Bittersweet in NZ

こんにちは、ウトです。家族とNZで暮らしています。移住して10年近くは、多くの怒りやフラストレーションを感じていましたが、おかげで行動・経験・学びができて、最近はおだやかな日々がとても増えています。いろんな変化の流れが強いので、大切なのは何か?ということにも向き合っていたい。ここには、体験や感じたことを言葉にしておきたくなった時に綴っています。 Thanks for being here.

NZの教育

息子とAPD5。TOMATISトマティスにココロ傾く。

いよいよNCEAテストが終わって11月の終わり。 Braintrainのエスメ先生のところで、親子3人でインタビューを受けました。 エスメ先生は、学習障害のある生徒を専門に教えています。30年ほどだそう。 3人で席に着くや否や、 「〇〇は今度、Year13です…

息子とAPD4。TOMATISトマティスとの出会い。

教育心理学の先生が強く勧める息子のトレーニング、 Cogmed コグメドの指導できる先生が見つかりました。 学習障害の指導を専門とするBraintrainの先生が、 11月のNCEAテストが終了次第、 12月の夏休みにトレーニングを始めて 少しでも早く、高校の最後…

息子とAPD3。うれしい知らせ。

9月のYear 13のためのクラス編入試験も終わり、 自室のドアの向こうで、NCEA学外テスト(External)の勉強に励む次男。 または おそらく勉強に励んでいるであろう息子。 APD、聴覚情報処理障害の影響で 試験など制限時間内で 考えや小論文を書き切るのが、…

息子とAPD2。教育心理学の検査

SoundSkillsからもらった聴覚情報処理障害、APDの診断書は すぐ、高校の Deanに送って説明をしました。 Deanは主任教員みたいなものかな? こういうことは、クラス担任にも伝えるけれど 教育方針について協力してもらって話を進めていくのは、 Deanの先生と…

息子とAPD1。APD専門医の検査

去年8月半ば。 数ヶ月後に17歳になる次男は オークランドにあるAPD専門の聴覚クリニック、 SoundSkillで朝9時半から聴覚の精密検査を受けました。 www.soundskills.co.nz APDという言葉を初めて聞いてから 私は検査日までたくさん論文や資料で調べていて…

NZで育つのは本当にいいことだらけなの? 悩みに向き合い続けて思うこと。

NZに移住してあっという間に10年。 英語を教えるイギリス人の夫を通して、一緒にたくさんの生徒たちを見てきました。 そんな中でも夫は 英語が母国語でない、 主に家庭の中で話す言語が英語じゃない生徒をたくさん受け持ちます。 30年ほどの教職経験の中…

NZで育ってきたけど、自分を思いっきり表現できる英語が身につかなかった人と、その親御さん達へ。

ブログを書こうと思ったきっかけの1つは、 夫のこんな訴えからでした。 「両親がノンネイティブでアジア人の子供は、 学校の勉強だけで誰でも、アカデミックレベルの英語が 身につくと思ったら大間違いだ! ってブログでもなんでもいいから、親達に伝えて!…

NZの若者のメンタルヘルスが、心配。

お父さんとお母さんは、子供達のメンタル面が心配だ。。。 NZでは、若者の心の健康や精神疾患の増加が問題視されています。 それに、心理学や精神科医療従事者は、圧倒的に不足していて、 NZは危機的状況なのだそうです。 www.stuff.co.nz 学生たち自ら語っ…

子どもに合う高校って、どこだろう?

先日は、末っ子の娘の三者面談。 「高校はどこに行くか決めた?」という先生。 NZでは5歳から小学校が6年間あって、中学校が2年、高校が5年間あります。 今12歳の娘は、中学校2年目のYear8。 「本人は2人のお兄ちゃんたちと同じR高校がいいみたいな…

Bittersweet な訳。

NZに移住してからよく聞かれる 「ニュージーランド、好き?」 見知らぬNZerには「YES」と答えるものの、心の底からの言葉じゃない。 同じ移民でも、母国の生活環境が劣悪だったり 夜中の物音を「襲われるんじゃないか」と怯えて暮らしてきた国の人たちには N…