Sparkling* 光ってるのどうする?

こんにちは、ウトです。こちらは 以前のBittersweet in NZ の続きです。主に、NZ暮らしでの体験や思いを言葉にして発したくなると綴る私感ブログです。

犬くんにやってくる、いつか。

よく好きで読んでる、「ほぼ日刊イトイ新聞」で
 
糸井重里さんの愛犬「ブイヨン」が
 
お空に旅立ってしまったことを知りました。
 
 
 
せつない。。。泣きそうだ。
 
 
 
ブイヨンは、確か10歳は超えていた気がする。
犬種が違うけど、鼻が長いとこがうちの犬と似てて。
 
 
 
犬を飼っている人は、
 
いつか終わりがくることを
 
つい考えてしまいませんか?
 
 
うちの犬くんのことも、まだ3歳だというのに、
ツンデレのくせに
 
「お母さんが大好きだ」の想いを、無言で放ちまくっているのを
お母さんの方も、言葉なく感じていると
 
 
こういう時に限って
 
「いつか来るその時」がよぎって、泣きそうになる。
 

f:id:uto87:20180323201644j:plain

 
 
犬くんは去年、ちょうど一年前に2匹の犬に襲われて
その時の増幅した白血球のせいで、免疫介在性関節炎になってしまいました。
 
人でいうリウマチのようなもの。
 
 
 
強い炎症を抑えるためのステロイドで
2ヶ月で23キロから33キロの10キロ増になってしまって。
 
ステロイドは困った。
 
元々ゴハンそんなに食べないのに、ものすごく食欲増えちゃって
道に落ちてるブタのお腹の脂肪ブヨブヨみたいのを、素早く爆食いしちゃって
 
いけないっ!と
素手で気持ち悪いけど我慢して、ブヨブヨを取って遠くに捨てる。
 
こんなもの道に捨てないでよ!ニュージーランド!!!
 
 
 
重い体重で、余計関節に負担がかかって
ときどき関節に水が溜まって痛むのを、痛み止めや注射でなだめながら
 
歩いて歩いて23キロに戻しました。半年かかった。
 
 
ボーダーコリークロスの犬くんは、犬のお父さんもお母さんも牧羊犬で
庭駆け回り
 
それはそれはサラブレッドのように美しいジャンプをする子だったけど
 
 
 
襲われてからは、
元々ナーバスで繊細なのもあって
体が思うように動かないし力が入らないから、
 
すっかりおじいさんのようになってしまった。
 
 
美しいジャンプは、早くて
シャッターチャンスがいつも間に合わなくて
 
写真今度撮ろうね、なんてあきらめて後回しにして、本当バカだった。
何としても取っとくべきだった。
 
「今度」がこないかもしれない、なんて
 
あのころ家族の誰も、思わなかった。
 
 
 
それに頭がいいからか、
自分で動けないのがわかるから、無駄に動かなくなってしまった。
 
「この子自分でわかってる」というのがこっちもわかるから、せつない。
 
 
 
でもほっておくと寝てばかりいて、よけいに関節がこわばったり痛くなるから
どんなに忙しくても、毎日1時間以上は歩くのを欠かせません。
 
 
幸い犬くんは、お散歩が大好き。私も大好き。
 

f:id:uto87:20180323202732j:plain

*早く行こーよー(写真なんかいいから)と言っています。
 
 
犬くんは、「ニオイ嗅ぎ隊」と「あたらしい抜け道、探し隊」の隊長なので
毎日違う道を歩く隊員にとっては、
 
隊長の「気になる抜け道」が新しすぎて
未知の道に迷って、2時間近くになることもよくあるけど
 
超方向音痴の隊員でもGoogle Mapがあるおかげで、充実した散策ができています。
 
Google Mapありがとう!
 
あなたなしでは、隊員はとても不安で不安で楽しむことができません。
 
 
 
今日も歩いていると、小型犬を連れた年配の男性に話しかけられました。
時々私たちのことを見かけていて、気になっていたそう。
 
 
彼の犬は14歳に見えないほど軽やかで、12歳までは毎日10キロ歩いてたそうな。
まだ3歳のうちの犬くんに起きたことを話すと
 
「俺ならその犬、撃ち殺してるね!」
 
 
あはは、物騒ですね。
 
 
いや、でも犬くんを襲った犬は
 
もういないの。
 
 
カウンシル・市役所が、襲った犬の飼い主を起訴して罰金払わせようとしたけど
6000ドル(45万円くらい)の罰金払うのを回避するために、
 
飼い主が自分の犬を、殺処分してしまったのです。
 
 
 
襲われた側の私は、殺処分は望んでいないと伝えたし
カウンシルもまったく殺処分決定をしていないのにもかかわらず。
 
 
それでも殺処分したことで罪を逃れた、向こうの飼い主は
 
「ただの犬同士のケンカなのに、大げさに騒いで、犬を殺す決断をしなければならなかったのは、あんたたちのせいだ!」と
 
市役所との裁判が始まるまでの態度とはうって変わって、私達を非難しはじめました。
 
 
 
自分が罰金払いたくないから、自分で飼い犬の命を終える決断をしたのに
市役所との裁判が終わったとたん、証人である私の家に
 
嫌がらせのメールを送ってきた相手側には、
裁判所から警告が出されました。
 
 
受けるべき罪を軽くするから
「他人の犬を負傷させた」のに「ただのケンカ」だと軽く思う飼い主。
 
受けるべき罪を受けないから、
NZでは、犬に襲われる事故が増え続けているんですよ。
 
 
去年は治療費を払わせるのにずっと大変だったけど、払わせました。
検事に、よくがんばったねって言われました。
 
渋って月10ドルずつしか払われない、とかよくあるんですって。
 
 
 
1年経っても、こんなに長引くとは思わなかったけど
先月よりは、今月は痛み止めが減ってよくなってるから
気長にリハビリ続けながら、
 
いつか、痛みが気にならなくなる時がくることを信じて。
 
 
今は、
 
いつかくる「いつか」は、
 
さよならのことじゃなくて、
 
思い通りに動く体を取り戻すこと。それに集中しよう。
 
 
犬なでてると、手が気持ちいい。
犬も人も健康になるらしいですよね。
 
治れ、治れ。痛いの、治れ。
 
 
みんな、犬くんの美しいジャンプがまた見たいの。
 
あの自由な、犬くんを。
 
 
 
それにしても、風また強くなってきたね。
 
強風がこわいのは、どうしたもんかねえ。。。
 
ニュージーランドに住んでて、強風こわいなんて困るでしょ、犬くん。

 

f:id:uto87:20180323203216j:plain

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

IELTSの花嫁:IELTS Brides

 
「IELTS Brides」と呼ばれる不正行為で
 
拒否されるビザの数が過去6年間で増えてきているのだそう。主にインド人らしい。
 
 
私の夫は、クラスや個人でたくさんIELTSを教えているので
 
心配になってニュースに目が止まりました。
 
 
オークランドに多くいるインド人学生の中には、IELTS Bridesがいるらしい。
 
って、夫の生徒さんの中にはいないよね? 大丈夫かな….
 

f:id:uto87:20180322112027j:plain

 
 
学生ビザの申請資格がある教育を受けたインドの女性は、
 
ビザの取得資格を持たない名ばかりのインド人夫やその裕福な家族に、
 
NZ入国のために利用されているのだそう。
 
オーストラリアでもあるらしい。
 
インド人夫は薬物中毒やアル中で、裕福な家庭の面汚しとなるので
事実婚姻関係がないのに、ビジネス契約のように書類上結婚したり
インド人夫やその家族が女性のビザ申請を勝手にしてしまったりするそう。
 
そしてインド人夫の家族が資金をばらまくことで、女性(とその家族)を支配。
 
 
 
女性達は、Immigration New Zealand (INZ)
 
ニュージーランド移民局に「虚偽の情報を提供した」ということで
 
国外追放に直面するからか、移民局には苦情や報告はまだないようです。
 
認識はしているそうですが。
 
 
INZにビザ申請で、
 
虚偽と誤解を招くような情報をNZに与えると、
 
懲役刑7年間の可能性があります。
 
 
そのため懲役を恐れて、DVなどにあっても被害の報告できない女性が
 
親兄弟に会いたくて帰国したとしても、インド人夫もNZ滞在資格を失うので、
 
夫の家族に殺されかねないと、苦しんでいるそうなのです。
 
 
INZでは、
移住エージェントが嘘や事実に反する書類を申請しても、
そのエージェントの行為を知らなかったとしても
 
虚偽と誤解を招くような情報をNZに与えることは
 
「ビザ申請者の責任」であるという立場なのだそうです。
 
 
そうか、だから私の元雇用主の場合、
 
移住コンサルタントと移住弁護士は、警告と
 
申請業務の厳重な継続的監視だけだったんだなぁ。
 
 
でもほとんどの申請者、つまり費用を払う方は
「正当な手続きを取ってくれる」と信じて
エージェントや弁護士に頼んでいるはずだけど
 
エージェントや弁護士は成功例を増やすことで業績を上げるために、
正当な手続きを取るとは限らなくても、
 
「ビザ申請者の責任」になるなんて。
 
私達の場合、相談した弁護士が
「私が手続きやってもいいけど、お金かかるから、あなた達の場合は自分でやったほうがいいわよ。」
 
とあえて引き受けないでいてくれたのは、本当に親切だったんだ。ありがたい。
 
だからこそ落ち度がないように、余計に徹底的に動いたということにもなったし。
 
 
 
 
IELTSの花嫁になってしまった女性達は、どうなるんだろう?
 
本来なら非人道的な不正・搾取を放置しているインドが国家的に撲滅すべき問題なのに
 
NZが不本意でなくても「違法行為」をした者に、
 
どこまで対応する義務があるんだろう。
 
情状酌量の余地を増やすと、またそれを悪用する輩が出ないとも限らないし。
 
難しいな。
 
 
「IELTSの花嫁」は多くの国で行われていることじゃないと思うし、
 
おそらく、日本からの移住ではないですよね。多分。
 
 
 
夫は、NZerじゃないし
アカデミック英語を教えるためNZの批評をよくするからか、
英語を教えているはずなのに、
 
生徒さん達からNZで暮らす上での、悩みや相談事をたくさん聞きます。
 
もうカウンセラーのようです。
 
この彼氏どう思うか、この結婚相手はどうか、旦那・奥さん・親の悪口、ひどいエージェントの話とか様々。
 
 
生徒さんには、難民や虐待を受けたことのある人まで、様々です。
 
 
だから、話してくれたことには夫も真剣に対応するし、
 
「あれ?おかしい!」と気づくのが早い私と一緒に、考えます。
 
 
だけど「IELTSの花嫁」は、なかなか口には出せないでしょう。
 
 
それに、IELTSの花嫁のインド人夫やその家族ほどじゃなくても、
 
夫の横から眺めていると、
 
ビザ取得や収入を得ようとする人や、勉強してる人に対して
 
1人にだけ無理させたり
ひどいことを押し付けたり、全然協力しなかったり
 
夫婦、または家族なのに
 
努力してる人のことは他人事、みたいなカップルやご家庭ってあるんですね。
 
なんか、冷たいんです。がんばってる人に対して。
 
家族なのに。
 
 
「IELTSの花嫁」ほどじゃなくても、
 
「ホントに夫婦なのかな?」って思うことあるんです。
 
 
なんだかなぁ...
 
家族一丸にならないのかな。
 
私だったら、全力尽くすけどな。
 
 
 
 

SaveSave

親の頭が痛くなる? NZ小学校の「オーラルリポート」

ニュージーランドの学校では、
1年間で4学期あるうちの1学期(Term 1)の半分が過ぎましたね。
 
そろそろ小学校のYear 3・4(7・8歳)では、
オーラルリポート、つまり「自分の考えを発表する」という課題が
出され始める頃じゃないでしょうか?
 
この頃から
地元のNZerのお父さんお母さんも
「親の宿題か〜〜〜〜!!!」ってキレるほど
 
家庭で勉強指導していかないといけなくて
 
本当に親の負担が大きいんですんよね。
 
 
夫は大学などでアカデミック英語を主に教えていますが、
最近は大学でやっていくだけの「書く力・ライティング」ができてない学生が
増えてるのを実感しているそうです。
 
「高校出るまでの教育はどうなってるんだ?」と。
 
ニュースでも去年だったか「読み書き能力」がここ数年で一番低いとか言ってました。
 
 
他の国でもそうだろうけど
NZの教育では「ライティング」がものすごく重要です。
 
数学でも理由づけとか、物作りでも、この作品を作る意図とか
「文章が書けない」というのは大変なことです。
 
どんなにいい作品を作っても、プランやら説明やら(これがまた長い)が書けないと、
学校では評価されないんです。
 
Not Achieve(不可)になっちゃう。
 
そこで
我が家でやってきた、子供達へのサポートを書き残しておこうと思います。
 

f:id:uto87:20180321175804j:plain

 
夫や大学がいつも示している「高校出たらここまでにはなっていてほしい」
というレベルまでにたどり着くために
 
逆算して、小学校のうちこういうポイントは押さえた方がいいだろうな、というのを
母としてあれこれ実践してきました。
 
 
 
我が家は、子育て前半を日本でしてきたので
 
NZの教育を受けてきた10年間で、
 
長男は、大学で自分の好きな分野のHonors Degree(優等学位)を勉強中 。
次男も、聴覚情報処理障害があっても来年は進学を目指していて
末娘は、小学校高学年の時の読み書きが、高校生レベルでした。
 
なので、おうちサポートの成果は書く力に出ていると思います。
 
ちなみに移住するまで、長男だけ少し英語がわかるものの
みんなほぼ英語は話せませんでした。
 
長男11歳の終わり、次男7歳、娘は3歳でした。
 
 
日本では当然ですが、英語より日本語が最重要。
 
まわりの日本人家庭より
我が家には日本語シャワーが圧倒的に少なくて、
家の中で日本語を話すのは、母親の私だけだったので
 
とにかく豊かな日本語を身に付けさせるのに、一生懸命でした。
 
4秒おきにくる子供達からの質問に答え続けたり
学校の勉強に遅れないようにと。
 
「ハーフだからいじめられないように」と心配していたこともあって。
 
 
 
「英語の先生のお父さんからライティング教わってるから、できて当たり前。」と
思われるかもしれませんが、
 
お父さんは主に大学レベルを教えているので、高校までの子供の勉強をみるのは
私です。
 
しかも息子達は特に、父親に教わるのがイヤで
よその人はお金を払って夫に学びに来るというのに、頑固に拒み続けました。
 
でも、かろうじて私のサポートは受け入れてくれていました。
 
それに、
学校のお迎えでお友達を含め、子供達がどんなレベルの言葉を話しているか、
他のお母さんたちはどんな指導をしているか、先生とも話をして
あらゆる情報を収集して、
 
「とりあえず学校では、どんなことを求めているか」をつかむには
 
毎日お迎えに行く、母親の私の方が都合がよかったんですね。
 
「とりあえず」だからその枠にはまらなくても当然いいんですが。
 
 
宿題:オーラルスピーチ
 
 
それぞれの学校で違いはあるかもしれませんが、
 
大体Year 3・4(7・8歳)で「自分の言いたいこと」からテーマが出て
 
「調べたものを発表する」に移ってくるでしょう。
 
そんな宿題が出て、学校からも「おうちでの指導、よろしくお願いします」
なんて言われますよね。
 
お母さんかお父さんが、始めのうちはつきっきり
文章を書いて発表の練習までをチェックしているでしょうが、
 
つきっきりで(親が?)文章を書いて、っていうのは
 
3回目くらいからは減らしたほうがいいように思います。
 
 
そして文章構成を意識して「序論・本論・結論」が書けるように
「イライラしないで、怒らないで」見守ってあげましょう。
 
ある先生が
「自分の考えをまとめて言葉にして書き出すのが、苦手なのは、男の子に多い」と
言ってました。
 
確かに四半世紀以上
夫の横で多くの生徒を見てきても、そう感じます。
 
例えば小さい頃、
次男は「自分の考えをまとめて言葉にして書き出せる」ようになるまでに
時間がかかったのですが、
娘の方は、くたびれた私のうたた寝20分間で、
すぐにサラッと良い文を書き上げるような子でした。
 
長男に書く力がきちんと身についていたのは
明らかに、日本の小学校6年間で読み書き能力がしっかりついていたからです。
 
子供はみんな違ってて、それでいいので、
 
考えや調べたことを、文章構成を意識しながら
書けるようになるまでに時間のかかる子は
 
急かさないで、少しでもできるようになったら
メチャメチャほめてあげてください。
 
子供をほめたい時は、きっと親の方も指導がんばった自分を
ほめたい気持ちでいっぱいのはずです(^^)。
 
そんな風に時々、親仲間とグチ言って発散しながら、
見守り続けていって
 
Year 5では、自分の意見が文章構成の基本の「序論・本論・結論」に沿って
書けるようになっているのがいいと思います。
 
この頃にはかなりちゃんとしたものを書くように、学校でも要求されるのでね。
 
これ、高校や大学でもできていない人が時々いて、
とても苦労していて気の毒なことなので
 
小学生のうちに親が気をつけてあげるだけでも、ものすごく違うと思います。
 
だって高校や大学の小論文を、親が見るのはもうかなり大変なレベルですよね。
 
 
例えば、次男がYear 6の時には
先生は「(書く力は)大丈夫ですよ」と言っていたんだけど、
 
私がどうしてもどうしても
書く力を強化するのをゆるめたらいけない感じがしたので、
 
特別にライティングの指導を、先生に出してもらっていました。
 
子供を一緒に伸ばしましょう!と親が熱心でいると
たいていの学校の先生は、協力してくれますよ。
 
それに息子がまじめに頑張って、力をつけていってくれたので
先生も「打つと響くからやりがいがあるわ!」と喜びながら、
特別指導をしてくれていました。
 
だから「うちの子ここが弱いかも…」と思ったら、
早めに面談の時でもいいので、先生に相談するといいですよ。
 
 
夫のところに相談に来る家庭も、子供が7・8歳の時期と13〜15歳が多いです。
 
間違った英語がクセになって染み付いていたりして、
直すのに時間がかかる場合があるので
NECA Level1の15歳、14歳でも、気づくのが遅いかもれません。
 
気づくのが早いに越したことはありません。
 
NECA Level1から結果出してクレジット(点数)取っていかないといけないので。
 
NECAは、Cambridge ケンブリッジ方式や日本の中間期末試験に比べて
早いうちからテストが始まり、しかも多いので
 
Level1からレベルが上がるにつれて
子供達のストレスも強くなります。
 
 
「学校にまかせとけば、何とかなるだろう」っていうのは、
 
一番やめてください。
 
そうやって大人になって、力がついてなくて悩む
気の毒な学生がいっぱい、夫のところに来るのです。
 
こうなる前に、おうちでできたこと
たくさんあったはずなんです。
 
学校からも「おうち指導」をするように何度も言われますよね?
 
それにはちゃんと理由があるんです。
 
だからちゃんとやってあげてください。
 
 
小学校のオーラルリポート・発表は
親の方がキーッとなることもありますが、普通です。
 
だから親は、大人同士でグチりながら
 
うまく発散してくださいね(^^)。
 
そのうち終わるから。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

NZの大臣2人と、お話ししてきました。

f:id:uto87:20180321113318j:plain

 
 
私のとなりにいるのは、
ダンナさん、、、ではありませんよ。
 
イアンさんです。 知ってますか?
 
この写真で、誰かわかる人はなかなかのNZ通と言えるでしょう。
 
ニュージーランドの、
イアン・リース ギャロウェイ移民大臣(当時)です。
 
先日、労働安全・ACC大臣でもあるリースギャロウェイ大臣と私は、
直接お話しする機会がありました。
 
労働・移民大臣ですから当然私に起きた事などを話しました。
政治家、しかも現職の大臣との会話が楽しい、、、って
自分で言うのもなんだか、変わっているというか、日本にいた時は考えられなかったけど、
 
やっとより公平な国創りのために活動できる!というのは、
大臣にとっても、一移民の私にとっても同じ気持ちなので
「もう行かないといけないけど、車までもうちょっと一緒に話そうよ。」と
言ってくださって、会場を後にする間際まで話すことができて
それはそれはとっても楽しかったのでした。
 
それからよくメディアに出てるのは、こちらの方。
 
フィルさんです。

f:id:uto87:20180321113635j:plain

 
フィル・トワイフォード住宅・都市開発・交通大臣(当時)とも、
お話をしました。
 
フィルさんのことは長年、国会番組で
前政権の住宅危機やホームレス問題を、厳しく追求する姿を見てきたので
選挙中は遠くからよく拝見していましたが
この日はトワイフォード大臣の方から近づいて話しかけてくれて、
すごくうれしかったです。
 
とっても気さくで、おもしろい人で。
 
こちらも「私に起きた話」を聞いてくれたり、
やっぱりこの国に住んでて思うことは一緒なので、とても有意義な時間でした。
 
つくづく、嫌な目にあったけど
頑張って闘ってよかったなあ。。。って思いました。
 
他の人だったらおそらく、泣き寝入りしてしまったでしょう。
 
だけどたまたま
たまたま、痛い目にあったのが私だったから
こんな風にしてサラッと直接大臣に会って、
受けたトラブルを他の人達のために活かそうとする。
 
やっぱご縁だったんだなあ、って思います。
 
だって2大臣に話して「あらあらそれはそれは大変だったねえ…」
っていうだけじゃ、済みませんからね。
 
それにこの会場で、ちょっと間を開けて私のとなりに座っていたのは、
 
2014年の選挙当時、インターネット党の党首の、
ライラさん(Laila Harré)でした。すごいラッキー!
 
2014年の選挙時、National党党首で首相だったジョン・キーが
NZ国民の個人情報をアメリカが監視できるようにしてしまった事を追及する
 
The Moment of Truthという暴露イベントがあったのですが、
主催したのが、ライラさん。
 
 
元CIAでジョン・キーの機密文書を発表したEdward Snowden
WikiLeaks のJulian Assange、
尊敬すべきアメリカ人ジャーナリストのGlenn Greenwaldや、
キム・ドットコムも参加していました。
 
今回のミーティングでは始終、いっぱいいっぱいメモ取っておられました。
 
ライラさんとイアン大臣のやりとりを横で聴いてて、
とても考えさせられ、勉強になりました。ごあいさつもできてうれしかった!
 
それからこのミーティングは、主に労働環境に関する法改正がテーマで
労働組合、ユニオンに従事する出席者が多数。
 
「基本的な人権」のために20、30、40年と闘ってきている人達です。
 
だからこそ、誠意を持って移民として向き合っていきたいと、心から思うのです。
 
こういう場に来ると、熱心な人生の先輩方から
NZについて絵空事ではなく、生きた歴史と現実がたくさん学べます。
 
移住して10年生の私は、まだまだヒヨッコだなぁと痛感させられます。
 
だからこういう場に行くのです。
住まわせてもらっている以上は、学ぶために。
 
今回、労働問題以上に、出席者からイアン大臣に対して質問や要望が多かったのが
「移民の削減を早くしてほしい」ということでした。
 
特にスキルの低い移民の流入を早く止めるべき、という声が
多数上がっていました。
 
***
昨年終わりまでのNational政権時代に
詐欺移民や法の穴をすり抜けて大量流入した移民が、
労働者の権利をどんどん下げて仕事を取るのだから、要望が出るのは当然のことです。
 
ちなみに、アジア人出席者は私たった1人…..。
 
それでもビビらず出席しているのは、同意見であるからだし
 
アジア人でも、自分勝手じゃない、国全体のために良くしたいと意思表示するのは大事なことなので、終わると、お茶したりお話ししたりしてなごやかでした。
 
それにしても話聞けば聞くほど、大変だ。2大臣とも。
 
フィルさんもイアンさんも、大臣だというのに、すごく話しやすく
イアンさんはパーマストン・ノース、
フィルさんは、西オークランドのTe Atatūの人なので
 
お話する機会があったら、困ってることとか聞きたいこととかあったら
ぜひ話してみるといいですよ。
 
私はこういうのが、もうとてつもなく楽しかったです。
 
夫には「安上がりな奥さんでよかったねえ」って言いました笑
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

SaveSave

NZ不当解雇体験記24。「隠匿」と「労働の搾取」4

「ずるい移民」のせいで
「ずるくない移民」が
「アジア人移民キライ」の犠牲になる。
怒りの矛先になる。
 
去年マオリかアイランダー2人組に襲撃された、夫の元生徒のように。

Promising student living in fear after hammer attack - NZ Herald 

(顔面負傷の画面あり。閲覧注意)

NZ不当解雇体験記23。「隠匿」と「労働の搾取」3

多くの国で、永住したい移民は難民とは違って、その国に「利益」をもたらさなければなりません。
 
「うちの国に住みたい人。誰でも来てくださ〜い!」なんて
両手を広げてくれる国は稀でしょう。
 
「うちの国のためになる人、来てくださ〜い!」ですよね。

NZ不当解雇体験記22。「隠匿」と「労働の搾取」2

新しいLabour党政権の、
イアン・リース ギャロウェイ(Iain Lees-Galloway )移民大臣&労働大臣は
移民と留学生に対する権利侵害の正式な調査を開始するそうです。
 
リース ギャロウェイ大臣は、移民に対する搾取に関し、移民自身の口から聞きたいそうで
新政府の最優先事項なのだそうです。
 
「隠匿」「労働の搾取」
 
隠匿と労働の搾取、両方やる人もいます。
 
ドットコムみたいに「隠匿」だけ
悪徳レストラン経営者みたいに「労働の搾取」だけじゃなくて
堂々と隠匿と労働の搾取の両方をやる人もいますね。