 
???Nationalさん、9年間なーんにもして来なかったよね?
 
その上、この数年でオークランドに
爆発的に増加した移民数をカバーするための
住宅供給もインフラ整備も、のらりくらりと対応して来なかったよね?
 
国会答弁を何年もよーく観ているから、知っていますよ。
 
しかもNationalは、発表の場に選んだパパクラ駅を、
管理するオークランド交通に無断で使用!
 
政権与党で、ビル・イングリッシュは「首相」。
本当にこの人たちは何やってんだ….
 
後日、オークランド交通(AT)はこれを条例違反であるとして、
AT管轄の施設を選挙目的で使用しないよう全政党に通達しました。
 

www.newshub.co.nz

 

Labourの発表自体は、30分ぐらいで終わりました。
 
その後、すぐそばのバーで語り合いましょうということで、みなさんぞろぞろと移動。
 
Jacindaを始め、他にもLabour議員や、候補者、メディアやジャーナリストなど
見たことのある顔ぶれがたくさん。そしてボランティアも。
 
Labour以外(確かNational)のオークランド評議員もお祝いに来ていました。
 
そしてJacindaと話したい、写真撮りたい人たちがワイワイ取り囲んでて、
しかもJacindaはそれぞれとしっかり話していました。
 
来てくれた子供たちにも。
 
大人も子供もみんなの顔が、ものすごいニコニコ顔だったのがうれしかった。
 
もうみんな、変えたいのだ。
 
私たちは、
久しぶりの2人のお出かけだったせいか、
夫が喜びすぎて、花瓶のようにでかいグラスのビールを頼んだので、
「紅茶でもこんなに飲めないよ。」笑いながら、周りの人とも語っていました。
 
そして私はスキを見逃さず、
すかさず近づいて、Jacindaと話をすることができました!
 
J「そのビール、グラスおっきいね!」
 
私「そうなの。だからもう酔っぱらっちゃっててごめんね。」
 
ケラケラ笑いながら、いろいろ楽しく話をしました。
 
Jacindaは日本語を勉強してたこともあったそうで、
NYやロンドンに暮らしたことのある彼女と、
東京から来た者としては、
「やっぱりオークランドのこの交通事情は、まずいでしょ、
はずかしいぐらいだよね。」と意気投合しました。
東京みたいに、車がなくても都心を行き来できるくらいがいいと。
 
そして私が「ある提案」をしたところ、
Jacindaはものすごく喜んでくれて「もう、どんどんやって!」
直々にお墨付きをもらうことができました。
 
だとしたら、急いで着手したほうがいいよね、とうなずき合いました。
 
そして一緒に写真も撮れました(^^)。
 

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一緒に肩を組んで、がんばろう!のエールを送りました。
 
まだ37歳のJacindaは、
とっても気さくで、ものすごく話しやすくて
本当に近所か親戚のやさしいお姉ちゃん、っていう感じ。
 
そして、写真撮ってくれた夫が「ものすごい求心力だよね。」
 
そういう仕事だからかもしれないけど、って。
 
いやいやビル(National)に、このWelcomingなエネルギーははないでしょ。
 
そう、なんというかものすごく引き込まれる感じなのです。
 
 
もしJacindaと話ができるチャンスがあったら、
ぜひ話してみることをおすすめします!
 
 
 
それから、帰りにトイレに寄ってみると、ドアの鍵がこわれていたので、
次に入って来た女性に、こわれていることを告げたら
そのことでまた彼女とジョークを言い合って、笑い転げていました(酔っ払い)。
 
「でも、間違えて誰かが開けないように見張ってますね。」と言ったら、
 
「あなたがさっき、Jacindaと話してたでしょ?あのアイデア、私もいいと思うわ。」とうれしいことを言ってくれて、
 
「ありがと!」と日本語で言ってくれたのでした。
 
よかった。やっぱりみんなのためになるよね。
 
がんばろう。
 
 
とってもうれしい1日でした。
 
 
「それにしても、やりたいことを直接トップにいうなんてなあ…」
夫は、半分あきれ顔で喜んでくれました。
 
長男も「すごいねー」とほめてくれました。
 
でも次男と娘には、
「はいはい、またママのクレイジーね。」と
 
サラッと流されました。